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パティシエ辻口博啓さんが見せた超一流の振る舞いは、子供の夢を後押しした。

超一流というのは、こんなにも子供の目をキラキラと輝かせるのか!!とあまりにも感心したので、共有しておきたいと思います。

正月は実家のある三重県に帰省したのですが、1/2に近所のアクアイグニスという商業施設に行きました。
このアクアイグニスというのは、2012年に出来たのですが、温泉や宿泊施設に加えて、辻口博啓さんのスイーツやパン、奥田政行さんのイタリアン、賛否両論の笠原将弘の和食などが食べられるということで、東海?関西?のちょっとした観光スポットになっています。

嬉しいことにこの施設、実家から徒歩圏内ということで、帰省のたびに遊びに行くわけですが、1/2にはパティシエの辻口博啓さんが現地に来られて、自ら餅つき&ぜんざいを振る舞って頂くというイベントがありました。

数年前にも一度参加したことがあったのですが、当時は保育園で訳も分らず参加してた長女は、今回は小学生になり、将来の夢は?と聞かれると、「パティシエ!」と答えるようになっている娘となっていました。そんな彼女にとっては、テレビで有名なパティシエとして見ていた辻口さんと会えるというのは、とても嬉しい出来事のようで前日からノートとペンの準備をしていました。

当日は思ったよりも近い距離で、つきたてのお餅をご自身の手で切ってぜんざいを作って頂き、参加者の方に新年の挨拶をしたり、餅を切りながらも写真に応じたりという感じです。

このときに既に感じたのが、ビックリするくらい腰が低い!!
もちろん、お客さんという人たちへの対応ではあるのですが、それにしても全く奢りを感じないというか、嫌味の無い感じの低姿勢、かつ、一人一人丁寧に、身を乗り出して挨拶や御礼の言葉を発していたのが、とても印象的でした。

そして、一通りお餅を切り、こちらもぜんざいをお腹いっぱい食べた後に、長女と妻は辻口さんに近づいて行きました。もちろん、手元には前日に準備したノートとペン。

緊張して自分でサインをして欲しいとは言えなかったようですが、将来の夢がパティシエだという想いも読み取って貰い、サインの中にも「夢がかないますように」という言葉を添えて頂いたり、ステキなココアの実の絵を描いて貰ったりしていました。

このときも写真のように子供の目線まで下げて、話かけながら、とにかく丁寧です。

サインを貰って、私の所に戻って来た時の長女の顔は、これまで見たことないレベルでキラキラしていました。目を輝かせるってこういうことを言うのかぁ~という感じです。

サイン自体は、本人の宝物になったようなので、アップするのは止めておきます。笑

その後も、妻と長女はケーキとお土産を買いに行くというので、お店の外で辻口さんの様子を見ていたのですが、写真を撮りたいというお客さんの列が無くなるまで(正確には列が無くなった後も周りに人がいないことを確認できるまで)、文字通り、老若男女を問わず丁寧に対応をされていました。


「プロフェッショナル」というものを、正月からまざまざと間近で見ることができた気持ちです。

どれだけ偉くなっても、低姿勢で(もちろん、身内に対して仕事上厳しいこともあるとは思いますが)、誰に対してもとにかく丁寧に、真摯な対応。

そして、子供の目をキラキラさせることができる。夢を抱かせることができる仕事であり、振る舞い。


ひるがえって、自分はそんな仕事ができているか?そんな振る舞いができているか?子供が憧れるような仕事や仕事への向き合い方ができているか??と思い返さざるを得ませんでした。「ん~~~全然プロじゃないぁ~~」という仕事、対応をしてしまったことがなきにしもあらず。。。ついつい忙しさのあまり対応を短めに切り上げてしまったり、お客さんではなく冷やかしに近いなというときには軽い対応になってしまったり。。。
もちろん、私と辻口さんではスター性やプロフェッショナルのレベルが全く違うが訳ですが、組織を代表する立場で仕事をする身としては大いに反省です。

というわけで、せっかくの新年なので、気持ちを入れ直してしっかりやっていきます!!
(今回の出来事は長女にとっては、本当のリアル初夢になったようです。辻口さん、ありがとうございましたっ!!)
では、また来週~!!

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安藤健(@takecando)
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