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【2日目】労力がムダにならない採用広報コンテンツづくりには、目的意識が超大事


こんにちは、採用コピーライターのたいすくです。
ほぼ日刊で更新している【たぶん世界一やさしい採用広報の授業】。今回は、「労力がムダにならない採用広報コンテンツづくりには、目的意識が超大事」という話をします。
 

「目的」がモヤッとしたまま作った記事は不発に終わることが多い

悲劇

不発記事の代表例(↓)をお見せしたいと思います。

ひどいものですね。書いたのは2015年時の僕なのですが...orz。

「いろんな社員がいるということを伝えていきたいので、最近、“おっ”と思ったことを自由に書いていい」という話だったので自由に書きました。大好きなデロリアンに乗った興奮がさめやらず、随分と力(リキ)の入った記事になっています。

しかし、採用支援につながる記事かというと、これは採用支援につながらない記事です。この記事を読んだことで、「おっ、俺も入社しよう!」という気になるかと考えると、かなり厳しいですよね。

このように、会社ブログのノリで書いた記事は、採用広報としては“不発”に終わることが多いでご注意を。労力が報われないパターンに陥りやすいのです。
 

コンテンツづくりは「目的」をしっかり決める

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「この記事を発信することで、どんな成果を実現したいのか」
このような「目的」を決めることが、労力をムダにしない採用コンテンツづくりでは大切です。

前回、お話ししたように、「採用課題の解決」を「目的」に定めると、採用支援効果の高いコンテンツ、つまり、作った労力が報われるコンテンツを作ることができるのです。

例えば、「他社もやっているから、ウチも社員インタビューをやっておこう!」というノリは危険だったりします。表面的なところのマネでしかなくて、目的意識がない場合は特に。コンテンツを揃える、という体裁を整えることはできても、採用支援効果は望めないかもしれません。

求職者の選考からの離脱理由が「どんな人たちがいるか分からない」であれば、募集職種の先輩たちの座談会インタビュー記事がハマるでしょうし。「自分のスキルレベルでやっていけるのか分からない」が離脱理由であれば、募集職種の先輩1人にスポットを当てて入社時のスキルレベルと志望理由メインのインタビュー記事が効果的です。

このように「目的」がはっきりしていると、やらなければならないことも見えてきます。
 

「目的」と「手段」をきちんと考える

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採用広報記事については下記(↓)のようなnoteを書いているのですが、

記事アイデアが先ではなく、「目的」を先に設定して、「手段」として記事アイデアを使っていただければと思います。

最後に、誤解のないように付け加えておきますが、

記事の一番最初で紹介したような記事は、まったく価値がない、ということではなく、他に機能的な採用広報記事がある中に、一部ある分には「わが社にはこういう一面もある」ということが見えて効果的だったりします。気をつけたいのは、あのような記事ばかり量産される事態ということです。
 

本日のまとめ

・「目的」がない記事は不発に終わりやすい
・コンテンツづくりには必ず「目的」を設定すること
・「目的」と「手段」をきちんと考えて作る
・「目的」がない記事にも利用価値はある

本日は以上になります。

この記事で紹介しているのは、数ある採用広報論の1つにすぎません。ですので、「べき論」を言うつもりはありませんし、「こういう考え方もある」という感じで受け取っていただければと思います。m(_ _)m


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