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適応障害と診断されるまで

皆さん、こんにちは。

私は2020年11月13日に人生で初めてメンタルクリニックに行き、適応障害と診断を受け、11月末で正社員としての仕事を辞めました。今現在、仕事はしていません。しかし、支えてくださる多くの方々のおかげもあり、今では以前よりも前向きに生活を送れています。

診断を受けてからちょうど、1週間経った時に書いた記事があるので、それもみていただければ、私の立ち直りの早さや立ち直るまでに行った行動などわかっていただけるかと思います。

今回の記事では、私が適応障害と診断されるまでにどんな予兆があったのか、なぜ適応障害と診断されたのか、自分なりの考えを書いていきたいと思います。

私と同じように悩まれている方、私を反面教師に勇気ある1歩(会社に行くのが辛いから、辞めよう。や、メンタルクリニックに行きたくないけど行ってみよう。など)を踏み出してほしいと思っています。

3年前の群発頭痛

私は3年前、某県某所にあるプロスポーツチームで働いていました。今でこそ改善されたかもしれませんが、当時のチームは正真正銘の「ブラック企業」でした。

朝8:30に出社、帰りは大体22時頃。ちなみに定時は17:30でしたが、定時で帰る人なんて、誰一人いない。酷い時は深夜1時や2時に家に帰り数時間後に出社する。私を含め一緒に働いていた先輩方も当たり前のようにやっていました。

でも、仕方なかったと思います。少数精鋭だったし、自分が選んだ道でしたし、私もまだ若かった。みんな残って仕事して、何より頑張っていたし。全ては、チームや応援してくれるファンの為に。

そうやって、自分に言い聞かせて、仕事をしていました。

ある日の仕事中、左目の奥の方を針で刺されているような激痛が走りました。痛すぎて、仕事に集中できずにいましたが「やらなきゃ」との思いで、痛さを我慢し仕事を続けました。

他の日の夜、寝ているとふと目が覚めました。スマホを見ると深夜1時。また、左目の奥の激痛で起きたのです。そこから1時間、布団の中で態勢を変えてみますが、何もよくなりません。冷や汗が一気にでました。そして1時間後、何事もなかったかのように痛みは消え眠りにつくことができました。

これが、約1ヵ月間続きました。そして今でも、1年に1回、1ヵ月間(私は主に、10月~12月くらいで来ます)続きます。これを群発期と呼ぶそうです。

当時、怖くなった私は仕事の合間に病院へ行きました。診断結果は、群発頭痛。偏頭痛の一種のようです。主に20代~40代の男性に多くみられるそうで、1000人に1人くらいの割合?で症状が起こるそうです。

そして、その原因は、

ストレス

でした。

まあ、当然の結果ですよね。働き方に問題があったのだと思います。辞める直前にも、今だから言えますが、多分、「うつ病」だったと思います。会社に行くなり、理由もわからず涙が出てしまったり、ベッドから起き上がれず仕事に行けなかったり、一日中カーテンも明けず真っ暗な中過ごしていたり。

しかし、その時は会社から「病院には行くな!」と止められ、診断がでていないのでなんとも言えませんが。そんなこともあり、身も心もボロボロになり8ヶ月で退職をしました。

前職での胃腸炎

続いては、前職で営業の仕事をしていた時の話です。会社は歴史ある会社でしたが、私が所属した部署は事業開始から10年くらいの部署でした。その部署は、「売り上げがあがらない」「人がすぐに辞める」と言われていて、会社内では「無くせばいいのに」とまで言われていた部署でした。

そんなことは、何も知らず入社。営業経験もない機械に詳しいわけでもない(営業の仕事とは別に、機械の保守・メンテナンスもやっていました。)私でしたが約1年間、その部署を1人で回しました。超忙しかったし、周りの人間は「あいつは、何のためにあの仕事をやってんだ?」と思っていたそうですが、当の本人はそんな事を考えることもなく、ただただ必死に働いていました。

そんなある日、胃腸炎になりました。またしても原因は、「ストレス」です。仕事量の多さと社内の人間からの圧力(1人対25人では、さすがに勝てませんでしたww)、社内の人間への不信感や全く尊敬できない取締役や先輩。

