あなたには書く才能があります。でもまだその文才に気付いていないだけです。
数年前、プロの作家の方に、そう言われた。
俺は驚いた。
だって俺は、エッセイを書くことが好きなだけの、ただのど素人だからだ。
いや違うな。
なんか違うな。
そんなこと言われたことは、一度もない。
ないんかい。
あぁ一度もないよ!
これは俺の、ただの妄想だ。
妄想しすぎて現実かと思ってたけど、誰にも才能があるなんて言われたことなかったわ!ヘコー!
しかし、だがしかしだ。
今から良いこと書くから、ちょっと聞いて欲しい。
俺には書く才能があると思っている!
なぜなら、毎日書いているからな!
「毎日書けば才能が開花するとでも思っているのか?」だって?
なんて残酷な質問をするんだ、アンタは。
あぁ答えてやろう。
思ってない!
どないやねん。
ただね、どんな石ころでも、ずっとずっと、しつこくしつこく、かつ丁寧に、長く長く根気よく、あきらめずに磨き続ければ、きっと光り輝くはずさ!
そう、ダイヤモンドのようにね!
そう思わないかい?
そこの原石のアンタ!
アンタだって書く才能、豊かな文才があるってのに、なんで才能がないなんて自分で決めつけているんだい?
あれ?俺は誰に言うてんのかな?
誰もいてなかったわ。
あの勝手に話を続けるけどね、たまに目に入った記事を読んでみると、自信の無い言葉を見かけるのです。
上手く書けない。
文章の書き方がわからない。
読まれる文章を書きたい。
読みやすい文章を書きたい。
書くコツを知りたい。
でも書けない。
自信がない。
だから困っている。
悩んでいる。
そんな言葉だ。
でも俺は言いたい。
書くコツなんて、知らなくていい!自信などいらぬ!
文章力?文章術?創作力?そんなもん焦らんでも10年書いてたら、何となく身につくわい!
自分で勝手に文才が無いとか才能が無いとか言うんじゃねぇ!お楽しみはこれからだ!あきらめるんじゃねぇ!
俺は何様やねん。
なんで上から目線やねん。
自分でもそう思うよ。
だって俺もド素人なのに。
あぁ俺は何者でもない、誰にも評価されないド素人さ。
でも俺のnoteだから、言わせてもらうぜ!
上手く書きたいのなら、コツを知ろうとするんじゃなくて、目に入った記事を、エッセイを、文章を、ひたすら読めばいいんだ!
読むのはエッセイでも、小説でも古典でも、何でもいい。何でも読む。読みまくるのさ!
書くことはもちろん大事だけど、読んで読んで読みまくれば、ある時フッと、気付く時が来るはずだよ。
あっ、こうやって書けば面白いんだ。続きを読みたくなるんだ。
こう書くのが、読み手にとって読みやすくて、わかりやすくて、楽しいんだ。ってね。
才能開花の瞬間は、誰にでも訪れる。誰にでもね。
そんな俺は、
誰の記事も読まないぜ!
どうなってんねん。
今までの偉そうなアドバイスは何やってん。
ところでなぜ俺が読まないか、教えてやろう!
他人の文章を読むと、気が遠くなるからな!
なんでこんなに上手く書けるんだ!
なんでこんなことを思いつくんだ!
ちくしょう!嫉妬しちゃうぜ!
俺には真似出来ない!
こう書けばいい、こう書きましょうとか、簡単に言うなよ!
俺にはきっと才能がないんだ!
ってね。
だから俺は誰の記事も読まん!
でも書くよ。
変なエッセイを、これからも書くよ。
汚れた石ころがいつまでたっても光り輝かなくても、死ぬまで磨き続ければ、継続できれば、それもまた1つの才能なんじゃないかなって。
そう思うんだ。
ここだけの話ですが、現在タイムマシンを作っているので、その資金に使わせて頂きますね。サポートして頂けたら過去のあなたに大事な何かをお伝えしてくることをお約束します。私はとりあえず私が14歳の時の「ママチャリで崖から田んぼにダイブして顔面めり込み事件」を阻止したいと思います。