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心の病には多くの種類がある(897)

私たちが眼にする心の病の代表例として、「うつ病」があります。しかし、それ以外にも多くの心の病があるのです。自分自身が身体または精神的に変調をきたしている場合、関係者のことが気になる場合などに、はたしてどのようなタイプの心の病なのかを調べる必要があります。

厚生労働省のWebサイト
『みんなのメンタルヘルス』=>「こころの病気を知る」
( https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/index.html )  には、数多くの心の病について記載があります。どのような心の病が該当するのかのヒントを得て対処する(必要に応じて専門機関に相談する)ことがいいでしょう。具体的にはどのような症状なのかについては、厚生労働省のサイトを見てほしいのですが、ここではそれぞれの特徴を示しておくことにします。

一覧にして示すと、次のようになります。

依存症   アルコール依存症、ギャンブル等依存症など。(保健所に相談)
 依存症対策全国センターのホームページ
   (https://www.ncasa-japan.jp/you-do/treatment/treatment-map/ )
うつ病   身体不調、精神不調など。(主治医に相談)
強迫性障害 分の意志に反して思い悩み、こだわる、など。(専門機関に相談)
摂食障害   食事に関連した異常行動から起きる心身障害。(専門機関に相談)
躁うつ病  うつ病のようだが、うつ状態と躁状態を繰り返す。 (専門機関に相談)    
てんかん  突然意識を失うてんかん発作を繰り返す。 (専門機関に相談)
 てんかん診療全国拠点機関 
       (https://www.ncnp.go.jp/epilepsy_center/index.html) 
統合失調症 幻覚、妄想、意欲低下など。 (専門機関に相談)
認知症    認知機能の低下により日常生活の支障を起こす。 (専門機関に相談)
  認知症施策 (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html )
パーソナリティー障害  大多数の他者と違う反応・行動をする。 (専門機関に相談)
発達障害   行動面・精神面に特異な特徴がある。 (専門機関に相談)
  発達障害の理解のために(https://www.mhlw.go.jp/seisaku/17.html)
  全国の発達障害者支援センター
   (https://www.mhlw.go.jp/seisaku/dl/17a.pdf)
パニック障害 理由もなく身体的な発作を起こす。
  不安や恐怖が長時間続く場合は、不安障害と言う。 (専門機関に相談)
PTSD    心的外傷後ストレス障害と言い、過去の体験が急に思い出されて不安になる。 (保健所や専門機関に相談)

すでに精神科医療機関を受診していれば、その医療機関に相談するのがいいのですが、相談したい専門機関がわかならないこともあるでしょう。その場合には、まずは近くの保健所(保健所管轄区域案内から探すことができる)、市町村の保健センター、精神保健福祉センター(全国精神保健福祉センター一覧)に相談することから始めましょう。

なお、夜間や休日などの緊急時には、夜間休日精神科救急医療機関窓口があります。

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