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もっと人に頼ろう。菅総理に学ぶ就活術。#007

人に頼るのではなく自分でやろうという意識も大切ですが、もっと上手に人を頼ることで、自身のキャリアが広がっていくという視点を持つことも大切です。

進路を考える際には、差別化が重要ですので、皆がするような同じ行動をするのではなく、自分の所属する組織のネットワークも最大限フル活用して、人を頼り、行動していくことで、切り拓かれて行きます。

菅元総理の国会議員秘書への就職の話は、今も進路を考える際の大事な示唆を与えてくれます。

菅総理の行動に学びつつ、就職活動における人を頼ることの価値を考えたいと思います。

もっと人に頼ろう

就職活動と聞くと、多くの人はリクナビやマイナビのようなキャリアサービスを思い浮かべるでしょう。これらのサービスは確かに便利ですが、もっと大切な要素があります。それは、「人に頼る」ということです。

就職活動では、情報を得るために人とのつながりを大切にすることが必要です。誰かからの紹介、キャリアセンターのスタッフとの相談、大学と繋がりのある企業との連携などは、就職市場での差別化を図る強力な武器になります。 

インターネットでの情報収集に頼るだけでは、自分にとって最適なチャンスを見逃す可能性があります。

特に大学生にとって、大学のキャリアセンターや就職部は貴重なリソースです。せっかく学費を払っているのですから、使わないのは本当にもったいないです。

大学が持つ企業との繋がりや、大学独自の求人情報を活用することで、自分では見つけられないような機会に出会えるかもしれません。

多くの企業は、知名度が低いために学生に見過ごされがちですが、そうした企業の中にも事業としてとても優良な企業がたくさんあり、大学を介しての採用活動に注力しています。

ある意味では使えるものはなんでも使うという行動力がとても大切になります。この点で、適切に人に頼り、人生を切りひらいていった方の事例として、菅義偉元総理大臣の就職活動はとても示唆的です。

菅義偉元総理の就職活動から学ぶ教訓

菅義偉元総理は、秋田の農家出身で、上京して働きながら、法政大学の2部を卒業しました。働いている時に、政治の道を志します。

しかし、人的な繋がりが何もないため、母校である法政大学のスタッフに相談して、卒業生で国会議員をしている方を紹介して欲しいと頼み込んだそうです。

そして、そこから、国会議員の私設秘書になる機会を得ました。彼のキャリアの分岐点は、人づてのネットワークから切りひらかれていきました。

この時に採用した議員も周りの先輩秘書たちも、この若者が将来総理大臣になるとは誰も想像しなかったと思います。菅元総理の事例から、大学やその他のコミュニティが提供する人間関係のネットワークを積極的に利用することの重要性が見て取れます。

自分の道を切り開く


リクナビやマイナビのようなサービスも有用ですが、皆が使うからといってそれらに頼るだけではなく、自らの足でキャリアセンターや業界のプロフェッショナルに相談に行くことが大切です。自分の将来を真剣に考え、大胆に行動する勇気を持つことが、理想のキャリアを築く第一歩です。

繰り返しになりますが、就職活動においては、インターネットの情報だけに頼るのではなく、人間関係やネットワークを活用することが重要です。大学や他のコミュニティが提供するリソースを最大限に活用し、自分に合った機会を見つけ出すことが肝要です。

菅義偉元総理の例のように、人間関係を通じた機会の探求は、思わぬ成果をもたらすことがあります。


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