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自分の親世代と同じ生活水準を安易に望まない方がいい

みなさん、こんにちは。
鷹斗です。

少し前だがある女性とご飯に行った。
彼女は30代前半で独身彼氏なし、年収に関しても特に高級取りでもなかった。(年収はおそらくだが)

そして結婚に関する話になった際、彼女は将来的に最低でも子供は2人欲しいと言った。
何故なのか理由を聞くと、特に深い意味は無いが、自分が2人姉妹だったから自分の子供を一人っ子にはさせたく無いという。
もちろん子供を何人つくるかなんて彼女の自由だが、僕はあまりにも考えが浅はかだと思った。

たしかに、僕らの親世代が若い頃は、日本の経済は右肩上がりで世界2位の経済大国だった。
誰もが子供や持ち家を持つことにも大して抵抗はなかっただろう。
だが10年程前にGDPで中国に抜かれ、この国は今後深刻な超少子高齢化社会に突入する。
数十年後には給料から天引きされる社会保険料の負担が今より増え、しかもその頃にはもはや先進国では無くなっているかもしれない。

そんな日本で、前述の彼女のように親世代と同等のものを当たり前のように自分の人生に望むのは、少し短絡的と言えるのではないだろうか。(彼女が例えば医者や外資系金融で働くキャリアウーマンで高級取りであるとかなら話は別だが)

もちろん僕は子供を持つことに反対しているわけでは決して無いし、金持ち以外子育てが出来なくなるとは全く思っていない。

だけど日本という国は将来的に今までのようなポジションでいられる可能性は低い為、容易に親世代と同じものを手に入れられるとは思わない方が良いだろう。

おしまい

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