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いかなごに釘付け

神戸以西の春の風物詩と言えばいかなごのくぎ煮。
最近は専ら値段が高騰してしまっており、こんな小さいのに高級魚へと出世してしまいました。
そんないかなごのくぎ煮が、久々に実家から送られてきました。

実家のいかなごは、中学2年か3年くらいの時に、母が近所のプロイカナゴァーに美味しい炊き方を教わってから抜群に美味しくなりました。
それまでのいかなごも好きだったのは好きだったんですが、普通の佃煮感の強い煮方で、柔らかい口当たりだったんです。
それが、件のプロイカナゴァーに教わってからというもの、1匹1匹がしっかり自我を持ち、華々しい存在感で持って光り輝く作品に生まれ変わりました。
以降、いかなごは大好きなおかずです。

と言いつつ、中高時代のお弁当と言えばこれから先夏頃まで毎日いかなごが入っているので、当時は完全に飽きていました。
今思うと、贅沢な子供やでほんまに。

話を戻しまして、届いたいかなごちゃんはこちらです。

ね、美味しそうでしょ。

生姜と山椒の実がこれまたご飯に合うのよね。
よくよく考えたら、魚だし佃煮だしで絶対お酒にも合うんだろうけど、まだいかなごでお酒を飲んだことがない。

今度やってみようかしら。
と思いつつ、やっぱりご飯で食べたくなる。
そんな素晴らしいご飯のお供、いかなごのくぎ煮に今まさに釘付けでございます。

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