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愛するペットとの未来を想い描こう。PETOKOTO社員合宿を開催しました。
こんにちは。
ペットウェルネスカンパニー「PETOKOTO」代表の大久保です。
弊社は「ペットを家族として愛せる世界へ」をミッションに掲げ、ペットがモノとして扱われてきたペット産業に疑問提起し、デジタルのDXと家族品質のFX(Family Transformation)を通してペットを家族として愛せる世界をつくることを目指しているスタートアップです。
今回、2015年に創業してから3回目となる全社員合宿に行ってきました。
全社員合宿の目的や意義を、レポートを含め、お伝したいと思います。
過去の合宿レポートは下記の記事をご覧ください。
1. 全社員合宿を開催した背景
今回、全社員合宿を開催した理由は大きく2つあります。
1つ目が、「家族であるメンバーの増加」です。
昨年末ごろから、経営陣候補を含め、多様な価値観やバックグラウンドを持つ新メンバーが多く入社しました。
その中で、PETOKOTOのミッションである「ペットを家族として愛せる世界へ」を実現するために、チーム一枚岩となり、最短ルートで成長するため、PETOKOTOの今と未来のビジョンをすり合わせする必要があると感じていました。前々からメンバーからも合宿をしたいと声が上がっていましたが、このタイミングだと思い、ようやく開催することができました。
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2つ目が、「自分ごと化」です。
PETOKOTOは、ペットを家族として現状の産業やモノを再定義し、「ペットの一生によりそうウェルネスブランド」を目指しています。
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現在までに、出逢いのOMUSUBI、学びのMEDIA、食事のFOODSをお届けしてきました。
一生によりそうため、サービスが多角化し、人事、経理財務、CS、セールス、エンジニア、デザイナー、それぞれがそれぞれの役割で成果を出す中、どのようにPETOKOTO FOODSがつくられ、OMUSUBIを運営する中で保護犬猫たちにどんな問題があるのか、全てが見通せなくなってきました。
改めて原点を見つめ直し、自分ごと化して走り出す必要があると感じてきました。
そこで、全社員合宿の目的は、「PETOKOTOのルーツを知り、互いで協働してビジョンを描くこと」としました。
プロジェクトチームは、ヒューマンキャピタル本部とブランドコミュニケーション本部で構成し、合宿名は「PETOKOTO ROOTS MEETUP in HOKURIKU 2023」と名づけました。
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今回、HIS様が運営する愛犬家限定のグランピング施設「GLAMHIDE WITH DOG」に宿泊させていただきました。
株主のジェネシアベンチャーズ様に開業前にHIS様を紹介いただいていたこともあり、北陸に行くならと縁を感じて、ご連絡させていただきました。
自然豊かな場所で、ごはんも美味しく、お風呂も最高で、充実した環境でした。HISの皆様、本当にお世話になりました。
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今回、残念ながら飛行機移動のため、愛犬や愛猫は連れて行けなかったのですが、家族として暮らす愛犬や愛猫に留守番して不安な中、参加いただくので、ペットホテルやシッターに預ける費用は会社側で補助負担しました。
2. PETOKOTO ROOTS MEETUP -ワークショップ-
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一日目はPETOKOTOのビジョンを想い描くワークショップを開催しました。
大事なことは、業務から全開放すること。業務デトックス。
日々の忙殺された業務から解放されることで、新緑が気持ち良く、小鳥のさえずりを聞きながら、すっきりとした思考でWILL/CAN/NEEDを考えることができました。
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日々あまり業務に関わらないメンバーがランダムにグループに分かれ、ペットを取り巻く社会課題、解決したいこと、解決のアイデアを個々、チームで考え、発表をするワークショップをしました。
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アイデアの中には、「未来の子どもたちに向けた命の教育」「ペットを愛する世界を実現する島をつくる」「ペットを通して自家発電で地球に還元する」など、素晴らしいアイデアがいくつも生まれました。
個々の個性が集結したことで無限の可能性が生まれることを実感しました。
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発表の途中には、PETOKOTO FOODSのレシピを開発する、世界で90名しかいない米国栄養学専門医獣医師(世界的な犬や猫の栄養学の権威)であるニック獣医師をニュージーランドからオンラインでつなぎ、全メンバーで改めてご挨拶することができました。
PETOKOTOのメンバーだけでなく、周りの方も巻き込む、それがすごく大切だと感じています。
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夜は全員で焚き火を囲みながら、対話の時間。
日々の業務では出てこないパーソナルな話ができ、コミュニケーションが深まりました。
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ちなみに、空港から施設までの道のりでは、PETOKOTO FOODSを展開いただくイオンペット様にも足を運び、売り場の課題やアイデアを発見することができました。日本全国でお取りいただけるまでになりましたので、ぜひお試しください。
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2. PETOKOTO ROOTS MEETUP -工場見学-
キャットフードも販売開始したフレッシュペットフード「PETOKOTO FOODS」は、人間の食品を作る工場で製造しています。
今までは、私を含め、経営陣、物流、製造担当しか工場に足を運んでいなかったため、実際にどのようにごはんが作られているのかを五感で感じるため、工場見学をさせていただきました。
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一通りの製造過程を見学した最後には、自分たちでラベルの貼り付け作業をしました。
お客さまである愛犬家、愛猫家の皆様、犬や猫たちに美味しく、健康で、幸せであってほしいという願いを込めて丁寧に作業する様子を見て、全員と来れて本当によかったと感じました。
本当にありがとうございました。
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3. PETOKOTO ROOTS MEETUP -動物愛護センター見学-
最終日は、福井県動物愛護センターを訪問させていただきました。
保護犬猫マッチングサイト「OMUSUBI」を運営する弊社として、どんな課題があり、どんな貢献ができるのか、保護団体さまではなく、行政の方の目線で伺うことで、新しい発見を探りました。
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センターのスタッフの方から施設の紹介と福井県の犬猫を取り巻く社会課題の説明をいただき、メンバーから質疑応答をしてディスカッションをしました。
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福井県動物愛護センターの皆様、本当にありがとうございました!
