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寅さん、フォーエヴァー 1122に因んで

両親はわたしにとって
“いい夫婦”代表

母から聴く父とのお見合いストーリーが
昔から大好きだった

「結婚するなら寅さんみたいな人
 と、ずっと思っていたんだけれど
 それで、お見合いの日に現れた人が
 寅さんそっくりで…

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 お父さんたら全く恥ずかしがってしまって
 何も話さないのよ
 うつむいて何かしてるなと思ったら
 小さな紙で、小さな鶴を折っていて
 テーブルの上に、「… 」って
 お父さんの声は優しくてあたたかくてね…」

二人が喧嘩しているところを
見たこともなければ
陰でお互いの悪口なども
聴いたことがない

今でも両親はわたしにとって
“いい夫婦”代表


つい先日、パリ日本文化会館で
寅さんシリーズ記念すべき第一作と
五作4K版を鑑賞して来た

館内では
“寅さん”に纏わる貴重な品々が展示され

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映画上映の後は“山田洋次監督”との交流を経て
『Le Japon vu par Yamada Yôji』
の出版を果たされた
著者Claude LELANC 氏の講演会が

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寅さん第一作で、妹のさくらさんが
お見合いに向かうシーンがあり
寅さんが仰け反り見上げたホテルは
“ホテルニューオータニ”
奇しくも両親が披露宴会場として利用した
同じホテル

母が話す通り、寅さんをみると
16年前に他界した父とが重なって見える、       (といいましても、父がフーテンであった
 ということでは無く…むしろ
 めちゃくちゃ堅気の仕事人でした)
が、実は3年前に他界した義父も
笑い顔が似ていたりする
ひと言多いところなどはそっくり
(夫はそのDNAを継承した模様)

わたしのTwitterアカウント名は
“女もつらいよ”


“寅さん”には勝手に親近感を覚えていて
柴又帝釈天を訪ね、街並みを楽しみながら
お団子を頂いたことがある

山田洋次監督の織りなす
“寅さん”ワールドに浸り
パリで至福の数時間

肩を揺らして笑ってしまうシーン多々あり
「フランスの方にはわからない
 独特の味わいがあるから
 ホント私たち日本人で良かったわよね」
とは、入口でご一緒したマダムのお言葉


嗚呼まったくもって
山田洋次監督ブラボー
寅さんフォーエヴァー
なのでございました☺️


因みに本日は娘の誕生日…
子供たちにとって私たち夫婦は
およそ1122では無いけれど
1122になる努力はしなければ
と改めて…🥺


パリ日本文化会館のスゴイ企画✨
「男はつらい よ」全50作品一年間連続上映






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