「熱意」の押し付け
どうもこんにちは。崇(たかし)です。
仕事の同僚などによく「お祭り好き」と言われることがあります。
これは別に神輿を担ぐのが好きという話ではなく、「トラブルがあると燃えるタイプ」という意味合いらしいです。
確かに思い当たる節はあります。
どんな仕事でもそうだと思いますが、仕事をしていると急なトラブルというのは付き物です。
そうした時に、普通は「えーー」と思ってしまうのでしょうが、ぼくの場合はそういう時に限って逆にスイッチが入ってしまう時があります。
そういう時の自分はおそらくかなり勢いに乗っているし、普段にはないテンションになっているような気がします。
また、トラブル続きのプロジェクトなどにおいても、そういう逆境にこそ燃えてしまうところがあります。
平和で何事もない状態は確かに心静かに過ごすことができる一方、どこかで物足りなさを感じてしまう部分もあったりします。
そんな自分ですが、最近はこうした性分を少し見直さないといけないような気がしています。
自分が逆境に燃えて熱量の高い状態になると、どうしても周囲にもその影響を及ぼしてしまうと気づいてしまったからです。
そのような状態になるとぼくは結構深夜や休日でも構わず仕事をしてしまったりしてしまうことがあります。
メンバーにとっては自分が休んでいても上司が怒涛のように深夜や休日に仕事をした痕跡があると、いい気持ちはしないのではないか。
自分が残業や休出を他人に強いることは絶対にしませんが、それでもどこかでプレッシャーを与えてしまうことになるのではないか。
業務時間中も、自分が妙にスピード感を持った回答をしたり矢継ぎ早に指示を出したりすると、ペースを乱されてしまうのではないか。
周囲に比べて一人だけ仕事の熱量の高い人がいる場合に、それはともすると「熱意の押し付け」という形になってしまうのではないか。
そんな風に思うようになったからです。
仕事へのスタンス、望む働き方というのは人それぞれです。
もちろん勤務時間や残すべき成果という決まったベースラインはあります。
しかしそれ以上に仕事にコミットするかどうかは、やはり誰かが強要するべきものではないし、間接的にでも「熱意の押し付け」をするのはよろしくない。
それも一種のパワハラになりかねませんし、そういう一時のテンションの盛り上がりに左右されない運営をするのがマネジメントというものだろうな、と思うようになりました。
そういうわけで、最近は盛り上がりそうな自分をグッと押さえることが増えてきました。
自分自身も年齢を重ねてきましたし、そろそろ働き方も見直しながら長く働けるようにしていかないといけませんね。
今日は以上です。
ありがとうございました。
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