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4. 全社員合宿で得たこと
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合宿中に各メンバーから「実際に製造される様子を見ることができ、やる気が出た」「日々の業務に新しい気持ちで取り組める」「メンバー同士の輪が深まった」などの声を聞きました。
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リモートでも良いとされる時代です。
ただ、壮大なミッションを実現するために、社会を変えるためには、個々の力が集結し、一枚岩となり、勝負に勝っていかなければなりません。
だからこそ、自分ごと化でき、対話できる環境は非常に有意義だと感じています。
WE ARE ALL CREATORS.
WE ARE ALL DESIGNERS.
全員が社会課題をデザインするクリエイター。
そんな集団でありたいと思います。
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5. PETOKOTOについて
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PETOKOTOは、獣医師やエンジニアなど、さまざまなバックグラウンドを持つ愛犬家・愛猫家集団で構成されています。
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私自身、起業する3年前まで犬や猫が苦手な立場でした。しかし、とあるきっかけ一つで大好きになり、デジタル化の遅れや殺処分問題など、ペット産業がまだまだサステナブルではないと大きな負を感じ、2015年に起業しました。現在は「足が内股」という理由だけで保護犬になっていたコーギーのコルクと暮らしています。詳しいストーリーはぜひNewsPicksさまの記事をご覧ください。
ミッションを実現するための事業軸として、クオリティ・オブ・ペットライフを掲げ、ペットライフのQOLを最大化するための3つの事業を現在は展開しています。
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シンプルに、ペットが家族とした場合に、現在のサービスやモノを再定義した価値の提供です。
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まず、出逢いの体験の再定義として、保護犬猫と新しい家族をむすぶ場所「OMUSUBI(お結び)」を展開しています。2023年1月時点で審査を通過した270団体が登録・募集し、6万人の会員とマッチングしています。
小売形態のペットショップというビジネスモデルでは、売れるか、売れないかで命を判断せざるを得ないため、在庫という概念が生まれ、気軽に迎えてしまうことができ、ミスマッチから飼育放棄するリスクがあります。そこで、迎えたい方と届けたい方を直接結ぶD2Cモデルに価値を転換することで、適切でサステナブルな迎え方を実現したいと考えています(詳しくはYoutubeをご覧ください)。
次に、学ぶ体験の再定義として、ペットの一生によりそう情報メディア「PETOKOTO(ペトコト)」を展開しています。2023年1月時点で日本最大の130万人の犬や猫の飼い主が来訪するメディアです。
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2016年リリース当初、多くのペットメディアがある中、匿名で信頼性の低いコンテンツが散見されました。飼い主が間違った情報を得ることで、犬や猫に適切でない健康管理がされるリスクがあるため、PETOKOTOは専門医獣医師など犬や猫のスペシャリストが担当分野を執筆監修することを目指し、100名以上の専門家に登録いただいています。
また、可愛いだけのコンテンツはなく、犬や猫との暮らしが豊かになる学びのコンテンツにフォーカスしていることも特徴です。
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そして、2020年に再定義した体験が食事です。家族クオリティのフレッシュペットフード「PETOKOTO FOODS(ペトコトフーズ)」を運営しています。私自身が茶色い豆粒であるドライフードに疑問を持ち、愛犬のコルクにこのごはんを食べさせてて良いのか、自信を持って安心できる栄養満点の美味しいごはんを食べさせたいという想いから始まりました。
ドライフードは、ミキサーで原材料を全て粉状にし、超高温加熱・加圧処理をした上で成形されます。この工程により、原材料が本来持っていた栄養素が破壊されてしまったり、嗜好性が失われてしまいます。そこで多くのメーカーでは、食いつきを良くするために油脂や甘味料、香料を添加し、それらはアレルギーや涙やけ、肥満の原因となる可能性があります。
ベルギーのジェラルド・リッパー獣医師ら研究チームによれば、市販フードを食べている犬より、手作りごはんを食べている犬のほうが3年近く長生きしていることも発表されています。
そこで、PETOKOTO FOODSは、私たちが食べるのと同じ品質の国産食材をメインに使用し、スチーム加熱・急速冷凍で保存料無添加のごはんをつくりました。売上の1%はOMUSUBIの保護犬や保護猫たちに還元され、循環型の経済を生み出したいと考えています。
これらの点と点を大きくしつつ、一生に寄り添うためには、医療、介護、住まい、旅行などまだまだカバーできていない点があります。
それらを提供しながら、全てをデータを通して線で結び、ペットライフ一つ一つに寄り添うコンシェルジュのようなインフラプラットフォームを目指しています。
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これからも、「ペットのことならPETOKOTO」をどうぞよろしくお願いいたします。
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・迎え方の変化(アンケートや譲渡者、保護団体の紹介も可能)
・育て方の変化(アンケートも可能)
・PETOKOTO FOODSをきっかけに肥満など健康面の課題が解決した話、老衰でご飯を食べなかったのに亡くなる前日まで食べてくれた話
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