イタリアで食べる日本食
こんにちは、タケディーナです。
皆さんお元気ですか?
今や世界中で人気の日本食ですよね。
生の魚を食べるのが苦手、という人はもちろんいますが
イタリアでも日本食は人気です。Cucina giapponese!
日本食についてはいくつか話題があるのですが
今回はイタリアで出会った日本食、”寿司” に関するお話を中心に取り上げたいと思います。
日本食のイメージ
世界共通かもしれませんが
日本食=お寿司
のイメージがやはり強いと思います。
日本食レストランにいくと必ずお寿司があります。
お寿司大好きタケディーナにとってはありがたいことです。
お寿司の次に有名なのは、おそらくラーメンだと思います。
「ラーメン屋」さんは、ラーメンをメインにやっているお店が多い気がします。(これはタケディーナの個人的感覚ですが、ラーメン屋さんでお寿司を食べない感じでしょうか)
ちなみに、タケディーナはラーメンも好きです。
(日本食全般好きです)
日本食は人気、でもちょっと高い
イタリアでも日本食は人気ですが、日本食レストランは値段の高いレストランの部類です。
(イタリアには、レストランのランクがいくつかあるので、一概には言えませんが、値段の高い部類の方です)
特に日本人シェフのいるレストランは人気で値段も高いです。
あとは、ALL YOU CAN EAT!という、食べ放題システムの日本食レストランもよくあります。私も行ったことありますが、とにかく物凄い量を食べられます。
見かけも、日本で見るようなお寿司が出てきます。
日本人シェフがやってるような高級レストランじゃなくても値段はちょっと高めです。
お値段の想像としては、お寿司のセット10貫くらいで15ユーロ前後は普通にすると思います。2貫で5,6ユーロとかしたりします。
もうゴディバのチョコレート並みに高いんです。
食べ放題が人気な理由がわかりますね。
もちろん食べ放題でなくても、そこそこリーズナブルで美味しいところはありますよ。
イタリアの中では、よく日本食レストランを見かけます。
ミラノとかにいくと無数に日本食レストランがあります。
イタリア に来た際には、是非どこかの日本食レストランを試してみてくだい!
寿司のネタについて <其の壱> サーモンがメイン
日本ではマグロがメインですが、イタリアではサーモンがメインです。
とにかくサーモンが出てきます。
オレンジ色に輝いてます。
寿司のネタについて <其の弐> 巻物は「裏巻」きが主流
巻物は、裏巻きが主流。
のり巻ではなく、お米を表にした、カルフォルニアロールみたいな感じです。本当に言葉の通り、裏巻きです。
もちろん、細巻きもちゃんとあります。
カルフォルニアロールみたいなものや、天ぷらを揚げたものを入れたりしてるので、創作料理に近いかもしれません。
日本で食べる巻物(細巻き)のイメージとはちょっと違います。
黒黒した表面よりも、白いお米が見えてた方が、柔らかいイメージになるかもしれませんね。
最初、カルフォルニアロールをみたときは衝撃的でしたが、今や日本でも当たり前のように見かけますね。
寿司のネタについて <其の参> 軍艦巻は予想外の展開に
私の中で、予想外ランキング上位なのが、軍艦巻です。
これは、イメージと違いすぎて、全然気づかなったくらいです。
一般的に呼ばれている「軍艦巻」は海苔で巻かず、海苔の代わりに食材で巻くのです。
これはこれれで、贅沢巻きだな〜と思っています。
こんなメニューのお店もあります↓
ちなみに、日本で見るような軍艦巻きもありますが、イタリアでは軍艦巻き(GUNKAN) とは呼ばないそうです。
じゃあ何て呼ぶんだろう、、、??という疑問が沸きますが、それは謎のままです。握りの一種かな、と夫は言ってましたが。果たして実際はどうなのでしょうか。
どなたかご存知の方は教えてください。
イタリアで初めてミシュラン星を獲得した日本食レストランに行ってみた!
我が家は庶民なので、普段は高いレストランには行きません。
旅行したときはちょっといいレストランに行きますが、その程度です。
そんな一般市民の私たちですが、結婚のお祝いで、ミシュラン星を獲得したIYO(日本食をベースに料理を提供しているレストラン)の食事をプレゼントしてもらったのです!贅沢!
嬉しいプレゼントでしたが、コロナの影響でお店がしばらく閉まっていて、数ヶ月前に再びオープンし、そのオープン明けに行ってきました。
味はもちろんとっても美味しくて、スタッフの人たちも親切で、店内も洒落で、本当に素敵な時間を過ごせました。
私たちはコース料理を頼みました。
日本の食材を使った料理がたくさん出てきました。
本当に1品ずつが美しく、芸術作品のようでした。
(ちなみに、トップの写真はIYOで食べたお寿司です)
エビの上にベリー味のソースがかかってたりして、見た目も味もお洒落でした。全部で9品と聞いていたのですが、御通しのような前菜・デザート合わせて11品くらい出てきた気がします。
お腹いっぱい幸せいっぱいで帰りました。
(そのころはコロナで3ヶ月程、ほとんど外に出れてなかったので、外で食べる美味しいご飯と素敵な時間はいっそう幸せ時間でした)
イタリアにきて贅沢ディナーしてみたい方は是非お試しください!
タケディーナも再び行ける日を楽しみにしています。
https://iyo.it/taste-experience/
イタリアで食べる日本食の味はいかに?
私個人的には、予想以上に美味しいお寿司が多いです(最初の期待値が低めだったのもありますが)。
そして、思ったより日本食レストランが多いです。
日本の本場のお寿司のような味には敵わないかもしれませんが、普通にお寿司を楽しめます。
イタリア料理も日本で食べるのよりも、本場イタリアで食べた方が美味しい、というのと同じような感じでしょうか。
イタリアに限らず海外では、日本食を日本と同じクオリティを求めていると、場合によっては受け入れるのが難しいかもしれませんので、ある程度別のものと思って楽しむのがいいと思います。
たまに、予想外の品が出てきたりして、ちょっと刺激的だったりもします。
レストランに行って、中華料理と日本料理が混じっているなんていうのは、よくあるアルアル話で、日本ではあまり見かけないアジア融合料理が楽しめます。
今はスーパーでも寿司コーナーがあって売ってたりするくらい、お寿司は一般的になってきました(スーパーで売っているお寿司の見かけと味は保証できません)。
↑この写真は日本人の方が経営しているレストランの一皿。
小ぶりで可愛い店内なんです。そして、日本で食べる味と近い料理が食べられて、気に入っています。他にもたこ焼きや唐揚げなども食べられます。
さて、今回はイタリアで出会った、日本食の話(お寿司編?)でした。
また別の回で他の日本食についても書きたいと思います。
それではまた次回お会いしましょう。
タケディーナ拝
IYOで食べた、CRISPY TAMAGO。温泉卵のような卵にパン粉で揚げた物です。これ、おいしかったのです!
あ〜〜、日本の美しいお寿司も早く食べたい。
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