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人生80点戦略のススメ

いよいよコロナ過での初の共通テストまであと一週間ですね。。受験生頑張れ。みんな同じってことがどれだけ納得できるか。まあ自分が受験生なら無理ですが。。

80点まではコスパがいい

さて、人生80点取るように過ごすとわりとコスパがいいというお話。成功ってあんまり成功しすぎると嫉妬を買うし人が離れてくし、寄ってくる人がろくでもなくなる。全く成功してないと人は当然寄ってこない。だから80点くらいが一番受け入れられやすくて快適です。勉強って80点取るのに必要な勉強量を1とすると、80点→90点も1、90点→100点→2くらいかかるんですね。単純に80点は基礎さえできればいい。80点から90点は結構難しいところも解けないといけない。90点→100点はカバーする範囲が広くなるのと深くなるので非常に勉強量が基本的に必要になる。

だから80点までは非常にコスパがいいから、80点は取るようにしたほうがいいですよと。勉強が好きなら好きなだけ勉強してもらってかまわないんですけどね。ざっくりいうと所属している組織で80点=上位3割に入っておくとなにかとはかどるという話。

学校のテストって平均点70点とか60点とかですよね。みなさん学校生活思い出してほしいんですけど、ガチの進学校をのぞいて、たいていみんなテスト前でもあんまり勉強してないんですよ。なんで点数が取れないってそりゃ勉強してないからそりゃそうだよって話。まあほかに楽しいこといくらでもありますもんね。だから彼らを引き離すのはカンタン。最低限の頭さえあれば勉強すれば引き離せる。

80点までは正直勉強しているかどうかで、80点→90点は勉強のやり方とか量の話がでてきて、90点→100点はわりと才能もかかわってくる。そんな感じ。「MARCHは誰でも手が届くけど早慶は勉強しても手が届かない」と受験業界ではよく聞きます。個人的に早慶以上目指すならスペックはある程度ないとキツイとやっぱり思います。単純に周りがハイスペックが多いんですよ。

ハイスペックっていうのは比較の話で、早慶以上が上位1割だとしたら、世の中のハイスペックがどこに自然に集まるかっていったらそりゃ上位1割なんですよ。だからすげー勉強してるやつか、もともとスペック高くて遊んでばかりいるのに自分よりいい成績のやつとかが周りになるので結構生きづらいと思います。

MARCHはコスパ最強

受験でいうとMARCHが80点、早慶宮廷が90点、東京一工が100点って感じです。MARCHって基本的に基礎ができれば解けるといわれていて、マーク式でセンター試験にも似てるから、センターの勉強してれば基本的に合格点は取れるんですね。受験勉強で大事なのは全部解ける必要はなくて、合格点が取れればいいってことです。早慶は結構専用の勉強が必要になります。だから旧帝大に合格する人でも早慶は併願で受かる人は結構少ない。ちゃんとした東大受験者は問答無用でセンターで早慶の上位学部とってくんですけどね。合格基準センター得点率93%ですけどーみたいな話。

で90点以上=早慶旧帝以上を目指すとなると、やっぱり高3から受験勉強どれだけ頑張っても基本厳しいんですよ。旧帝ってそのエリアの最上位が集まりますし、最上位の争いはやっぱり熾烈なんですよ。

だから小学校受験、中学校受験とかが必要になって結構お金と努力が必要になるっていうか、基本それやってきた人たちとの戦いになります。小学校受験する人たちの目的はもちろんいい大学にエスカレーターで入れるようにっていうのもあるんですが、「華麗なるご学友」を求めてる人が多い。慶應幼稚舎が顕著ですね。たしかに周りの友人が社会人になったらみんな一流企業は有用ではあると思うので、ハイソな人生目指す方は慶應幼稚舎のE組かI組目指してどうぞ。

ちなみに慶應幼稚舎がKEIOの4組あって、基本K組は経営者の子供、親族皆代々慶應ですみたいな方々で、O組は基本医者の子供なので入れません。まあEとIも当然ハイスペックで、「みんな住所が港区とかなのに自分千葉で肩身が狭いですー(千葉の大豪邸)」みたいな世界。あと小学校受験って勉強してないじゃないですか。だから基本宝くじと言われてますが、対策として「いかに指示通りに動けるか」みたいな対策するので幼稚園生にそんな対策詰め込むのもなあと個人的には思います。なお国立はほんとに宝くじ。すべてを持っている人でも運がないと入れません。

