採用コピーライター会議note

中の人:採用コピーライター・オヤマダ。採用コンサルティングとクリエイティブディレクショ…

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中の人:採用コピーライター・オヤマダ。採用コンサルティングとクリエイティブディレクションで4000件以上の採用成功実績あり。求人系クリエイティブ賞9回受賞。ローカルエリアの企業様、中小ベンチャー企業様の採用の勝ちパターンを作る仕事が得意な45歳。たまに講演とかしています。

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  • 雑記

    本業の「採用」にあんまり関係ないこととか、いろいろ書いています。

  • 採用コピーライターが教える中小企業向け採用テクニック

    これまで採用をお手伝いしてきた企業様との仕事を紹介。僕が考えたこと・やったことを中心にまとめています。

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    キャリアコンサルタント資格を取るための勉強内容を自分で分かりやすくまとめたノートシリーズです。自分の備忘録として書いたものですが、誰かの役に立つならうれしいです。

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    HRに関わる人間が読んでおくべき 最新HR系記事やnoteをまとめて紹介文つきでご紹介しています。

最近の記事

求人広告メディアは時代遅れである。

気がつけば、20年近く求人広告を作ってきました。採用コピーライターとしての僕を育ててくれたのは求人広告制作という仕事だったと思います。求人広告制作の仕事は今も好きだし、求人広告をこだわって作りたいという思いもあるのですが、その一方で「求人広告メディアは時代遅れの産物だなぁ」とも思っています。正確には、「今や求職者の期待に応えられるものではなくなってきた」というべきでしょうか。 こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 今回は、タイトルに書いた通りなのですが、「求人広告

    • 採用ブランドと採用ブランディングについて、超・分かりやすく説明する

      こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 最近は、採用コンサルタント、求人広告コピーライター、企業の採用担当者の方から、「採用ブランディングって、分かるようでよく分からない」という声をよく聞きます。ネット上ではいろんなサイトが採用ブランディングについて語っていますが、どれも同じような説明の仕方で分かりにくくなっており、「書いている人は本当に分かって書いているのか?」という思うような説明も散見されます。 てなわけで、今回はオヤマダ流に分かりやすく、「採用ブランドとはどう

      • 社員インタビュー記事を採用に活かすためのコツの話。

        こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 「社員インタビューを作ったのですが採用にあまり効果がないようです。どうすればいいのですか?」といった相談をよくいただきます。社員インタビュー記事って、素人さんでも作ることがカンタンに作れてしまうのですが、採用効果に直結させる社員インタビュー記事を作るとなると、ちょっとコツが要ります。 今回はそのあたりの話をしたいと思います。6000字くらいあって長いですが、それなりに学びのある内容だと思います。 今回の記事の読者は、 を

        • 採用キャッチコピーの正解の話。

          こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 若い採用コピーライターさんや求人広告制作者の方たちから「効果が出るキャッチコピーの傾向を教えてください」といった相談をよく受けます。そんなわけで今回は、採用に使われるキャッチコピー(採用キャッチコピーと命名します)の正解とはどういうものなのか?という話をしますね。   採用キャッチコピーの正解とは結論から語ってしまうのですが。 採用キャッチコピーの正解とは、「どこに載せて、誰に対して、どんな感情が湧くようにして、そしてどんな

        求人広告メディアは時代遅れである。

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        • 採用コピーライターが教える仕事選びで失敗しない方法
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        記事

          職業能力開発基本計画とこれまでの社会・経済動向(分かりやすくまとめた)

          現在進めているキャリアコンサルタントの勉強内容を覚えるためにテキスト化して理解促進に努めています。完全に個人の備忘録なのですが、キャリアコンサルタントを勉強している人には役立つ内容かもしれません。 今回は「職業能力開発基本計画と社会・経済動向」について、僕なりに理解したものを分かりやすくまとめてみました。   1995年その昔、パソコンは一部のマニアだけが持つ嗜好品でしたが、1995年に発売されたWindows95というOSが出始めたあたりから、一般への普及が進んでいきま

          職業能力開発基本計画とこれまでの社会・経済動向(分かりやすくまとめた)

          キャリア形成とキャリアコンサルティングの定義について(分かりやすくまとめた)

