#27 離島の暮らし便り 「小さな畑の小さな収穫〜家庭菜園から学んでいること。〜」

7月も早いものでもう半ばが過ぎました。

梅雨も明け、外は蝉の声の大合唱。

日差しもグッと強くなり、すっかり夏の中に居ます。

久しぶりの投稿になってしまいました。

みなさんのお元気ですか？

夏バテなどしていないでしょうか？

世間はオリンピックムードが漂っているようですが、

離島は相変わらずのんびりした空気です。

ただ、夏の日差しを受けて野菜たちの成長は凄まじく、

こちらはぐっと賑やかになってきました。

最初に収穫したのはバジル。

ジェノベーゼソースを作ってパスタとサラダにしました。

収穫(摘心)した時はさっぱりしていたのに、

またグングンと成長してきて、もう2度目の収穫ができそうです。

次に収穫したのはルッコラ。

寒冷紗を押すくらい背丈が伸びました。

贅沢にガレットにそのままのせて。

種蒔きが遅く、成長を心配していたミニトマトも、

少しずつ実がなってきました。

黄色の小さな可愛い花が咲き、そして落ち、今は青い小さな実がちらほら。

先頭をきって大きく膨らみ始めているものが1つ。

これから赤くなるのが楽しみです。

手間隙をかけた小さな小さな種が、何倍もの大きさに成長して野菜となる。

感謝していただいく。

そこには夏の日差しのような弾ける喜びはないけれど、

ぐっと身に染みる深い感動があります。

今まで当たり前にスーパーで買ったり、

お店で食べていた食材には、

どれほどのストーリーがあったのでしょうか。

そんなことを考えます。

経験は、今まで以上の“感謝“を生み出すのですね。

ひと足先に、夏休みの自由研究を終えた気持ちです。

(まあ、まだミニトマトの収穫が残っているんですけどね笑。)

とりあえず、一息ということで。

慣れない暑さは身体にこたえますから、充分に気をつけて。

令和三年七月十九日

毎日アイスが止まらない

たけのこめばるより