あともう一点特に東京とかに住んでる人は周りが私立小学校、中学校とかが多いので必然的に私立に行かないとわりと民度が公立は相対的に低くなるところがあるんですね。これは受験しないといけない。東京はお金がかかる。ちなみに親族みんな慶應の人と結婚して、子供絶対慶應に入れないといけないとか、小学校受験させたくないとしないと「あらあらお金は出してあげるからいい小学校に入れなさい。子供の教育なってないわね」みたいな親族のプレッシャーにさらされてる世界もあります。みんな大変。

個人的には子供は基本的には親のスペックを引継ぐと思っていて、親が勉強できるなら子供も勉強できるし、親が部活で活躍してたら、子供もそっちに向いてるって感じ。だから親の実績+αくらいだったら子供もそんなに無理しなくて狙えるけど、親が学生時代に全く勉強してませんでした、で子供にめっちゃ高学歴狙わせるってやっぱり無理があって子供疲弊すると思う。基本自分の学生時代にそう言われたらどう思うかで考えるのがよいかと。

あと単純にやったことないと育て方がわからないんですよね。自分が早稲田なら早稲田までのプロセスはわかるから基本はそれ踏襲すればOKであとは時代に合わせて調整って感じでいけると。

MARCHコスパ最強説ってよく言われますが、勉強量に対してリターンが大きいのは事実。国立大って理系は設備がやっぱり違うので国立がいいと思いますが、文系ならMARCHがコスパがいい。やっぱり国立ってニガテあるときついし、5教科7科目勉強するってえぐいんですよ。対して私大文系ってだいたい英語と国語と地歴みたいな受け方で、古典と地歴は受験前に覚えると伸びますし、現代文はわりと得点安定しないし、実質英語勉強してりゃ受かるみたいな世界なんですね。

あと早慶以上は上記の小学校、中学校受験の話ありましたが、上位校って受験勉強スタート時の基礎の仕上がり方が全然違うんですよ。よく就活でもMARCHの大学だけど高校は偏差値高い高校の場合は地頭で採用するとかってあるんですが、トップの高校にいた子って勉強してないだけで、高1からセンター7割は模試で取れてました。息をしてたらMARCHでしたみたいな子がいるんですね。

大学生活も国立大ってまあひどいところにあるんですよ。以前旧帝大の人に話聞いたとき「何もないから勉強するにはいい環境」って言ってました。まぁ好みの問題といえばそう。例えば埼玉大とか北浦和駅ってなにもない駅のチャリで15分で周りにファミリーブックしかありませんみたいな環境と、立教、学習院、青学で渋谷池袋新宿で基本過ごしますでどっちが大学生活楽しいかって話。

さらに、MARCHの利点はなんといっても学歴フィルターで、外資系コンサルなど超トップ企業で東京一工早慶からしか基本取りません見たいなところ除いて、たいていの大企業大学名で足切りには合わないんですね。もちろんMARCHで大企業行けるのって割合少ないんですが、MARCHで就活頑張った方がコスパはいいと思います。早慶だからって大企業いけるわけじゃない。

ちなみに受験勉強って働くよりつらいことだと僕は思っていて詳しくはこちらの記事で書いてます。


志願者数じゃなくてガチ勢の数が大事

ちなみに受験動向で一番気にしないといけないのって「志望してない滑り止めで受ける人達の動向」で最近MARCH、日東駒専が難関大化してるんですが、これなんでかっていうと、共通テストに変わるから、絶対に浪人したくないってもともとMARCHや日東駒専滑り止めでも受けないような人たちが安パイで受験したり、学校推薦使わないような人たちが推薦枠使いだしたから実質の合格枠がすごい狭き門になったって話なんですね。だからB判定で本来入れるはずだった人たちが滑り止め合格のせいで入れなくなったと。

これって就活も一緒で実質100倍とか何の意味もない数字なんですね。記念受験組がどれだけいようと関係ないんですよ。自分も記念受験組の実力ならなりゆきは落ちるが想定通りですって話ですし、B判定以上が何人いるかが一番大事なんですね。特に自分がB判定の実力で、A判定のやつらが来ると実質枠が減るからえぐいんですよ。

