見出し画像

コンテンツ買い切りからサブスクへ行って、また買い切りの時代へ?

私はゲームをやらないので知らなかったのだが、フォートナイトという超人気ゲームが独自の課金システムを導入した所、AppleのAppストアから配信停止となった。

iOSの場合はアプリをAppストアで配布するしか方法は無く、更にアプリ内課金もAppストア経由でないとできないらしい。

それでフォートナイトを配信しているエピックゲームズが独自の課金システムをアプリ内に導入し、それが規約違反だとして配信停止となったとのこと。

世の中は定額で使い放題のサブスクリプションサービスが全盛だけれども、私自身もたまに、このゲームのように、定額制に含まれない買い切りのサービスを受けたい時がある。

例えば、私はKindleUnlimitedを契約して、本や雑誌を購読しているが、サブスクのサービスに含まれない本はどうしても単品で買い切り購入することとなってしまう。

こんな場合に、今のAppleのシステムはとても不便で、iOSのKindleアプリ内では本が買えないのだ。なので、わざわざアプリではなくてブラウザ経由で本を購入しなければならない。これがとてつもなく面倒で、複雑な手続きを経てようやく購入できる。

本1冊買うことが、とてもスマートとは言えない煩雑さなのである。もし、ジョブズさんが生きていたら、こんなことにはならなかったろうなと思う。

Appleが音楽配信やミュージックストアをやっていて、それに続けてブックストアや映像配信もやっているので、Apple経済圏で顧客を囲い込みたいのはわかる。だが、今の時代は、15年以上前にiTunesStoreを始めた頃とは違って、もっと便利なサービスが乱立してきている。

時代はコンテンツ買い切りにも利便性を求めているのではないかなと思う。

なので、もっとユーザーファーストで、Appleの縛りを緩めてくれないと、お客さんがどんどん離れていってしまうのではないかと。

エピックゲームズがSpotifyや他の企業たちと反Apple連盟を組んだらしいけど、これにAmazonも参加して本を買うことや、音楽を買うことの利便性を上げてくれないかな、と期待をしているところである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?