高見かなえ 【自由に生きる方法】

シンママ歴20年、海外在住17年。訪れた国は16か国。自由に生きる価値観を発信。 アメ…

高見かなえ 【自由に生きる方法】

シンママ歴20年、海外在住17年。訪れた国は16か国。自由に生きる価値観を発信。 アメブロ: https://ameblo.jp/kanae-nz/ Instagram: @kanae_takami YouTube: @kanaehappiness9749

最近の記事

自由になるにはメトロポリタンになれ 国に縛られる日本人の不自由性 

前々回の記事 「なぜ日本は変われないのか?→「自分」を失くしてきたから」に 「日本人は世界でもまれに見る『変わらない』国民である」と書いた。 久しぶりに海外から帰って、日本で、いまだにプラスチックのストローやビニール袋を多用していることにもびっくりした。 スーパーやコンビニの買い物袋は有料にはなったが、まだビニール袋のままだ。 その便利さはよくわかる。 私も、内心、ちょっと嬉しかった部分もある。 NZでは、ビニール袋がもうほとんど手に入らない。 軽く、薄くて、透

    • 経済力以外に、女にとって男は必要か? 

      経済力以外に、女にとって男は必要か? 社会学者であり東京大学名誉教授の上野千鶴子は、鈴木涼美との共著「往復書簡 限界から始まる」で、 「既婚女性たちは、経済的依存以外に夫に依存していない。」 「男が男であるために女に依存しているようには、 女の多くは男を必要としていないように思える。」と書く。 「経済力以外に、女にとって男は必要か?」 この質問を、経済的に男を必要としない私は、 私自身に問いかけ続けている。 90%以上は、「私にとって男は必要ない。」かな。

      • なぜ日本は変われないのか?→「自分」を失くしてきたから

        日本人は世界でもまれに見る「変わらない」国民である。 久しぶりに海外から帰ると、お店やレストランで、 40年前と変わらない価格設定に驚き、 まるでタイムスリップしたように感じるほどだ。 近年、やっと少し昇給した会社もあると伝えられるが、 日本の給与水準も30年以上ほぼ変わっていないという。 IT化やキャッシュレス化も 15年以上前から、かなり他国に遅れを取っている。 キャッシュレス化は日本でも近年、かなり進んだが、 まだ現金しか受け付けないお店などがあるので

        • 幸せを選ぶ人と不幸を選ぶ人の違い

          幸せを選ぶ人と不幸を選ぶ人の違い。 それは、自立を選ぶか依存を選ぶかです。 自立するのは、確かにとても厳しいです。 全部自分で責任を負わなくてはならないから。 でも、そうしないと絶対に幸せにはなれないのです。 依存で生きている人は、自分で不幸を選んでいることに気づくべきです。 念のために補足すると、 生まれつきの障害や病気、家族環境、自然災害など、 自分ではどうしようもない種類の不幸はこの場合に含まれません。 ただ、家庭環境に恵まれなかった人が、 大人にな

        自由になるにはメトロポリタンになれ 国に縛られる日本人の不自由性 

          マナーの悪い外国人観光客の共通性

          最初に言っておくと、ほとんどの外国人観光客はマナーを守ろうとしているし、自分が訪れた場所に住む人々の生活に配慮するべきだと思っていると思う。 近年、一部の外国人観光客のマナーの悪さが問題になるまでは、日本に来る外国人観光客は、もともと日本が好きで、日本語を勉強したり、日本の文化を尊敬する人が多かったのだと思う。 しかし、これまでにないほどの日本ブームや円安の影響もあって、大量に外国人観光客が訪れるようになると、特に日本の文化に興味もなく、日本人の生活に配慮できるだけの品性

          マナーの悪い外国人観光客の共通性

          海外移住とアジア人差別

          米国アカデミー賞授賞式での俳優たちの差別的な振る舞いが話題になっています。 海外で暮らしていると、「ああ、よくあること」と思います。 彼らに悪意はなく、多分、無意識なんです。 でも、無意識レベルで人間扱いしていないことがバレてる。 「日本が西洋人の国だったら、原爆は落とされなかった」とはよく言われることです。 その通り。 原爆や水爆実験をどこでやっているか見れば、一目瞭然。 無意識にまで浸透している、西洋人の有色人種への差別は、植民地化政策以前に遡ります。 有

          大谷とか知らなくてごめんなさい。

          私は海外に住んでるので、日本のテレビが見れない。 新聞や雑誌は見ようと思えば見れるけど、今はそこまでしない。 見るのはネットニュースのみである。 今、誰かの結婚が大騒ぎになっているみたいだけど、どうでもいい。 その人のことも知らない。 私はもともとスポーツを全く見ない。 中学の時、部活は帰宅部だった。高校の時は新体操部だったけど。 体育会系が大嫌いなのだ。 その狭い世界観が嫌い。 多分、学校制度そのものが嫌いなんだと思う。 根性とか、連帯責任とか、 上下

          大谷とか知らなくてごめんなさい。

          芦原 妃名子さん追悼 「セクシー田中さん」考察

          漫画家の芦原 妃名子さんがお亡くなりになられたことが 波紋を呼んでいます。 原作のテレビドラマ化にあたり、テレビ局や脚本家との コミュニケーションに齟齬があった、という点については、 私は専門ではないので、ここでの発言は控えます。 ただ、脚本家さん個人に対する 誹謗中傷はすぐにやめるべきです。 芦原 妃名子さんの悲劇的な死により、 自身の被害者意識や 内に秘めた怒りを刺激された方々が 感情的になって 物事を公正に見る能力を失い、 加害者になっていくのを