仕事では勉強以外のスキルが意外と重要

なんか勉強ってやったらやっただけいいみたいな風習ありますけど、実際はステ振りをどうするかって話だけで、勉強に全力振りして周りの人間と付き合ってなかったらそりゃコミュ力なんてあるわけないですよねって話。

特に部活はやっぱりやっといたほうがのちのちいいと思っていて、働くって勉強よりは部活に近いと思うんですね。人間関係とかよく言いますが、大きくメリットが3点あると思っていて

特に運動部は基礎体力がつく。

うちの親からも体力は大事だからレギュラーとかどうでもいいから運動部は続けとけって言われてて、社会人になってから思うんですけど、仕事ってやっぱり体力が一番大事。これは社会人やってる人ならみんなそう思うところあるんじゃないかなと。頭とかそこそこでいいんですよ。体力があるやつが強い(笑)。部活やってなかった人とかって風邪ひきやすいとかやっぱりあると感じます。あと体力がないと集中力って落ちやすいからパフォーマンスにも影響します。

怒鳴られ慣れする。

勉強しかやってきてない人ってやっぱり怒鳴られるとか理不尽になれてないんで、そこで仕事嫌になっちゃう人多いと思うんですね。やっぱり社会人になって思うんですが、大人ってまだ分別あるんですよ。子供のほうが人間関係は容赦ない。特にこの辺は1年からレギュラーで活躍してましたって人よりはしてない人のほうが慣れてるんですが、まあ割とガチでやってる部活の先輩って罵声容赦ないんですよ。罵声慣れしているのは社会人としてはやっぱり強いです。

オンオフの切り替えが上手になる。

これは社会人というよりは受験の話ですが、勉強しないとだから部活やめるとかってよく聞きますけど、部活やめたら成績伸びるかっていうとそんなことないケースが多いんですね。単純に勉強時間はあるけどだれるんですね。部活生は伸びるというのは定説で、部活もやりきってるし、次は勉強ってオンオフ切り替えて集中できるんですね。部活生は普段の勉強もテスト前だけ部活がなくなるから集中ってしてるから部活やってない人よりオンオフの切り替えがうまいことが多い。

なので社会人として必要なスキルを考えると、勉強一本でいい大学より、MARCHくらいで部活やってたほうが社会人になってから伸びるケースが多いんですね。

飲み歩くことだって恋愛だって仕事のスキル

大学で飲み歩くことだって恋愛することだって、社会人のスキルとしては重要です。恋愛でモテると社会人で「細かいことに気がついて、気が利く」ってニアリーなところあると思います。詳しくはこちらの記事で書いてます。

人生80点戦略のいいところは、80点くらいとるくらいやっとけば選択肢が増えるんですね。例えば90点目指そうと思えば頑張ればいけるんですよ。これが2年間ずっと50点だとやっぱり厳しい。

社会人でも80点=上位3割は意外と目指しやすいしそこをキープし続けるとはかどる。

社会人でも一緒で、同期のトップを走り続けますってまあある程度才能もいりますし、結構大変な道なんですね。3、4番手といいますか、上位3割くらいをキープするように働くって割といい働き方で、前も後ろもいるので、トップの動向も確認して、あーすればいいのかとか進路の参考にしやすいし、上位3割にいたらそんなに会社で悪い扱い受けないんですね。よく思うんですが、リストラの不安に悩まされるなら、上位3割を切るようなら会社もうつぶれるからさっさと転職準備でいいと思うんですよ。

そしてこれも勉強と同じなんですが、10年もすると大抵仕事頑張ってないんですよ。みんな嫌々こなしてるだけで。で、やっぱり仕事嫌だから最低限で、10年、20年過ごしちゃうとアウトで出世なんて望むべくもないし、転職も難しいし、会社にすがりつくしかないけど、会社もそんな人財欲しくないって感じになるんですね。これ結構大変だと思うんですよ。だから人生80点取るくらいまでは頑張るのがコスパいいなと思います。







部活、上位3割

勉強ってステ振りの問題。勉強すりゃいいってもんじゃない。




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