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はたらくこととは、誰かの人生をちょっとだけよくしてあげること。


こういった記事読まれてる方は主に就活中の方などが
多いのかな?と思い、その方々向けに書きます。


働くことで誰かの人生に影響を与えられる


さて働くこととは何か?と言われたら僕は
誰かの人生をちょっとだけよくしてあげること
だと思います。

…詭弁だ。


と思われた方多いんじゃないでしょうか。だって仕事って超大変で絶対できればやりたくないもので、もう大学を出たらこのあと地獄ってみんな言ってますもんね。社会人の先輩から話聞いても「大学生はラクでいいよな」って言ってきますよね。

 でも何か食べておいしかったって思う、旅行なら、旅行して楽しかったって思う、好きな服が安く買えてうれしいって経験は誰でもあるんじゃないでしょうか。安全に運転してドライブが楽しめる、電話で誰かと話せる、道を歩ける。すべて誰かが働いているから感じられることです。

逆に感じられないならそれは仕事じゃありません。
食事に行ったけどひどい料理で気分を害した、ホテルのサービスが最悪だった、研修にいったら全く役に立たなかった。最悪ですよね。
お金取ってるから詐欺といったほうが近いですね。

 僕らはこうやって「働く」ということを通じて
誰かの人生に影響を与えることができる
んですね。それはちょっとかもしれないし、人生を変えるような大きな影響かもしれません。


働くことは誰かの人生のQOLをあげること


 主に介護で使われる言葉なんですが、QOL(クオリティオブライフ)を上げるって考え方があります。僕はこの考え方がとても好きです。
例えば僕は教育業界で働いていますが、お客さんが成績が一番上がりやすいように考えて教材を作ることはできても、行きたい高校や大学に合格できるかは保証できないんですね。確率は上げられるかもしれないけれども。

 そして行きたい高校や大学に合格できたらすべてが幸せかっていうとそんなこともないんですね。
だから僕らにできることって、どんな結果になろうと「そのサービスを受けてよかった」って思ってもらえるもの、「自分の人生がちょっとよくなった」って思えるものを提供することなんですね。


働かなくてすむなら幸せというわけではない


 働くって嫌なイメージ多いですよね。
でも社会人の方に聞いてみてください。今の生活と大学生の頃がどっちが楽しいかって言ったら0対100で大学生ってことににはならないと思います。
例えば3億円宝くじとして当たったとします。サラリーマンの生涯賃金です。
最高ですよね。もう働く必要はありません。
じゃあリアルで見ていってみましょう。何をしますか?周りの友達はみんな働いてます。
「俺ひまだから平日昼から飲もうよー」って言われたらどうですか?
わりと働かなくて済む生活が幸せかというとそうでもありません


仕事より受験勉強の方がつらい


 僕は正直仕事よりも受験勉強のほうがはるかに辛いと思います。
どちらかというと仕事は勉強よりは部活に近いですね。
ある程度自分がやりたい仕事選べますしね。部活も
「キミはゲートボール部だ」とか強制されたらけっこうきつい気がしますが。大学生活楽しいと思いますが、高校時代の部活もキツかったけど今とは違う充実感ありませんでしたか

 受験勉強がなぜつらいかというと「興味がないことに時間を費やされる」ことにつきます。皆さん受験勉強楽しかったですか?
中学高校と6年間毎週授業して全くしゃべれるようにならない英語。
点差をつけるためだけの外国人も使わないようなものを覚えさせられる英文法。
古典・漢文って使ってますか?教養として必要でも古典の本読んだら10分の1の時間でまともな教養が身に着けられます。
理系はね、まだいいんです。数学も物理も化学も大学で学ぶことに比べたら数Ⅲだろうと超基礎ってレベルに学ぶうえで必要になるので。

