見出し画像

先生に、「聴かれる」体験を。活動レポート23年7月~10月

こんにちは、すーじー/鈴井孝史です。いつもありがとうございます。
今私は『先生に、「聴かれる」体験を。』と称して、学校の先生向けに、聴かれる体験を提供するサービスを立ち上げようとしています。7月にベータ版を発表して3か月。成果と課題がクリアになってきましたので、中間報告的に、見えてきたことをこの場で共有させていただきます。


告知開始から広報のご支援まで

アイデアを練る段階でも30名以上の方に個別にお話を伺ったりしましたが、モニター募集を始める段階でもたくさんの方に「がんばって」と背中を押していただきました。ここで振り返っておきたいと思います。

まずは募集記事。23年7月10日、モニター募集開始 note公開

〇三原菜央さん Voicyでご紹介 23年7月21日

〇のざたんさん Voicyでご紹介 23年7月22日

〇さだかね志保さん Facebookでご紹介 23年7月15日

その他、私個人のfacebookやnoteの投稿にいいね!やシェアなど本当にありがとうございました。結果、7名の方からモニターへの参加希望をいただきました。

モニター様へのご提供

▼モニターご参加者 7名
 所属:公立小学校・中学校・高校、私立小学校、特別支援学校
 年齢:30代~40代

▼セッション(1on1)実施回数 26回
 基本回数:1名につき4回
 期間:7月25日~9月22日の約2か月

▼サポーター(聴き役)への参加のお申し出 5名
 サポーター(聴き役)を是非やってみたい、とのお申し出あり

ここまでの成果

▼提供価値への満足度を10点で採点いただくと
回答の80%が、9点~10点と回答

▼友人や同僚にすすめたいと思うか?
回答の100%が、10点満点と回答!

▼体験した方の声

・自分の中で言語化できていない部分を手伝ってもらえるように感じた
・なんだか受け止めてもらえた感があって嬉しかった
・あわただしい日常から離れて、ゆったりとした時間に身をゆだねることができる
・自分の感情感じていることに目を向けることができる
・聴かれる経験をすることで、より聴いてみたいと思うようになりました
・ただ聴いてもらう相手がいることによって自分の内側に意識を向けながら語る喜びを感じた

体験した方の声

交流の広がり

【聴き合う組織をつくる】社外人材による「オンライン1on1」サービスを提供するエール株式会社代表の櫻井将さんと対談させていただきました。今後も共同で勉強会を行うなどの連携をお約束しました。

櫻井さんは23年10月13日に『まず、ちゃんと聴く』という本を出されたばかり。これは本当に、多くの人に読んでほしい一冊です。「聴く」と「伝える」の解像度が非常に高いのに、専門的でなく平易な言葉なので、本当に実用的だと思います。私にとっても何度も何度も立ち返る本になりそうです。

一般社団法人21世紀学び研究所の主催、「学びのアップデート」と題するイベントで登壇させただきました。

「リフレクション」や「アンラーン」という観点で、どうして私がこのサービスを始めようとしているのか、どうやって葛藤を乗り越えようとしているのかを率直にお話しました。

都内の私立小学校で外部講師をさせていただきました。
最近知り合ったばかりの小学校の先生と意気投合して、小学4年生の国語の授業で外部講師としてお話させていただきました。
ちょうど「クラスみんなで決めるには?」という単元で、学習する組織にもある、4つの話し方・聞き方について伝え、子どもたちにも体験をしてもらいました。

これからの課題

学校の先生に「聴かれる」体験を提供するという着眼点や、それをNVCや傾聴の経験がある外部人材が、副業的に担うというアイデア。これを形にすることで、現場で奮闘する多くの先生たちに喜んでもらえそうだ、という手ごたえを掴むことができました。

しかし、やれていないことばかりで、もっと加速させたいという思いも強くしています。例えば以下は、そのほんの一部です。

・専門家によるレクチャー動画等の用意
・聴く/聴かれることについて日常で役立つツールや教材の用意
・参加する先生の聴くスキルに対するフィードバックの仕組みづくり
・参加する先生同士の交流の場づくり
・聴き役となる人材との体制づくり

そもそも、いつまで(仮称)を続けているんだ!というのはいつも自分に突っ込みを入れています。(誰かネーミング手伝ってください…👈これ本音です)

引き続きご指導ご鞭撻のほど

いつも応援いただき、また見守っていただき、本当にありがとうございます。自分には関係がないと思っていた新規事業立ち上げを、まさか自分がするなんて思ってもいませんでした。

たくさんの素敵な人たちとの出会いに恵まれ、ここまで来ることができました。しかし、まだ何も始まっていない段階です。これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

何かありましたら以下「お問い合わせフォーム」よりお待ちしております!
お問い合わせはこちら

PROFILE

photo by Hiroko Nakaniwa

すーじー/鈴井孝史(すずいたかふみ)

市民主体のまちづくりを研究して大学院を修了後、有機野菜など安全安心の食品流通のパイオニア企業に就職して20年。本業の傍ら、プロボノとしてNPO活動にも参画。2021年から教育メディアコミュニティ「先生の学校」のライターとしても活動。|学校の先生向けに「聴かれる」体験を提供するサービスを始めます。|11歳と8歳の娘と妻との4人暮らし。静岡市出身、品川区在住。趣味は映画とビールと旅行など。

気に入っていただけたらサポートお願いします! いただいたサポートは、現場で奮闘する先生の取材の活動費や、傾聴や対話に関する研究費、そのほか将来への投資に使わせていただきます!