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2021大阪国際女子マラソン~日本記録更新の可能性~

いよいよ今月末に迫ってきた2021大阪国際女子マラソン🏟

関東一都三県で、緊急事態宣言が発令され、開催地・大阪でも緊急事態宣言が発令されましたが、大会関係者の方々は、それぞれの立場で、大会の開催に向けて尽力されています。

今回のテーマは、『超えろ チームJAPAN』
大会史上初の男子ペーサーを導入し、日本記録にチャレンジする、節目の40回記念大会になります。

今回、私は、男子ペーサーの招聘業務を担当。
年末から、男子ペーサーの方々と打ち合わせを行ってきましたが、皆さん、非常にモチベーションが高く、しっかり準備して下さっているので、とても心強いです。

今日のnoteでは、『日本記録更新の可能性』を、私なりの視点で纏めてみました。ぜひご一読頂けましたら幸いです。

現在の日本記録は、野口みずき選手が、2005年ベルリンマラソンでマークした2時間19分12秒

今回、出場を予定し、二強と目される
・一山麻緒選手@ワコール⇒2時間20分29秒
・前田穂南選手@天満屋⇒2時間23分48秒

の自己ベスト記録は、上記の通りです。

野口選手の全盛期のレース・トレーニングを間近で見てきた私としては、彼女の記録を破るのは簡単ではないと思っています。

ただ、今の一山選手、前田選手が、万全なコンディションでレースに臨んでこれたら、以下のプラス材料も加味されるので、

・日本の男子トップレベルのペーサーが引くこと
・日本国内のレースで時差などの影響を受けないこと
・進化したシューズメーカーのサポート
・「ペーサー制御バイク」配置(バイクに乗車しているディレクターからペーサーに対し1kmごとに指示を出し、ペースを制御する)

更新の可能性はありそうですね。

個人的には、

・30㎞までいかにして力をつかわず、余力を残しておけるか
・選手⇔ペーサー⇔ペーサー制御バイクの連携
・ベストコンディションでレースに臨めるかどうか

が、日本記録更新に向けて、鍵を握ると考えています。

残り2週間、緊張感いっぱいの日々ですが、大会の成功に向けて、努力していきたいと思います。

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