さて、でも多くの方って文系ですよね。文系見てみましょう。高校時代皆さん何してました?
部活したりユーチューブみたり、マンガ読んだり、友達とカラオケいったり。そんな感じじゃないですかね?
 大学の学部の候補何がありました? 法学、政治学、経済学、経営学、文学だいたいそんな感じですよね。
人生のどこをどう切り取ったら「そうだ!政治って面白い!政治を俺は学びたい」って思う機会あるんだいって感じがしませんか。興味がない学問を学ぶために、興味がなく将来使いもしない勉強を、1日10時間も拘束される。これこそ地獄と呼ばずなんといいましょう。まぁでも一学年100万人の教育制度正しく測れることをキープしつつ変えるってめちゃむずいんです。

 対して社会人見ていきましょう。例えば企画、販売促進、営業、デジタルマーケティング、ブランディングの知識、仕事術。自分の仕事にあわせてそんな本を読まれている方多いんじゃないでしょうか。学生の頃と比べて
どうでしょう。仕事に直結するものが非常に多いんですね。ダイレクトに自分が学ぶ必要があるものだけ学べるんですね。

 さらに社会人のいいところは、特に営業・マーケ系に限られてしまうかもしれませんが、
「何かを買ってもらう仕事」は「自分が何かを買う経験」すべてが仕事に結びつきます
この商品いいな、とか、このお店のサービス最高!とか思うことありますよね。そういった経験を自社でいうとどう生かせるだろうって考える。これが社会人の勉強です。どうです?どちらが面白そうですか?


仕事が辛いのは受け身だから


 じゃあなんでみんなこんなにも辛そうに、悲しそうに、大変そうに仕事をするんでしょうか。答えはシンプルで「受け身」だからです。
自分が興味ないことを強制的にやらされる。それも夜遅くまで。これも大学までは「受け身」が推奨されるから、いきなりはできなくて当然なんですよね。
じゃあなんで「受け身」になっちゃうんでしょうっていうと、まあ習慣もあるんですが、単純に「仕事に興味がない」からなんですね。自分が興味があれば能動的にできる。能動的にやるから仕事でもなんでも面白いんです。
 

 そしてたちが悪いことにこの「興味がないことをひたすらに辛そうに長時間仕事をする」って実はラクなんですよ。何も考えなくてもできるから。仕事がくる。やる。それだけです。
ラクだからみんな辛そうに仕事してるんです。いやどうしようもなく辛いしやめたいって思ってるんですよ。
 でもそれを選んじゃうんですね。そういうものだと思っている、といってもいいかもしれません。主人さえよければ奴隷は最高に幸せって理論です。誰も自由って求めているようで求めていません。辛い顔して仕事しなきゃいけないなんてルールはありませんし、あなたが辛い顔いくらしても仕事の状況はよくなりません


辛いと思って受け身で働くからうまくいかない


では本当に働くことって辛いことなんでしょうか。
キリスト教では労働って罰って扱いですよね。その影響も大きい気がします。労働ってもう名前があれですよね。
僕は働くことは「本来は楽しいものだけど、みんながつまらないものにしている」と思います。
 働くって一番成長実感と誰かの役に立っているって実感を感じやすいんですね。家でずっとスイッチでゲームしててもあー俺成長してるわーってそれゲームのキャラのレベルだけやって話ですし、だれかの役に立っている自覚持ちづらいですよね。社会人の学びは楽しい。そしてその学びを生かすだけ。辛いものと決めつけ、受け身になり、学ぼうとしない。だからうまくいかない。よけいつらくなる


 「本来人は本能的に成長したいし、誰かの役に立ちたい」と思っているものなんですね。なぜならそれが生き延びれる確率が上がるからです。本来動物は成長して環境に適応していかないと生きていけません。だから成長意欲が高い人って単純に「生き延びたい」って意欲が高いだけなので、わりとフツーってか本能に忠実なだけです。ちっちゃいこどもは親をまねて学ぶの大好きですよね。成長したいって気持ちは人間の本能に植え付けられてるんですね。
 じゃあなんで成長しないでいいって思っている人が一定層実際にはいるかっていうと「極論成長しなくても生きていける環境」だからなんですね。いい社会ですね。成長させたかったら成長しないと死ぬ環境に持っていくのが一番です。


