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プロレス「にわか」ファン始めませんか?

今の時代、「趣味:プロレス観戦」な高校生はどれくらいいるでしょうか。そう問いかけるのも、私が高校三年生、17才のプロレス「にわか」ファンであるからなのですが、私は決して昔の選手や団体の興亡について、詳しい部類とでは全くありません。ただ好きなものを好きなだけ摂取してきただけです。

中学生のころは、部活動である吹奏楽に夢中であったし、高校に入ってからも学生団体の運営や、勉強で忙しいので、実際に生で見たい。という思いは恥ずかしながら、かなっていません。

それでも、私は読者の皆さんにプロレスの魅力というのを熱く語っていきたいと思います。これを機にプロレスに興味を持ってくれると嬉しいです。

好きなものを人にプレゼンするのは案外難しいもので、その理由というのがはっきりとは思いつかないもんなんですよ。今回は、自分なりの一つのプロレスが面白い理由だととらえて頂いて、実際に試合を見て、面白みを体感していただけると嬉しいです。

自分なりのプロレスの面白さは、元気を与えてくれることです。

単純にJr.級(新日本プロレスだと100kg未満)の選手の華麗な身のこなしや、ヘビー級(新日本プロレスだと100kg以上)の選手のたくましさに酔いしれることもそうなのですが、小柄な選手が大柄な選手に果敢に立ち向かって勝利する姿や、ユニット(ジャニーズという会社の中に、嵐というグループがあるように、プロレス団体にはその中にいくつかのチームがあります)の中でメンバー同士が対立したり、新しいメンバーが加入したり、ほかの団体のユニットが乱入してきたり、、、どこから見始めてももちろん面白いですが、歴代のレスラーとの師弟関係や、そのレスラーの過去の因縁、チャンピオンベルトの歴代王者の変遷等、プロレスは年表としてみても面白いスポーツです。

選手一人一人にあるドラマ、その参加者に会場に来ている人たち全員で慣れるということ、そして何度も立ち上がる勇気、あきらめない心、強いものに恐れないというガッツを与えてくれるスポーツであることが自分のプロレスが好きな理由です。

しかし、これだけでは心もとないと思い、実際に新日本プロレス代表取締社長兼CEOのハロルド・ジョージ・メイさんにプロレスの良さを伺ったところ、

「私が思うプロレスの良さは、自分の中にある『困難に立ち向かう力』『闘う力』を呼び覚ましてくれるところでしょうか。(中略)プロレスの中には、喜びや成長、嫉妬や悔しさなど生々しい『人生』が詰まっていると思います。プロレスは観る人が自分の感情や人生と重ね合わせる『共感のスポーツ』だと思います。」

という返答をいただきました。(メイ社長ありがとうございます)

今現在、新型コロナウイルスの影響で、お客さんを入れた興行というのは難しい現状がどの団体にもあります。しかし、そんな今だからこそ、「プロレス」というスポーツの面白さを体感していただきたく思っています。

それはプロレスが、強さももちろんそうですが、同時に「巧さ」も試合の評価の基準となっていることが、時代がいくら流れても決して色あせない名勝負というものが存在する原因であると思います。

誰もが直面する困難、それを打ち破っていく勇気を、闘っていく強さを、見たことのない映画を見たり、人から勧められた漫画を読むような感覚で、プロレスを通してより多くの人に感じて頂けることを心から願っています。


p.s.  私個人の意見では、選手の入場テーマ曲をyoutubeなどで検索して、自分のお気に入りのテーマの選手の試合を見ることをお勧めします。

私は今回、読みやすさととっつきやすさを重視して、あえて具体的な選手名や試合の内容などを書かないようにしました。ですので、読者の皆様の新旧問わず、プロレス入門に進めたい試合や好きな選手などをコメントとして載せて頂けると嬉しいです。

            プロレスLOVEな人が増えるといいな。


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