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バイク&クルマ

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タイヤで走るもの
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2022年3月の記事一覧

#099 ちら見せの美学

スケルトンの「スケル」という語感のせいか、スケルトン=透けているもの、という認識のひとは…

#092 保険ってやつは……

以前、何度かパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(アメリカ・コロラド州)とい…

#097 孤独を受容する

「みんなと同じはイヤ」という基準でバイクを選ぶ人がいる。他人に左右されない俺。多数とは違…

#096 回転はノスタルジック

「頭の回転が速い」なんてよく言うけれど、あれはなにが回っているのだろう。ひとの身体の内部…

#094 袖ケ浦フォレストレースウェイ(から帰る時)のレコードライン

袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県)で開催されるさまざまな走行会に、先導役やインストラ…

#093 東京モーターサイクルショー

本日(3/25)から第49回東京モーターサイクルショーが東京ビッグサイトで始まりました。コロナ…

#089 どうかそのままで

先日、ハスクバーナのニューモデル「ノーデン901」に乗った。ハスクバーナはスウェーデンで誕生し、現在はKTM(オーストリア)の傘下に入っている。 このKTMというのが、なかなかイケイケドンドンなメーカーだ。社是に“Ready to Race”を掲げている通り、いつでもどこでもレース上等って感じ。そのため、いきおいオーナーズマニュアルの内容も激しい。可能な限りリスクを避けようとする一般的なメーカーと異なり、たとえばそこには下記のような文言を見つけることができる。 これは「シ

#085 超信地旋回

超信地旋回って聞いたことあります? 読み方は、ちょうしんちせんかい。文字面だとさっぱり分…

#084 徐々に本気を出すか、最初からか

ちょっと変わった仕事のひとつとして、2輪メーカーが用意する広報車両の慣らし運転をする、と…

#083 責任と品格

5年前に掲載された『ahead』の神尾さんとの対談原稿が、本日発売の最新号になぜか再録されて…

#082 無駄があるから余力が生まれる

もの凄いパフォーマンスを秘めたバイクやクルマがある。バイクならパワーウェイトレシオが1kg…

#081 少しの遊び

内径φ87mmのシリンダーに、φ87mmのピストンは入らない。ぴったり過ぎるからだ。なので、ピス…

#078 ハンドパワー

昨日書いたカラクリ話とはまったく矛盾するのだけど、軽トラに乗っている時に一番安心するのは…

#077 時々可変してほしい

ちょっとしたカラクリというか、パーツのなにかが変形する様は、なんとなく男の子心をくすぐる。F-14にグッとくるのは『トップガン』の影響ではなく、翼が可変する瞬間が魅力的だったからだ。コンコルドがスタイリッシュに見えたのは、その速さではなく、機首を折り曲げて視界を確保する壮大な手間に「へぇー」という驚きがあったからだ。 フィクションの世界で言えば、マクロスはギリ。トランスフォーマーまでいくと加飾が過ぎる。 クルマだとリトラクタブルのヘッドライトが「そうそう、これこれ」って感