見出し画像

F**k FRANCE!と思わず叫んでしまう数々。

all photo by @Mieko Akiyama

フランスに住んでるというと”いいな”というお言葉をたまに頂く。
が、もともと学生時代から大きい休みは海外に行ってた私が唯一?!候補にすらあげなかった国がフランスだった。

理由は様々だが言語は英語ではなくフランス語、という時点で候補から外れていた。
それがオットの仕事の関係で予定に無かったフランス移住が決まり軽い気持ちで移住してみてその社会インフラのストレスの多さに愕然とした。

@ポンヌフ


  1. ”古き良きもの”を大切にする文化=超不便。
    エレベーターが無いのは当たり前。だから住んでいるApatoにエレベーターは無い。それがこちらでは普通。うちはまだ3、4Fなので何とか、だが今後 大きくなるBebeにベビーカーを両肩に階段の上り下りが待っていると思うと外に出るのがためらわれる。滑って転んだらそれこそどうしたら、、、だ。

  2. 古き良きもの=壊れる 古きものを良きものとしてそのまま保存する、から水道管とか破裂するのは珍しく無い。天井すら落ちてくる。(事も有る)え??日本ではありえない。フローリングの床からは処どころ釘が出てBebeがはいはいし出したら地獄絵だわ。 

  3. 価格は日本の3倍・そう、だいたい3倍くらい。 安くて質の良いものは無い。ランチは Indian系とかサンドイッチで安くて¥1500~/お店でメインとCafeを頼むと30ユーロ=¥4500- パン屋さんに並ぶケーキでも安くて3ユーロ=¥420~ ちょっと有名どこのケーキは一つ12ユーロ=¥1665  ホールでは無い。1/6cutで、だ。そう、CPが極端に悪いと感じてしまうのだ。

  4. 映画にも何にもLadies Dayなんてない。笑 Franceは基本男女も人も平等。国としての3大原則があるのだがそのうちの一つに”平等性”という事がデカデカと掲げられている。だから”男尊女卑”も基本”は??”って感じだ。然るに日本では普通に存在する映画の”Ladies Day"とかClub での”女性は無料”等 一切ない。ちなみにクレジットカードのポイントなんて全くない。

Ladies dayはなくってよ。笑


5.無責任感ハンパなし。私は極度の近視、乱視でレーシックが角膜薄くて不可だった。だからICLという目の中にコンタクトを埋め込む手術をパリでした。両目で8000ユーロ=約¥1100000 100マン越えだ。 でやる前もOpeについて え??と思う事は有った。そして直後からよく見えない。お願いしていたほどなんて全く見えない。でも医者は言った。”様子を見ましょう。”そのうち見えます”え??レーシックじゃ無いしコンタクト入れたら普通直ぐ見えるだろ?そう思ったが医者が言うので有れば少し待ってみよう。 
で,その後。仕事で日本に戻ったり妊娠したりして月日は過ぎたがやはり全く見えず。それ以上に前より見えなくなっている。
から約1年ぶりに医者に行った。そしたらこの医者はこう言った”レーシック併用するかメガネ掛けないとこれ以上無理ですね”
は???? この医者。そんな事、もしくはその可能性の示唆すら全くしない。大丈夫、大丈夫の連呼。そして”僕の施術は完璧だから僕の非では無い”とのこと。
は?????術前に凡ゆる可能性を伝えるのは医者の役割でしょう。あり得ない。びっくりし過ぎて夫に言ったら(元々夫がここでレーシックをして良かった、との事でここでの施術を決定)夫いわく”日本にもそういう医者はいるよね?””僕の責任では無い。”
は???????
こんな💩みたいな無責任な医者は見た事無いです。なんなの、この国。

6.基本皆様マイペース
ほぼほぼ、人の話を聞いてない?笑 聞いてないと言うか兎に角よく喋る。
男性も女性もこちらがホステスか、という位よく喋る。
いや、これ時給発生していい案件じゃね? と思うくらい自分の意見を伝えたがる。日本文化で大切な ”和を重んじる” なんて考え方は無いので”先んじて自分の意見”をぶつける、自分の思った通り行動する。個人プレーがが大切で失態を犯したとしてもその責任は自分に無い、という飄々とした態度も少なく無い。
約束した時間に3時間遅れて来ても謝罪なんて無いことも。遅れた理由は何にせよ取り急ぎ誤ってその場を丸く収めるなんて考えは無い。

.全ては自己責任の国。
市場で腐ったものが売ってるのは普通。それを確認不足で買っちゃったら自己責任。(勿論持っていけば変えてくれるとは思うが)
スーパーでのレジの打ち間違いも普通。
荷物も本当にキチンと届いたら感謝もの。DHL,UPSすら不在連絡票も入らず勝手に送付先に返品されている。
電車も予告なしに勝手に降りる予定の駅をすっ飛ばされる。え??と思ってるとアナウンスが入る。”デモやってて危ないからすっ飛ばすで〜”
フライトが飛ばなくなる事も電車の時間が狂う事も 本当にしょっちゅう。TGVの遅れなんてざらで時間通りに来る方が驚く。
自転車をApatoに下に鍵かけて置いといても持っていかれるのも自己責任。
ちょっと価格のお安めの治安の良く無い所に住んで、ドアが木で施錠も頑丈じゃないとドア破られてMac Book Air取られるのも自己責任。

上げだしたらまだまだ有るよ。(笑)(⁠ノ゚⁠0゚⁠)⁠ノ⁠~(゚⁠ο゚⁠人⁠)⁠)(゚⁠ο゚⁠人⁠)⁠)

@La saine

しかし良い所も有るのだ。それは多様性が当たり前なので自分が自分らしくいられる所。LGBTQだって、失業者だって難民だって移民だってMinorityである事を恥じる必要も隠す必要もない。”自分は自分、他人は他人” それは日本には無い所。

また政府もすこぶる本気で国民の為に国を運営している。さもなきゃ、すぐ引きずり下される。2世議員、カバン、看板地盤なきゃ政治家になれない、なんてあり得ない。滞任期間が長かっただけで何を国民の為にしたのか分からない故人に税金を15,6億、いや数千万でも投じるなんてフランスではあり得ない。
税金は政府のお金ではなく、国民の”俺たちの”お金なのだ。

は〜〜こんなフランスを私はいつか好きになる事が出来るのだろうか、、、><><




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?