          芦原 妃名子さん追悼 「セクシー田中さん」考察

          福原愛さんを批判する輩に突きつけたい事実

          日本人の父親のほとんどは、離婚後、きちんと養育費を払わず、 子供の養育に責任を持とうとしない。 平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告によると、養育費を継続的に受け取っている母子家庭の割合は24.3%、全体の約2割にとどまっている。 離婚の際に子供の親権を求める父親のほとんどは、 子供のためを思っているのではなく、 妻に捨てられる惨めな自分を受け入れられずに 子供の存在を理由にごねているだけだ。 父親が子供をダシに母親を困らせ、攻撃するのは 幼稚で自己

          福原愛さんを批判する輩に突きつけたい事実

          能登半島地震の被災者の方々にお見舞い申し上げます。

          能登半島地震の被災者の方々にお見舞い申し上げます。 どうか無事で温かくしていてください。 被災地域に一日も早く平安が訪れますように。 災害が起きた時にいつも痛感するのは、 家族や友人、近所の人とのつながりの大切さ。 助け合い、協力し合うこと。 そして健康の大切さ。 普段から食事に気を付け、体力作りをしておくこと。 いつ何が起きてもおかしくないという 危機感を持って生きること。 そうすれば、毎日を慈しみ、 周りの人を気遣い、 当たり前の日常に

          能登半島地震の被災者の方々にお見舞い申し上げます。

          明けましておめでとうございます🎍✨

          明けましておめでとうございます。 みなさまにとって2024が素晴らしい年になりますように! 私の新年の抱負は【伝授と共有】です! これからもブログとSNSで【自由になる方法】をお伝えしていきます。 私は30代で幼い子供2人をかかえた未亡人となり、 無職シングルマザーとして海外に飛び出しました。 アダルトチルドレンとして依存で生きてきた私が、 様々な勉強や経験を通して、 成長、自立し 今では、信じられないほど 自由に生きられるようになり、

          明けましておめでとうございます🎍✨

          我慢を選ぶのも自分の責任

          海外に出ると、人々の人生に対する姿勢の違いのようなものを感じる。 人生を楽しもうとするのは、当たり前のこと。 嫌なことを我慢しない方がいいのも、当たり前のこと。 欧米では、嫌なことをはっきり「No」と言わないで、 「大丈夫です」と我慢していると、 「嘘つき」だと思われる。 本当の気持ちを言わないのは、自分に対しても相手に対しても、 裏切りなのだ。 もちろん、仕事上で仕方のない場合もあるが、 プライベートでそれをやる

          オバマ元大統領の出身校へ 

          ハワイ、オアフ島では、毎年2月に、オバマ前大統領の母校としても有名な、ハワイの名門私立学校、プナホウ・スクールが開催する学園祭「プナホウカーニバル」が開催される。 テーマパークや遊園地のないハワイでは、地元民が楽しみにしている年に一度の大イベントだ。 特に本格的な移動遊園地と、お祭りのような、さまざまな食べ物のブースが大人気で、ハワイの音楽やダンスのパフォーマンスも楽しむことができる。 私たちは一月末からハワイに滞在していたので、ちょうど2月のプナホウカー

          オバマ元大統領の出身校へ 

           ハワイで不倫する日本人

          語学学校の学生は、短期滞在者と長期滞在者に分けられる。 私の通った午前のクラスには、長期滞在者である古株の4人がいて、いつもうるさくしゃべっている金髪の若者の他に、天然パーマの頭髪と髭が白髪交じりの、日焼けした陽気な50代後半くらいの男性、 日本食レストランのオーナーだという50代前半くらいの小太りの男性、いつも彼の隣にいる背の高い30代後半くらいの元CAの女性がいた。 その4人は顔見知りでクラスに慣れている感じだったが、レストランオーナーと元CAの二人以外は個人的に親

          治安が悪化するハワイ

          ハワイは優しく美しく、大好きな場所だけれど、 特にホノルルのダウンタウンの方は治安が良くないということも、子連れでここに住むのは私たちに適さない、と考えた点の一つだ。 (2020年、コロナ禍直前にまたハワイを訪れた時には、さらに治安が悪化していると感じた。 現地の人々にも余裕がなくなり、昔よりも観光客への愛想が良くない人も増えたようだ。 昔はダウンタウンの方でしか見なかったホームレスや、明らかにドラッグをやっている怪しい人たちをワイキキの高級ホテルの周りでも見るようにな

          ハワイは教育に適した環境?

          語学学校へ何日か通ううちに、クラスにいる学生たちの顔を覚えるようになった。 いつも落ち着きがなく、時に席から立ちあがり、大声で叫ぶように話す金髪の若者は、日本で数年浪人したが大学には入れず、その後自衛隊に入ったがすぐに辞めたのだという。 派手な格好や乱暴な言葉遣いから、ヤンキー上がりのようにも見えるが、時々「お父さんが学費を出してくれている」というような子供っぽい話し方をする。 ここにも金持ちの親にお払い箱にされた日本の若者がいる、と私は思った。 14年前、ニューヨー

          ハワイは教育に適した環境?