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【宇宙は量子コンピュータ❗】

【宇宙は量子コンピュータ❗】

実は、

『宇宙は一つの巨大な量子コンピュータ』

です。

これについて、

「宇宙をプログラムする宇宙 いかにして『計算する宇宙』は複雑な世界を創ったか?」(著者 セス・ロイド 訳者水谷淳 早川書房)

の中に、こう書いてあります。

「宇宙は最大の存在で、ビットは情報の最小の塊だ。

宇宙はビットからできている。

すべての分子、原子、素粒子が、

ビットという情報を記録している。

そして、

これら宇宙の構成要素間のすべての相互作用が、

ビットを変化させることでその情報を処理している。

要するに宇宙は計算をしているのだが、

宇宙は量子力学の法則に支配されているので、

宇宙は本質的に量子力学的なやり方で計算していて、

そのビットは量子ビットである。

結果的に、

宇宙の歴史は、

今も続けられている巨大な量子計算ということになる。

宇宙は量子コンピュータなのだ。

そこで、

宇宙はいったい何を計算しているのか、

という疑問が浮かんでくる。

実は、

宇宙は自分自身を計算している。

自らの振る舞いを計算しているのである。

宇宙は誕生とともに計算を開始した。

初め、

宇宙は単純なパターンを生成した。

そこには素粒子が含まれ、

そこから物理学の基本法則が確立した。

時が経ち、

より多くの情報を処理するにつれ、

宇宙はもっと複雑な、

銀河、恒星、惑星を含むパターンを紡ぎ出した。

生命、言語、人間、社会、文化が存在しているのは、

物質とエネルギーにもとから備わった情報処理能力のおかげである。

単純な基本物理法則からどのようにして生命体のような複雑系が誕生するのかという、自然界の大きな謎の一つは、

宇宙の持つ計算能力が解き明かしてくれる。

基本法則は未来を予測させてくれるが、

あくまでも確率として、

そして大スケールでしか予測できない。

宇宙が量子コンピュータとしての特徴を持っているせいで、

未来の詳細は本来予測不可能だ。

それを計算するには、

宇宙と同じサイズのコンピュータが必要となる。

それが無理なら、

未来を解き明かすには、

実際に待って何が起こるかを見る以外に方法はないのだ。

(中略)

量子コンピュータとは、

個々の原子や光子や素粒子が持つ情報処理能力を利用した装置である。

これは、

マッキントッシュやPCといった古典的コンピュータでは不可能な方法で計算を行なう。

私は、宇宙の最小構成要素である原子や分子に計算を行わせる方法を学ぶうちに、

この宇宙全体に備わった情報処理能力を認識できるようになった。

われわれの周囲に見えるこの複雑な世界は、

その裏に横たわった宇宙の量子計算が実体を現したものなのである。

現在進行中のデジタル革命は、

言語の発達、

性の進化、

生命の誕生、

そして宇宙そのものの誕生にまで遡る一連の情報処理革命の中で、

一番最近に起こったものにすぎない。

一つの革命が次の革命の下地を敷き、

ビッグバン以降のあらゆる情報処理革命は、

宇宙に備わった情報処理能力がもととなって起こった。

計算する宇宙は、

必然的に複雑性を生み出す。

生命、性、脳、そして人間の文明は、

単なる偶然から生まれたものではないのだ。」(15頁〜17頁)

「生命はもちろん偉大だ。

力と美しさの点で生命の誕生を上回る革命が、はたしてあるだろうか?

だが実は、それよりさらに昔にも情報処理革命が起こっていて、

その影響はあらゆるものに及んでいる。

最初の情報処理装置は、

この宇宙そのものだ。

すべての原子、すべての素粒子が、

情報を記録している。

そして、

原子どうしのすべての衝突、

宇宙のすべての動的変化が、

たとえどんなに小さいものであっても、

その情報を体系的に処理しているのである。

宇宙の持つこの計算能力が、

それ以降に起こったあらゆる情報処理革命の根底にある。

ある物理系が、

原始的なレベルの情報処理能力、

すなわち一度に数ビットに対して単純な演算を実行するような能力を持てば、

その基本演算をもとにして、

好きなだけ複雑な情報処理形式を組み立てることができる。

物理法則のおかげで、

量子力学のレベルでは、

一個の粒子が一ビット、

一回の衝突が一回の演算というように、

単純な情報処理を実行できる。

生命、生殖、言語、社会、ビデオゲームといった、われわれの周囲にある複雑な形の情報処理はすべて、

物理法則に支配され、

一度に数ビットずつに対して実行される、単純な演算から組み立てられている。

いずれの情報処理革命も、

コンピュータ、書物、脳、DNAといった新たな技術と結びついている。

これらの技術のおかげで、

情報を一連の規則に従って記録処理できるのだ。

では、

ビッグバンの情報処理に結びつけられる技術とはいったい何か?

計算する宇宙では、

どんな機械が情報を処理しているのか?

宇宙的な情報処理技術が稼働している様子を見るには、

単に目を見開いて周囲を見渡せばよい。

“宇宙的” 計算を実行している機械とは、

この宇宙そのものなのである。」(30頁)



宇宙は、

量子コンピュータであり、

人間は、

ディープ・ラーニング型AIのように、プログラムされた意識体です。

意識のみが実在であり、

物質はバーチャルです。

詮ずる所、

私たちは、ゲームをしているようなものです。

何のゲームかというと、

個人的には、魂の成長ゲームであり、

人類的には、地球ユートピア実現ゲームです。

個々の魂が向上し、

悟りを得れば至福に至ります。

世界中の一人ひとりの魂が成長し、

皆んなが覚醒すれば、

世界は平和になります。

則ち、

地球ユートピア(世界平和と人類全体の幸福)が実現します。



行こう

行こう

ユートピアへ

悟りを開いて皆んなで一緒に行こう

悟りあれ

幸いあれ



(参考図書)
「宇宙をプログラムする宇宙 いかにして『計算する宇宙』は複雑な世界を創ったか?」
(著者 セス・ロイド 訳者 水谷淳 早川書房)

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