虐待されて育つと子供を虐待しやすい

ただ一つ、悲しい現実として親から小さい時に虐待されて育つと意図せず子供を虐待しやすいということがあるんですね。会社でいうと若手のときに上司や先輩からほんとに虐待かってくらい厳しく扱いを受けると、自分の中で嫌だなって思ってても、その人の中で新人ってこれが当たり前っていう潜在意識がどこかでできてしまうんですね。俺も苦労したんだからお前も苦労しろよと。本人は虐待してる意識ない場合も多いと思います。え、それが普通でしょ?って。これがまぁ理不尽ってあとになってみると一定の効果もあるからタチが悪い。もちろん適切な負荷は必要です。でも適切なら新人でも説明すれば理解できる。説明できない負荷は基本的には逆効果です。そして課長も部長も役員だって上司から受けてきた歴史が繰り返されたるので、全員一致で理不尽に走る。悲しい負の連鎖です。

本来であれば負荷をかけるのは30年も働くんだから2年目からでいい。最低半年はまずは仕事の楽しさを教えるべきなんです。人は興味があれば負荷にも耐えられる。部活と一緒です。

 なのに新人の右も左もわからない状況で負荷を一気にかけるから社会人とのギャップが大きくなっている現実はあります。正直即戦力なんて大企業求める必要ないのに、そんなことやりながら、そんなのやめるのあたりまえじゃん自分がやった行動みてみろよって感じなんですが、若手は根気がないとか、どうしたらやめないのかとか議論してるのが現実です。

だいたい紐解くとウルトラマンのせい

なんでこんなことになってるかっていうと、もうちょっというと戦争の影響なんですが、ウルトラマン世代、ドラクエ世代、ポケモン世代って考え方があります。人は10歳前後で夢中になったものの影響を一生引きずるというものです。課長部長は間違いなく経営層の影響を受けます。そして大抵の企業で経営層ってウルトラマン世代なんですね。ウルトラマンって見たことなくてもなんとなく知ってると思うんですが、あいつ最初からスペシウム光線打ちゃ2秒で終わるのに打たないんですよ。なんかすごいやられそうになって苦戦して、最後にスペシウムで締めるって流れなんですね。最初から打てるからなんやねんその間って感じなんですが、まぁだからテレビとしては盛り上がる設計。

要は結果を出すためには苦労しないといけないって頭がどこかにあるんですよ。日本人的発想といってもいい。本来結果につながるプロセスであれば苦労しようが楽しくやってようが関係ないんですがどこか苦労しないといいものはできないって頭があって苦労を強いるんですよ。

ちなみにいま乗りに乗ってる新進気鋭の企業とかはだいたいドラクエ世代かポケモン世代が引っ張ってます。ドラクエ世代はレベル上げで自己成長に喜びを感じる、ポケモン世代は共創ですね。競争で勝ち抜くじゃない。この世代がメインになったら世の中変わりますが、みなさんはまだいきなりスペシウム光線打ったらダメな世代です。大変です。当時ならワンパンマンは絶対に流行らなかったことでしょう。

仕事は自分が楽しむためでいい


なんのために仕事をするのか。僕は仕事は家族のためにするものって考え方もいまいちあんまりよくないなって思っていて、なぜならそれって
「仕事は辛いもの」って前提だからなんですよね。
「俺は家族のために頑張ってるんだ」ってお父さんから言われたらどうです?
そっか!お父さん頑張ってるんだ!って思います?うざ!ですよね。それって本当に家族のためになってる?

僕は子供に「大人って仕事してて楽しそうでズルい!」って思ってもらえるのが一番なんじゃないかなって思います。
社会に出るのが楽しみになる。ここのマインドセットがこうなると受験勉強も、大学生活もすべてが変わります

家族は家族を持っている責任として衣食住とある程度の教育は確保しないといけないですが、別に家族のために働かなくても自分のために働いて、
結果として家族が養えている」状態なら問題ないのかなって思います。 


