おはようございます!
私はあまり怒ることがありません。
心の中で怒ることはありますが、
声に出して怒ることはほとんどありません。
怒っている人をみると憂鬱になるし、
怒ると心が疲れるからです。
ですから、怒る基準が
自分の中でなくなってしまいました。
それはそれで、困ったことです。
*
元外交官の田中均さんが怒っていました。
何を怒っていたかというと、
今回の日米共同声明に対してです。
アメリカによりすぎた声明だ
と怒っているのです。
アメリカは国力が弱まり、
同盟国に安全保障を任せようとしていて、
対中国に関してそれを日本に任せ、
それを日本は受け入れてしまったと見立て、
それは日本を戦場にしかねない
危険な行為だとしていました。
日中関係に関していえば、
日本は外交活動が少なすぎる
と怒っていました。
アメリカは、
中国と外交活動を活発に行いつつ、
安全保障活動も活発にしているのに、
日本は外交活動を疎かにしたままで
安全保障だけを突出させていて
危険であるとしています。
動画を見ていると、
田中均さんが怒気を含み、時には嘆息し、
舌打ちまでしているのではないか
と思われます。
アメリカの歓待ぶりが気持ち悪い
とテレビを見ていて思いましたが、
そこまでのことなのかと、
初めて知りました。
*
こうした、怒る基準を持っている人は
私にとって道しるべです。
医療でいえば、大島伸一先生です。
昔のことになりますが、
介護保険を不正に手にしたコムスン事件で、
大島先生は怒り心頭で、
その時もそこまで怒るべきことなのか
と背筋が伸びました。
今日もよろしくお願いします。
安島
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?