創作に疲れちゃったとき観てほしい映画

私の個人的 邦題どうしてこうなったランキング 第１位。

「僕らのミライへ逆回転」

2008年 ‧ コメディ/ドラマ ‧ 1時間 42分　

監督：ミシェル・ゴンドリー　主演：ジャック・ブラック、モス・デフ

あらすじ

レンタルビデオ店で働くマイク（モス・デフ）はある日店主に店番を任されて はりきっているところに友人のジェリー（ジャック・ブラック）がやってくる。

ジェリーは自分のトレーラーハウス近くの発電所に恨みがあって マイクに発電所を襲撃しようと誘ってくるがマイクは相手にしない。

ジェリーは１人で襲撃するが感電し磁気を帯びて磁気人間に変貌を遂げたジェリーがマイクのビデオ店に現れ 磁気によりビデオを全てダメにしてしまう。

そこに現れる客！焦るマイク！マイクは後で届けに行くとごまかしてしまい 何と自分たちで映画を作ろうとリメイクし始める…

原題は こちら。「BE KIND REWIND」。

意味はレンタルビデオ店でビデオに表記されている「巻き戻してご返却ください」。昔は磁気テープだったので映画が終わると反対側にテープが巻かれてしまうため マナーとして最初に巻き戻してから返却していたのです。作品中ではレンタルビデオ店の店名にもなっています。

「BE KIND REWIND」は英語圏の人々にはお馴染みのフレーズでしょうから レンタルビデオ店の話だと ニュアンスが伝わる。

日本では馴染みがないので原題のままだと 内容がよく分からないタイトルになってしまうけども…でもなんか もうちょっと！

タイトルの出し方格好いいんですよ！壁一面にストリートアートでめっちゃ格好良く描かれているのです！原題知らないとただ壁に文字描いてる人になっちゃいます。

基本はコメディなんですが、最後は感動します！

磁気人間ってB級の匂いプンプンですが 一所懸命「ゴーストバスターズ」を再現しようと奮闘、手作りでつたなくとも どうにかしようともがきながら でも楽しそうに作っているのです。

詳細はネタバレになるので省きますが 最後は町一丸となって一本のオリジナル映画を作ります。やっぱり手作りで みんなで工夫しながら 前向きな理由ではなく終わりに向かって なのですが その姿は

「つくることは楽しい」

まるで子どものころのように一心に何かをつくっていた時の気持ちを思い出させてくれます。

自分たちの映画を本当に愛しそうに見つめる町の人たち。

邦題とのギャップ萌えに もだえること請け合いです。

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