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サッカーから派生したスポーツ図鑑①

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『サッカー』という名称のスポーツは一つだけですが、現在サッカーから派生してできたスポーツはいくつもあります。その中で私が体験したり、イベント運営などで関わったことのあるものから紹介していきたいと思います。

ちなみに、ラグビーも元々サッカーと同一スポーツでありますが、サッカーから派生してできた訳ではありませんので、除外します。今回は、サッカーから派生してできたスポーツの中でも最もメジャーなスポーツ『フットサル』をご紹介します。

起源

南米を中心に弾まないボールを使って発展した「サロンボール」と、イギリスから始まってヨーロッパ、オーストラリア、アメリカなどに広まって独自のルールを有しておこなわれてきた「インドアサッカー」

サッカーとの違い

人数

サッカーの11人制に対して5人制です。

メリット

即席でチームを作る時に集めやすいです。

コートサイズ

サッカーの105m×68mに対して、38〜42m×20〜25mと狭いです。(国際試合の規格)

メリット

初心者でもたくさんボールに触れることができます。

ゴールの大きさ

サッカーゴールは2.44m×7.32mですが、フットサルは2m×3mと小さいです。

ボール

サッカーは5号球(直径22㎝)のボールを使用しますが、一方でフットサルは4号球(直径20.5㎝)と少し小さめです。(少年用はサッカーが4号球、フットサルが3号球)また、フットサルのボールはサッカーボールとは異なり、弾まないように作られています。

メリット

バウンドしにくいので、初心者でも比較的簡単にボールを止められます。

交代

サッカーはアウトオブプレーのときは審判の承諾を得て3人までとなっていますが(コロナ禍による過密日程のため、来年夏までは5人まで)、フットサルは交代要員7人までを自由に入れ替え可能です。

交代をいかした戦術

フィールドプレーヤーを4人ずつの2つの「セット」にきっちりと分け、3分とか5分とかいった単位の出場時間でセットをこまめに変えて試合に臨んだり、「パワープレー」と呼ばれる戦術(フィールドプレーヤーであっても自分の背番号が入ったゴレイロ用のシャツを着用すればゴレイロと交代することが可能になっています。)を採用したり、交代のルールを上手く使うやり方もあります。

プレー再開方法

タッチラインを超えたとき、サッカーの場合は「スローイン」といって手を使ってピッチ内にボールを投げます。しかしフットサルは「キックイン」といって、コート内に蹴ってプレーを再開します。また、攻撃側がゴールラインから出した場合は、サッカーは「ゴールキック」でプレーを再開させますが、フットサルは「ゴールクリアランス(ゴールキーパースロー)」といって、投げて再開します。

キックインのルール

ボールをライン上に置いてから4秒以内に蹴らなければなりません。また相手チームも、キックインの際はボールから5m離れる「5mルール」に注意が必要です。

時間

サッカーのプレー時間は45分ハーフですが、フットサルは20分ハーフと短いです(少年の場合、サッカーは15〜20分ハーフ、フットサルは8〜10分ハーフ)。サッカーはタイム時間がありませんが、フットサルは前後半1回ずつ各1分間のタイムアウトが取れます。

また、サッカーはランニングタイムですが、フットサルはプレーイングタイムで時間を測ります。プレーイングタイムとはプレー中でなければ競技時間が進行しないということです。ファウルがあったり、ボールがコートから外に出た場合には審判は時計を止めることになります。

計測方法

サッカーは主審が計測するのに対してフットサルはタイムキーパーが測ります。

ファール

フットサルのファールは、基本的にサッカーに準ずる形ですが、ショルダーチャージやスライディングタックルは禁止事項なので注意が必要です。フットサルの方が、接触プレーに関してルールが厳しめです。

また、フットサルの場合は反則が累計方式です。6つ目の反則からは、第2ペナルティマークからの直接フリーキックになります(累計対象の反則はフリーキックとなったもののみです)。退場になるとサッカーは補充できませんが、フットサルは2分経過すれば交代要員から補充可能です。

メリット

性別や年齢にとらわれず、幅広い人と一緒にプレーできます。

ゴレイロへのバックパス

サッカーではバックパスを受けたとき、足であれば触れられます。しかしフットサルの場合、一度相手が触れるか、ハーフウェイラインを超えてからでないと、ゴレイロがバックパスでボールに触れることは原則禁止(ファール)です。

ゴレイロがボールを持ってもいい時間

サッカーでは、ボールを手にしてから6秒を越えるとファール、フットサルでは、自陣エリアでは、4秒以上ボールを持つとファールになります。

オフサイド

サッカーはずっと相手チームのゴール前にいればオフサイドになりますが、フットサルにはオフサイドが存在していません。

メリット

経験者の中に初心者が混ざっていても、このルールをいかせば、上手くチームの中に入りやすいです。

キックオフ

サッカーでは直接得点することが可能です。しかしフットサルはゴールまでの距離が近いこともあり、直接得点することはできません。

キックオフからの最短ゴール

直接でなければいいので、相手に当てたり、ゴールポストを狙ってシュートする人もいます。

PK

サッカーは5人、フットサルは3人ずつまず行い、その後はサドンデス方式で続きます。

審判

サッカーは主審と副審2人(少年サッカーは主審と補助審判それぞれ1人ずつ)、第4の審判で行われる一方、フットサルは主審と第2審判、第3審判、タイムキーパーで行い、審判による権限もそれぞれで変わります。

ポジションの呼び方

ピヴォ:サッカーのフォワード

アラ:サッカーのミッドフィルダー

フィクソ:サッカーのディフェンダー

ゴレイロ:サッカーのゴールキーパー

魅力

1人でもできる

フットサル特有の文化「個サル」があるため、1人でも楽しめます。個サルとは「個人参加型フットサル」の略です。

屋内でプレイすることが多い。

サッカーと比べると、洗濯がとても楽です。

日焼けの心配がありません。

雨でも濡れることなく楽しめます。

得点がサッカーより多い

盛り上がること間違いなしですね!

フットサルコート

私が利用したりお世話になっている主なフットサルコートがこちらになっております。

皆様も是非ご利用ください。

チーム

サッカーにJリーグがあるように、フットサルにはFリーグがあります。

その中でも私が普段サッカー指導で活動している兵庫県にはこちらのチームがあり、実際に観戦したこともあります。現在は、コロナウイルス感染予防のため無観客試合が続いておりますが、観戦できるようになると是非行ってみてください!

最後に

サッカーとフットサルの違いも、フットサルの魅力も、ほんの一部しか書けませんでしたが、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

また、貴重なお時間まで頂きまして、ありがとうございました。

私は他にもこのような記事も書いております。

▼ 髙見紘司のTwitter
https://twitter.com/takami24946745

▼髙見紘司のInstagram
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