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本当に最高の犬

実家には犬がいる。柴犬。メス。4歳。

夏の暑い日に生まれたそうだ。冬生まれの自分にとって、夏生まれは羨ましい。

初めて犬に会った時、初めての人には吠えるから気をつけて、と母親に言われた。なので用心しながら犬に会った。犬は僕を見ていた。なぜか吠えられなかった。全く吠えようとしなかった。頭の良い犬だと思った。撫でようと思い、手を伸ばした。

手を伸ばしたら、ガブリと思い切り噛まれた。そのあと腕を引っ掻かれ、両腕が血だらけになった。

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家に来てすぐ、お漏らしした。犬の布団を干している間、庭で親父と日向ぼっこしたらしい。家族ラインで送られてきた。(ライングループの名前は小林族)うちの親父は大変怖いのだが、そういう優しさもあるんだな、と思った。


あと、今では吠えて伝えることができるが、生まれてすぐの頃は、ウンコしたい時、壁によじ登ろうとするクセがあった。

どうしてか分からないのだが、ウンコしたくなったらいきなり壁際に走っていって、さらに上に行こうとして飛び跳ねるのだ。

僕は初めてそれを見た時、指を指して笑っていた。面白かったのだ。笑いながら見ていたらいきなり急に黙り込み、お尻を地面に付けて、家の中にウンコしようとしだした。

「ウンコ!あかん!そこトイレちゃう!」と母親が飛んできた。その後、母親は犬にトイレの場所を教えていた。犬にトイレの場所を伝えるのはどんな気持ちになるのだろう。動物の飼育は子育てに似ていると聞いたことがあるが、母親もそんな感覚なのだろうか。

ということは、今、母親は、野糞しようとした僕にトイレの場所を教える感覚で、犬にトイレの場所を教えているのだろうか。

複雑な気持ちになった。ちなみにこの数年後、犬はウンコ絡みの問題を起こすので、またそれは別で記事にしたい。

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犬は素晴らしい。

犬は自慢したくなる。

自慢したくなるので、よく自慢するのだが、僕は、実家に帰るたびに犬に忘れられている。

実家に着いた時、顔を合わせると絶対一度吠えられる。だが、オヤツをあげると思い出してくれる。現金な犬だ。現金な犬だが、最高の犬だ。本当に最高の犬なのだ。


犬っていいな。犬って素晴らしい。

犬のことを自慢した過ぎて、たくさんの犬の自慢を書いてしまいましたが、まだまだ語り足りないので、また、犬のことを書こうと思います。

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台風が来るので、犬のことを考えながら明日はゴロゴロしましょう

生きます。