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一部課金が必要な列車のまとめ

 列車の編成で、一部分をグレードの高い座席や、指定する座席にすることで運賃とは別に料金を必要する車両と一般車両で運賃のみで利用できる車両を共に連結する列車があります。それをまとめてみます。

JR北海道 快速エアポート

 主に、札幌ー新千歳空港間を結ぶ快速列車で、6両編成のうち1両のみUシートという指定席でグレードの高い車両を連結しています。運賃とは別に、840円必要です。かつては、300円台のこともありましたが、結構いいお値段です。それでも、利用率は高いです。なお、1時間に5本運転されており利便性は高いです。

JR東日本首都圏の普通列車グリーン車

 一部、料金の必要な車両を連結する列車の元祖といえます。いわゆる2階建てグリーン車です。50キロまでとそれ以上という2段階、平日料金と休日料金とあります。東海道線・横須賀総武快速線・宇都宮線・高崎線・湘南新宿ライン・常磐線に導入されています。なお、中央快速線も現在、その準備を行っています。これらは、自由席という扱いなのが特徴的です。Suicaで事前に利用登録をホームの機械で処理して使うのが最もポピュラーです。この方法は、Suicaしか使えず、その他の交通系ICカードでは利用できません。ただ、紙の券でもみどりの窓口などで販売もされています。また、車内での販売額は高くなります。列車を乗り継ぐこともできます。

東急Qシート

 東急大井町線では、急行列車に夕方に運転されます。1両だけデュアルシート車両が連結されていて、指定席の時のみクロスシートに変わります。今後、東横線にも導入予定のようです。

京急ウイングシート

 京急の土休日の快特の一部(日中)に指定席を設定しています。なお、課金を必要としない車両とシートのグレードは同じです。あくまで着席保障の意味合いです。

名鉄快速特急と特急など

 名鉄の中部国際空港アクセス特急ミュースカイ以外では、一部特別車の特急が原則となっています。メインの岐阜ー豊橋を始め、中部国際空港、河和、犬山、など広範囲で活躍しています。なお、特別車を連結しない特急列車や一部特別車を連結した急行も運転されたりしています。特別車のことをミューシートと呼び、その券のことをミューチケットといいますが、300円台でかなり割安です。

JR東海快速みえ

 名古屋ー鳥羽など結ぶ近鉄のライバル列車といえます。これに座席指定車両が連結されています。ただ、運賃のみの車両と車内設備は同じです。あくまで、着席保障の意味合いだけです。

京阪プレミアムシート

 京阪特急の多くに連結されています。また、快速急行の一部にも連結されています。利用率が高いようで、連結両数を増やすとの報道が先日ありました。ただ、この列車は運賃のみで乗れる車両のグレードも比較的高いです。

南海特急サザン

 南海は、一部座席指定と全席指定と両方運転されています。なんばー和歌山方面の特急サザンは一部座席指定で一律、520円です。同じ線路を走り関空アクセスの特急ラピートは全席指定となっています。

南海特急 天空

 南海の案内上は観光列車ということになるのでしょうか。橋本ー極楽橋を結びます。一般の車両も連結しています。なお、同じ線路を走る特急「こうや」、大阪の近くを走る「りんかん」「泉北ライナー」は全席指定です。なお、イレギュラーながら車両の不足に陥ったということで先日「こうや」の一部に全席自由席の特急が走りました。料金は不要でした。

JR西日本 新快速Aシート

 姫路ー野洲・草津などの区間で指定席を連結した列車が朝夕を中心に6往復運転されています。チケットレスで買うと安くなります。2023年に以前の2往復から6往復に増やされました。また、販売方法もかつては車内での販売のみだったものが今では、車内販売はなくなり事前購入のみになりました。

JR四国・西日本 マリンライナー

 岡山ー高松を結ぶ快速列車で終日30分毎に運転されています。高松方先頭車両が2階建てになっていて2階がグリーン車、1階が指定席になっています。チケットレスで買うと指定席なら僅か210円だった気がします。かなり安いのでコスパはいい気がします。


まとめ

 このようにみると、全国各地にかなり多くの列車で一部課金列車があるという事がわかります。また、今後は阪急でも導入予定のようです。


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