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なぜ日本は変われないのか?→「自分」を失くしてきたから



日本人は世界でもまれに見る「変わらない」国民である。


久しぶりに海外から帰ると、お店やレストランで、

40年前と変わらない価格設定に驚き、

まるでタイムスリップしたように感じるほどだ。


近年、やっと少し昇給した会社もあると伝えられるが、

日本の給与水準も30年以上ほぼ変わっていないという。


IT化やキャッシュレス化も

15年以上前から、かなり他国に遅れを取っている。

キャッシュレス化は日本でも近年、かなり進んだが、

まだ現金しか受け付けないお店などがあるので、

現金を持ち歩かなくてはならないところが他国とは違う。


海外では、キャッシュを触る機会が、20年ほど前からほとんどない。

だから、財布も必要ないのだ。




また、日本の外では、会社や学校、銀行、役所などでも、

結構前からほとんどペーパーレスである。


帰国した際、用事があって日本で役所に行ったが、もらう紙の多さ、

記入する用紙の多さ、手続きの煩雑さにうんざりした。

しかも、まるで古代の遺物のような「印鑑」をまだ使っている。

私は印鑑そのものは嫌いじゃないけど、

これだけ顔認証やAIが普及している時代に、

紙にスタンプって、意味ないでしょ、と思う。



長い間、頑なにIT化しなかった、ペーパーレスにしてこなかったことで、

職員や会社員たちは無駄な仕事に時間を費やし、

それゆえに、組織や企業は生産性が損なわれ、競争力を失ってきた。


日本の外で、FAXやコピー機なんてずいぶん前からほとんど使っていない。

使う必要がないから。

意味がないし、時間とお金の無駄でしかない。




なぜ日本社会は変われないのか?


責任を取りたくないから。

面倒くさいから。

出る杭は打たれるから。

嫌われるのが怖いから。

今まで我慢してやってきたことを否定されたように感じて悔しいから。


私はこれが一番大きいと思う。



日本人の劣等感の強さと恨みの感情が、変化と成長を妨げてきたと思う。


戦後、驚異的な成長をしてきたからこそ、

それがハリボテだったこと、たくさんの犠牲を払ってきたこと、

弱さや欠点もあることを受け入れられないのだ。



余裕のない人がどんどん頑固になっていくように。




なぜ余裕がないかというと、「自分」を失ってきたからだと思う。


「自分」を殺して、自分とは別の「正しさ」に従ってきたのに、

いまさら、その「正しさ」が間違っていたなんて、

受け入れる心のキャパがないのだろう。


「正しさ」なんて幻想なのに。



世界には「変化」しかないのに。



海外の人は、仕事のために自分を失くしたりしない。


仕事以外の時間が本当の自分の時間だと知っている。



お金が全てではないと知っているのだ。

お金より大切なものをちゃんと持っているから。





国民からお金を盗むことしか考えられない官僚や政治家は、

お金より大切なものを知らない、

乞食の心で生きてきた、かわいそうな人たちだと思う。


心が満たされたことがないし、

これからも愛を知らないまま死んでいくのだろう。



あの人たちの家族って、

どんな気持ちで生きているのかと想像するだけでぞっとする。


愛の存在しない、乾いた世界。




だから、私たちは、あんな風に貧しく卑しい人間にならないように、

お金より大切なモノをしっかりと心に持たなくてはならない。



人から奪って得をしたって、

心は絶対に満たされないし、

自分を好きになることはできないからね。



これからも、「お金より大切なもの」や

「自由に生きる方法」についてお伝えしていくので、

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次の記事のタイトルは
「自由に生きるにはメトロポリタンになれ」を予定しています。

お読みいただきありがとうございました。


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