価値観は変わっていくもの


 もう一つ理解していただきたいのが、価値観は年代で変わるってことです。おじさんとかあんな小遣い制とかで自由もなくてなにが楽しくて生きてるんだろうって思いません?僕も思ってました。でもいまは充実してます。小学生のとき仮面ライダーとかプーマ最高!ミニ四駆最高に楽しい!って思っててもいまはそうは思わないですよね。これが10年の違いです。40歳のおじさんは20歳近く違いますよね?今あなたの価値観で最悪って思ってることでも40歳になったらわかる価値っていうのもあるんです。小学生からしたら20代が楽しいって思ってることも??何が楽しいの??って感じがするものです。

 就活生がつまずく原因ってほぼここで、要は社会人と接してる機会が少なすぎるんですね。周り見渡してください。教授、大学職員これは社会人でもだいぶ特殊です。あとは親くらいですよね。親は当然赤の他人とあなたへの接し方まったく違います。だから要は社会人が何考えてるか理解できてないんですよ。だから意味不明な気遣いしながらやらかしたりするわけです。就活の必勝法は社会人と多く接すること、ここにつきます。人事はハンコを押したようなエントリーシート1000枚も見てて大変って視点で考えられるようになればほぼエントリーシートも面接も通ります。だからOB訪問オススメです。

差別化はただの母数把握

差別化ってそんな大した話じゃなくてただの母数把握です。サークルやバイトやってない人なんてほぼいないですよね?だからそこを起点にすると当たり前に差別化しづらい。全国出てるとかどーでもいいんです。ホームラン連発してて仕事できないやつなんていくらでもいる。OB訪問って周り見たらわかると思うんですがびっくりするほどやってる人少ないんですよ。OB名簿から電話かけるだけなのに。逆にだから差別化になるんですよ。志望理由なんてOB訪問でOBが言ってて共感したこと書けば大抵OB訪問で感じたことですがって枕詞つけときゃ差別化できるわけです。

説明会に出ないと落とされるとか正直どうでもよくて、説明会なんて大抵の志望者出るんだから、説明会に出て行きたくなりましたなんてなんの差別化にもならないことがわかると思います。

自分は実績なんて何もないって方、インターンオススメです。ないならいまから作ればいい。スペックもないのに動きもしないのになぜか大企業から内定から来るようなら人事見る目なさすぎって話。

大企業に入ればいいってものでもない

 逆に行動できないのに周りがうらやむような企業に入るのはオススメしません。周りがうらやむってことは内定者の中でスペック差が絶対あります。もっと難関企業落ちの高スペックがゴロゴロいます。まぁ行動してりゃ埋まるんですが逆に行動できないと埋まらないから苦労するだけだと思います。社会人になったら当たり前ですが基本同じ企業です。俺こんな誰もが羨む企業に入ったなんていう相手ほぼいません。そして新人は実績がないから新人同士をスペックで露骨に比較します。正直10年目の戦力を100としたら新人なんて5か3か2くらいの誤差なんですが俺は6だぜ!あいつ7なんだパネー!って小競り合いしてるのが新人です。

大抵の高スペックはだいたい抜かせる

じゃあこの高スペック集団が伸びるかっていうとそうでもないんですね。ただ高スペックなだけで努力できないやつもいれば、ずっと認められてきたから当たりに弱すぎるやつ、ただ成長段階が早かったやつもいれば、受験勉強で疲弊しすぎてて頑張れないやつとさまざまです。そしてこれら高スペックお察し集団がたいていイキってるわけですね。就活生相手にすれば高スペックだ!すげー!って言われますからね。本当にスペックが高くて仕事もできるやつは置いといて、彼らは行動してればいつか抜けます。一度抜けば成長速度違うから抜きされます。元の位置が多少高いだけです。ちなみに課長部長になってくやつは大抵新人のときからできるのもまた事実です。

人事もここを見ていて成長できそうかで判断します。その判断材料がOB訪問やインターンの行動力です。大した話じゃありません。OB訪問で名簿から電話する、インターンに申し込んでみる、これだけです。

俺はこんなに頑張ってるのに就活は理不尽だって言ってる人はよっぽどスペックが見合ってない限りは、大抵頑張る方向性が違うんです。何が求められてるのかわからずに努力したって実りません。まぁでも志望してる時点でそこまで見合わないことはないと思います。高卒でマッキンゼー志望する人はあんまりいません。

