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「マルチリンガル(バイリンガル)脳」作りに必須!? 「ダイレクトメソッド」

「英語耳」と合わせて、幼児期に「早期英語教育」で身につけておいて欲しかった「マルチリンガル(バイリンガル)脳」について、前回は書かせていただきました。

これまで「早期英語教育」を行なった「結果」を中心に書いてきましたが、「どのようにして「早期英語教育」を行ってきたのか」については、書いていませんでした。

今回から、その「どのようにして」の部分についても触れていきたいと思います。

英語で英語を学ぶ「ダイレクトメソッド」

「マルチリンガル(バイリンガル)脳」作りに最も適した学習法は、「ダイレクトメソッド」だと思っています。

これは、「特定の外国語を、その言語で直接(ダイレクトに)学ぶ学習/教授法です。

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たとえば英語の場合、「chair」を「椅子」と翻訳して教えるのではなく、
「chair」と言いながら椅子(や椅子のイラスト/写真)を見せたり、
「chairとは何か」という事を相手が理解できるまで「英語だけ」で説明していきます。

日本語を介さずに外国語をインプットしていく事で、「頭の中で翻訳しないと外国語がインプットもアウトプットもできない」という状態を作りません。

各言語のボキャブラリーのばらつきについて

娘(5歳)は、「早期英語学習」を開始した当初より「ダイレクトメソッド」採用の教室に通っていたため、基本的には英単語を英語のまま理解しています。
そのため「日本語で何と言うのか、まだ正式には知らない」単語もあります。

たとえば、vet(veterinarian)=animal doctor=動物のお医者さん、と理解してはいますが、「獣医」という単語はまだ知りません。

「veterinarian」を知っていて「獣医」を知らないなんて…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
たまたま読んでいた本や英会話のレッスンで「veterinarian」という単語が出てきたので覚えてしまっただけのこと。

日本語で読んでいる絵本や児童書に「獣医」という単語がまだ出てきていない以上、
この程度の語彙のバラつきは仕方ないことかな、と割り切っています。

今の段階では、意味さえ正確に理解できていれば、必ずしもその単語が「もう片方の言語」と結びついている必要性は無いと思っています

不足している方の単語は、必要に駆られた時に、必ず覚えられます。

「英語」を「日本語」で教える教室で感じたこと

レベルに合ったクラスが、希望する曜日や時間帯に開講されないとわかったため、
自宅付近の英会話教室の見学をスタートした
、と第一回目のnoteに書かせて頂きました。

リサーチを開始して1ヶ月経ち、その間、合間を見つけながら6校以上の異なるクラスを見学させて頂きましたが、なかなか条件が合致するスクールを見つけられていないのが現状です…(2020年2月末現在)。

というのも、まず、なかなかこの「ダイレクトメソッド」を採用しているスクールがないんですね。

「文法は日本語で教えてもらうのが一番!」と推されて体験レッスンを受けてみたりもしましたが…、
個人的には「英語」を「日本語」で学び、重ねて、英単語を丸暗記する…という方法は、「お勉強」感が強くなりすぎて、娘が英語を楽しめなくなりそう…と感じてしまい、本受講には至りませんでした。

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このまま日本の学校に進学していく上で、
テスト対策の一環として、日本語で英語を教わっていくのが適したシーンも出てくるとは思うので、全否定はしません。

でもそれは「早期英語教育」で私が求めているものではないのかな、と思わされたきっかけとなった体験レッスンでした。

次回はダイレクトメソッド」で学び始めるのに適している時期について書いてみたいと思います。




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