このころからですね。「ストレスを貯めても、怒っても、無駄。なんの得にもならない。怒るの辞めよう」と思ってしまったのは。一見、いいように見えますが、私の中でのこの思考は「思考停止」だったんだと思います。

胃腸炎になったこともキッカケの1つではありましたが、約1年半年で退職をしました。

そして、適応障害

2020年9月から務めた会社で適応障害と診断されます。元々興味があった分野ではありませんでしたが、「自分の性格を活かして仕事ができそう」なのと「成長意欲を持った社員が多い」という理由、以前から声をかけていただいていたこともあり、以前の営業職から転職をしました。

いざ仕事をしてみると、とても難しかったです。

「仕事の理解ができない。」「以前出来ていたことができない。」

人生で初めて、軽いパニックのようなものに陥りました。

そして、当時お付き合いをしていた彼女に振られた事による大きなショックも重なりました。

「なんでだろう。どうして振られたんだろう。俺の何がいけなかったんだろう」

と自分の事を責めてしまう。転職したばかりの仕事に馴染めない。自分でもわかるくらいに「仕事の質」が落ちていったのです。

ご飯は食べられなくなり、寝れても3~4時間で目が覚めてしまう。仕事の事を考えると動悸や冷や汗、焦りや緊張で寝付けない日が続きました。

そして、会社に行けなくなり、人生で初めてメンタルクリニックに行ったのです。適応障害の主な原因は、強い「ストレス」からくるものとのこと、そのストレスから一定期間離れれば、すぐに良くなるとの事でした。

私の場合は、薬も処方されず再受診も促されなかったので、本当に軽いものだったんだと思います。

私は、ストレスを感じやすい

ここまで振り返ってみてわかるのは、私は過度に「ストレス」を貯めやすいということです。また、ストレスを発散する方法も自分の中で持っていない。または、気付けていない。のだと思いました。

しかし、「正社員」や「会社勤め」などから離れてみるとどうでしょう。今はまだ、次の仕事をスタート出来ていないからかもしれませんが、毎日、本当に楽です。

こうして、皆さんに対してnoteという一つの手段を使って、自分の言葉を好きなように、自分のタイミングで届けられる。リフレッシュも込めて、散歩に行けたりもする。朝も、好きな時間に起きることができる。

多分今は、神様が「ここまで、よくやったよ。お疲れさん!少し休んで、これからのお前の人生、見つめ直してみーや。」って言ってくれてるのかもしれないなぁ。って最近は思えるようになりました!笑

別に「また逃げるのか」とか「これからどーすんだよ」とか「これからも変わらないだろ」って言われても、いいです。

他人と過去は変えられない。けど、自分と未来は変えられる。

そう信じるようにしてます。というか、信じています。だって、自分の人生じゃないですか。誰かが自分の人生を丸っきり変えてくれることなんて、ないんですから。自分が「変わりたい!変わるんだ!」って強い意志や想いがあって行動するから、支えてくれる人が現れたり、手伝ってくれる人がいてくれたり、頼れる人が出てきたりすると思うから。

最後に

いかがだったでしょうか。今回は、私が経験した「適応障害」について、書かせていただきました。私は昔から「自分の意見をはっきり言えない」人間だったこともあり、ストレスを貯めこみやすい性格だったんではないのかな?と振り返って気付かされました。

皆さんはいかがでしょう。自分の意見を率直に言える人達と仕事でもプライベートでも過ごせていますか?私は、仕事ではもちろん、プライベートでも「あんまり乗り気じゃないけど、行くかぁ~」と半ば強制的に飲みに行ったりする事がほとんどでした。

そんな人たちとの付き合い方に疑問を持ちながらも「この環境(飲みに行く友達や遊びに行く友達)が無くなったら俺は、どうなってしまうんだろう」と不安や自分への自信の無さから、今でも付き合っている後輩や友人がいます。

でもそうやって、周りの目を気にしている時点で私は「自分の人生」を生きてはいないのだと思います。そんなことは、わかっているのです。でも、その考え方を変えるキッカケが、見つかりそうな気がするのです。しかも1月から。怪しいビジネスなどでは、ありませんよ。笑

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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