志望企業に対して、スペック低い自覚ある人はどこかのインターン受けましょう

ちなみに間に合う人は特にサマーインターンおすすめです。そんなのやってなくても有名企業受かる人はもちろんいます。でもそれってスペック成り行きというか、その大学で一番スペック高い人がそれに見合った企業に行ってるだけで、正直なんでその大学入ったん?って方々です。自分がそうならかまわないですが、そうでない自覚あるなら、早めの動きだしオススメです。

申し込みが3年生の5月とかって一年近く早いんですが、この時期動いてるの外コン、外銀、マスコミ、商社志望の超リアルに意識高い人たちです。もしインターン受かれば彼らと知り合いになれるのはめちゃ自分のレベルが上がります。正直自分の大学の周りと比べたら意識の差は歴然です。これはうちの大学のやつら勝てへんの当たり前やなって感じられます。もともとハイスペックが3年の5月から頑張ってるのに、なんで低スペックが春先から就活始めて勝てると思った?っていうのは正直あります。部活と一緒です。

 僕がサマーインターンで一緒だった人たちはみんな大抵大企業からスタートアップの社長クラスやってます。彼らと知り合いになると一気に楽しくなります。

 ちなみにその話はあんまり大学の友達には言わないほうがいいです。友達なくします。意識が違いすぎて、うざがられるだけです。まったりできる友達も大事です。ただ自分のレベルをあげてくれるコミュニティもあると便利です。ただ意識高すぎて一緒にいると正直疲れます笑笑。

 彼らが何がすごいってスペックももちろんなんですが意識というかやる気なんですね。仕事ができる、つまり成長できるかって結局とどのつまり最低限の頭の良さがベースにあればあとはやる気なんですよ。インターンの実績は手っ取り早い就活の実績で使えますし、たとえ落ちても面接の練習になります。

面接で質問に答えてくれる人はほぼいない

じゃあ何が求めらてるかは社会人に聞くのが手っ取り早いって話。就活は極論証明問題です。質問の意図を理解し、証明を答える、証明の実績をつくる、これだけです。この証明に筋が通ってて納得できればほぼ通ります。だいたいの就活生質問に答えてくれません。これは大企業の2次、3次面接来る人でも大枠です。いや聞きたいのそういう話じゃねーんだよなぁっていうのがだいたいです。着飾る必要はありません。質問には端的に答えましょうは社会人になってからも一緒。俺ちゃんとアピールできたと思うわーってのに落とされてたらだいたいこれです。それを今聞いてるんじゃないって話。

全国大会に出ました!で自己PR終わってたらまともな人事なら、で、全国大会に出たキミはどんな人なのかな?って何事もなかったかのように聞き返します。野球やってもらうならそりゃ地区大会2位より全国でしょうけど、仕事にはあんまり関係しないんですよね。その人をとるべき何の証明にもなってないわけです。全国だー、東大だーとか別に気後れする必要全くありません。

町内会の野球でおじさん取りまとめましたとかそんな話でいいんです。話が筋道だっててロジックさえ通ってれば。ちなみにロジックが破綻してるってフィードバックされたらそれは素直に聞いてください。ロジックが通ってないは社会人で言うと日本語が話せないのと同じです。まぁ最初はできないんですけどね。あとロジックが通ってないと正直何言ってるのかわからないんですよ。機会あったら知らない人のロジック通ってないPR聞いてみてください。たぶんどんな人かわからないと思います。あれです。お店に行って店員さんの説明何言ってるかよくわからなかったら困るじゃないですか。この二つの商品何が違うんですか?って聞いたら、聞いてもいないのにとうとうと商品のアピールしだして結局話なげーし違いわかんねーしって人と、こことここが違いますって端的に答えてくれる店員どっちが印象いいですか?そういう話です。これは訓練でどうとでもなります


