捨てる決断、物を減らして感性を磨く #121
昨日、書棚にある本をバッサリと断捨離して、30冊を残してすべてブックオフに売りに行きました。
捨てることは決断力が必要で、物を減らすことによって、今の自分が必要なことに集中できる感性が磨かれていくのを感じます。
昨年から断捨離し、身の回りの計量化、ミニマル化を進めておりますので、今年も更に取り組んでいきたいと思います。
蔵書収集癖という執着心
もともと蔵書収集癖があり、本を読んでは家にたくさん収納してしまう傾向がありました。
知識を得たい、学びたいという想いが強く、家に本があることで、自分は学べている、知識を得ていると暗示をかけていたのだと思います。
その結果、一時は2000冊ほど本が山積みになっていました。
結婚を機に一部手放したものの、結婚後も300冊ほど、書棚に収納しておりました。
双子の誕生で本を手放す
双子が産まれたときに、子どもの安全を考えて、大きな本棚をすべて処分して、手元の本を100冊以内に絞ろうと決意しました。
やましたひでこさんや、こんまりさんの本を読んでは断捨離、片付けを意義づけて、一気に処分することにしました。
それから、3年間、書籍は電子書籍の活用にシフトしていきました。
衝動的に湧き上がり本をまた購入
しかしながら、昨年末ブックオフに寄ることがあり、むくむくと本を読みたいとの想いが湧き上がってきました。
気づいたら、100円だからいいかと、またしても本を買ってしまい、気づいたら手元の本が増えてしまいました。
さらに、この時は勢いが出てしまい、山口周さんの本棚を参考に、本棚でテーマをクロスして学ぼうとの思いから、ニトリで収納ボックスを買ってしまいました。
本当に身軽になれているか?
年末にこの書棚を見ていて、知識を得て自由になるはずが、まだこの本も読めていない、あの本も読まないといけないと、謎の圧迫感を感じるようになり、自分にとってはノイズだなと思うようにかりました。
処理しきれない情報が滞留している感覚を覚えて、これは身軽になるための方向からズレていると考え、バッサリと30冊以内に絞ろうと決意しました。
インプットの量を絞り、読みたい時に集中的にインプットすることが大切だと思うようになり、蔵書という考え方をやめることにしました。
これからの読み方は深く読んで身体化
手元にある本はいま読む本、今年読む本のみに絞り、深く読んで身体化したら処分することにしました。
身体化というキーワードは、年始に読んだBRUTUSの森田真生さんの読書スタイルに刺激を受けてトライしてみようと思います。
紙の書籍で読んだら、マークをつけて書き込み、書き込み箇所を電子書籍でマークして抜き出し、自分なりの意見や思考をまとめていく深い読書をしていきたいと思います。
また、電子書籍で買える本は、紙の本としては手元に持たないようにしたいと思います。
本を大量に処分して感じたのは、捨てるという行為は決断力そのものだということです。
いつか読むかも、思い入れがある、また読み直すかもしれないと思うと、なかなかバッサリと捨てることができません。
しかし、いまの興味関心を大切にして、本当にいま読む本だけを手元に置くためには、自分の内面にある興味関心を言語化して、決断をする必要があります。
この決断力を持たないと、余計な物が溢れてしまうなと思います。
買ったらすぐに読み込み、知見を得たら処分していくことにしたいと思います。
インプットよりもアウトプット比率を高める
昨年からnoteの毎日更新を始めて感じたのは、やはり学びはアウトプットこそ本丸だということです。
アウトプットするからこそインプットは少なくとも深く読み解き、考えることなできます。
そのためにもインプットの時間とアウトプットの時間比率を意識して、アウトプットが多くなるようにバランスしていきたいと思います。
断捨離することにより、本当に自分が必要としていることへの感性が鋭くなり、感覚が磨かれていきます。
余計なものを捨てて、感覚を研ぎ澄まし、必要な情報や興味関心のアンテナに引っかかるように余白を持っておくことが大切です。
大きなものを捨てて行き、スペースを確保して、更に思考を柔軟にしていきたいと思います。
インプットよりとアウトプットが大切、そのためにも断捨離して、身軽にしていきたいと思います。
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