仕事が楽しければ人生は楽しい


 働くことが楽しくなれば人生は間違いなく楽しくなります。ワークライフバランスとか言いますが、起きている時間の7割くらいは働いてます。
2,3割がいくら充実してても7割が辛ければ人生は総じて辛い
です。
だから「人生楽しく生きたい」って思っている方は仕事を楽しくするようにしましょう。間違いなくそれが早いです。 仕事が辛いものなら最適戦略は仕事を最低限にする、なんですね。でもそうやっても半分以上は働く時間ですし、最低限にしようとすると成長しないからうまくいかないんですね。誤解のないようにいうと、5時半退社は目指して働きましょう。ただ仕事はアウトプットの場だからその分インプットしましょう。後者を削減するとうまくいかないって話。


社会人一年目は社会人で一番辛い


 ただ、社会人1年目。これは辛いです。どうやっても辛いと思います。やり方がわからないからです。仕事を任せられてる量は少なくても、僕は社会人人生で一番辛いのは新人だと思ってます。

 僕はよくスノーボードで例えるのですが、スノーボード滑れるようになったら楽しいですよね。
スピード出せるようになったら気持ちいいですよね。スノーボード初めてやった日ってどうでした?
滑って転んで、冷たい、寒い、痛い、疲れる「二度とやるか」って思いませんでしたか?
滑れるようになるまでは辛いです。間違いなく。でもそれで諦めるのはもったいない
滑れるようになったらそれまで味わったことのない気持ちよさが待っています。


就活はコスパがいい


 もう一つ、ぜひ就活は全力がオススメです。中学、高校、大学受験と今まで頑張ってきたいったんの終結がどこに就職できるか、です。この半年の頑張りがあと30年影響します。ここを頑張るのは非常にコスパがいいです。就職説明会なんかでなくていいのでいろんなOBに会ってみてください。こわいかもですがOBにご飯奢ってもらって適当に話きいてると説明会どれだけでるより頑張ってるとみなされるし実りがあります。ない志望動機を悩むよりOBから聞いたこと書いときゃオリジナリティでます。ついでに添削してもらっときゃだいたい通るものできます。

OB訪問とかいくと2年目の人とかでも社会人ってこんな違うんだ!自分無理!って思うでしょう。でもそれはその人が特別なわけじゃなくてただ社会人一年やってるって違いだけです。バスケ部一年やってたら、部活ではボコボコにやられてるやつでも球技大会なら無双できますよね。

ちなみにOB訪問でいきってるやついたら大体このパターンで社内から見たらお察しって感じです。球技大会で俺つえーとかってやってたら当たり前じゃん、馬鹿なの?って感じじゃないですか。そんなイキる必要カケラもないとこでイキらずいられないってことは日常が認められてないってことの裏返しです。それでもバスケやったことないなら学ぶことはあると思います。

覚えといてください。社会人2年目になれない人はほぼいません。

イキッてる先輩にはやさしくうわーすごいですね、ぼくにはとてもできませんって言っときましょう。いい気分になっていろいろ教えてくれるしご飯奢ってくれることでしょう。

ちなみにこのイキッてる先輩信仰は新人と2、3年目でもよく起きます。あいつまじ仕事お察しやでって言ってもいや!あの先輩は超すごくて自分が成長してもとてもおいつけません!って新人わりといます。そして2年目になるとだいたいめをさましてくれます笑笑。

安定している企業がいいとは限らない

仕事につくなら安定していてホワイトな企業で。
誰もが考えますよね。安定している、つぶれない、すばらしいことです。
ただやっぱりそれなりにリスクもあるよってことは押さえて
おいてほしいんですね。なんかもうほんとに結局どこにしたらいいんだよ!
って思いそうですが、本当に正解ってないんですね。
これ困りますよね。正解欲しいですよね。

でも大丈夫です。
世の中正解があるほうが少ないんです。
正解があるのは受験勉強くらいです。

例えば恋愛。モテるセオリーでモテましたか?
部活だって同じようにやっているのにうまくいかないことってありませんでしたか。
この間の飲み会行くのが正解でしたか。行かないのが正解でしたか。
最近買った服は買うべきか、買わないべきかどちらが正解でしたか。
あなたなりにいくらでも正解がない世界で判断してきているんです。

成功セオリーって飲み会は行くのが正解!みたいな話なんです。
そんなん時と場合によるやんって思いませんか

ちなみに僕の大学の友達は、飲み会行くか迷ってたら「飲むかどうか、飲みながら考えたらいいんだよ」って詰めてきて、なんだかんだ毎回飲んでましたが、それもまたある意味真理ですがまた別の話。

個性って別にそんなたいした話じゃなくて、すべてがあなたと同じ判断してきた人がいたら運命感じちゃっていいと思います。きっと誰もがあなたと同じ判断はしてきていないはず。なんで自分それ選んだんだっけってひも解いていくだけです。同じエピソードでも全く違うストーリーが語れるはずです。就活ではぜひそこを語ってあげてください。

面接ってアピール大会じゃないんです。就活生のアピールなんてどれも大差ないことくらい人事も知ってます。あなたらしさを聞いて、うちの会社に合うか、この人と働いてみたいって思うかだけなんです。あなただったらひたすらアピールされて共感できますか?

安定している企業って当然のごとく安定志向の人たちが集まります。

17時半には帰ります。残業なんてもってのほかだ。すばらしいですね。
さて、あなたがどっからどうみても改善したほうがいいことを発見した
とします。お客さんのためになるすばらしい企画を思いついたでもいいです。周りの人はどう反応するか。えっ?なんでそんな変える必要あるの?
変えなければ17時半に帰れるのになんで変えるのってなります。
当然ですよね。17時半に帰れることを妨げるなんて害悪でしかないですもんね。

これって動物園に似ています。あまり自然な状況じゃない。餌も与えられるし、身の安全も確保されてます。でも檻の中にいるから実現できている話であってしばらくこの生活してから、野に放たれると野生に戻れません。

仕事ができなくても許される。すばらしいですね。でも人は仕事ができなくても許される環境なら仕事ができるようにはなりません。当たり前ですよね。できなくていいんだから。単純にぬるい仕事なら周りに仕事ができない人が多くて苦労します
だってできなくてもクビになることなんてないんだから、仕事ができるようになる努力なんてするだけ無駄ですよね。それって楽しいですか?

今は安定しているかもしれませんが10年、20年先安定しているか
なんて誰にもわかりません。
さてぬるま湯生活が15年を過ぎました。当然スキルは身についてません。
世の中の流れが変わって、その企業が安定しなくなってきました。
転職しようとしても、同じようなぬるま湯な仕事なんてそう見つかりません。これは安定してると言えますか?
環境は変わります。これはどんな企業にも変えられません。
20年前と今環境どうですか?一緒ですか?

どんな環境になっても対応できるようにしていく
ほうが気持ちとしては安定ってする
んですよね。
だから安定している、って理由だけで選択肢をせばめてしまうのはちょっと
もったいない
。だいたい人は環境に慣れるようにできてます。厳しい環境なら厳しい環境なりのメリットはあります。
出来るだけラクがしたい。誰でもそうですよね。
特に否定するものではありません。
現代の科学はほぼすべてこの人がラクがしたいが
原動力になっています。
ぜひ短期的だけではなく、人生トータルでみてラクになるコースをオススメします。

最後に

社会人。不思議な言葉ですよね。学生だって子供だって社会に属している立派な社会人なはずなのに。

社会ってあなたが考えているより不完全で、あまり正直よくできたものではありませんが、あなたが考えているよりそんなに悪いものでもありません。

だから、どうか社会人になることをあまり怖がらないでください。

これから社会人になる方々が楽しそうに仕事ができたら、きっと世の中は変わります。
ゴールが辛い社会人だからみんな目をそらす。ゴールが楽しそうならみんなきっともっと学生生活も前向きに過ごせます

 これから社会人になられる方へ。社会人になっても学び続けてください。社会人の学びは今までの勉強ってなんだったんだってくらい楽しいものです。そしてその学びでの成長が、あなたの仕事をよりよいものにし、誰かの人生をよりよいものにします。そしてそんな働くということをあなた自身が楽しんでもらえることを祈っています。

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