          現在進めているキャリアコンサルタントの勉強内容を覚えるためにテキスト化して理解促進に努めています。完全に個人用の備忘録として書いているのですが、キャリアコンサルタントを勉強している人、復習したい人には役立つ内容になったらいいなぁと思っています。 今回は、「キャリア形成とキャリアコンサルティングの定義について」。僕なりに理解したものを分かりやすくまとめてみました。   キャリア形成とは第7次職業能力開発基本計画(平成13年~17年)における定義では、キャリア形成とは、「労働

          キャリア形成とキャリアコンサルティングの定義について(分かりやすくまとめた)

          マダムシンコ求人詐欺事件のまとめ

          2022年10月に発覚したマダムシンコ求人詐欺事件について、その経緯と顛末、採用企業と求職者が学ぶべきポイントをまとめました。マダムシンコ側にも理由や背景があったと思うのですが、記事に出てた内容では求職者を騙す意図があったと思われても仕方ない内容とも思われるため、求人詐欺事件という言いかたにしています。   マダムシンコ求人詐欺事件とはざっくり説明すると、 マダムシンコが応募を集めるために、実際の金額よりも高い給与額を記載した給与額で求人広告を掲載。それに惹かれた男性が採

          マダムシンコ求人詐欺事件のまとめ

          採用ブランディングを成功させるには、代償と覚悟が欠かせない。

          最近、採用ブランディング系の書籍を読んでいて絶望しています。それは、一番大事なことが書かれていないからです。 意図的に隠しているのなら、それは採用に困っている企業を騙す行為だと僕は思いますし。もしかして、著者も気がついていないのでしょうか。いや、まさか、そんなことはないだろう。と思いつつも、本を出していながらも意外と薄っぺらい人って多いので、本当に知らないで書いているのかもなぁと思ってみたり……。 こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 今回は、採用ブランディング

          採用ブランディングを成功させるには、代償と覚悟が欠かせない。

          『THE FIRST SLAM DUNK』のおすすめポイントを語ってみる

          こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 年末進行の仕事が忙しくて、この映画を観てから3週間くらい経ってしまって今さら感があるのですが、映画レビューを書いてみたいと思います。まだ見ていないという人は参考にしていただけると幸いです。   個人的評価:名作『THE FIRST SLAM DUNK』は、原作漫画の最終章といえるインターハイ第二戦、高校バスケ界の頂点に君臨する王者・山王工業戦をアニメ化した作品です。90代のテレビアニメ版は打ち切りになってしまったため、山王工業

          『THE FIRST SLAM DUNK』のおすすめポイントを語ってみる

          求人広告ライターと求人広告コピーライターの違い。

          こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 今回は、タイトルに書いた通り、「求人広告ライター」と「求人広告コピーライター」の違いについてお話しします。ちなみに僕は、求人広告コピーライター側の人間です。 両者、日本語だと分かりにくいので「求人広告ライター(W)」と「求人広告コピーライター(CW)」と表記しますね。   この記事を読むメリット採用担当者は、「求人広告ライター(W)」と「求人広告コピーライター(CW)」とは、異なる職種であることを知っておくべきです。 なぜ

          求人広告ライターと求人広告コピーライターの違い。

          採用広報は、「求職者の誤解を解く」から考えると上手くいくって話。

          オープニング自分の中で一番いやなことは何かと問われると、僕は「誤解されること」を挙げます。 自分では全然そんなつもりはなくても、人から悪く受け取られる、別の意味で受け取られるというのは、非常にもったいないことでもあり、悲しいことでもあり、残念なことでもあります。僕はあまり人からどう思われるかを気にせず、それよりも自分はどうありたいかを大事にして生きてきました。その結果、誤解によって失ってきたものは結構あります。誤解のない人生こそ、自分らしく生きやすい人生ではないでしょうか。

          採用広報は、「求職者の誤解を解く」から考えると上手くいくって話。

          採用広報が上手くいかない理由と改善方法の話。

          こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 近年、労働人口の減少により求職者有利な売り手市場になっており、また、求人サイトの乱立やその他人材系サービスの台頭により情報量が急増しており、これまでのような求人情報を媒体に掲載するような「待ち」の採用手法では採用が難しくなってきています。 そのような流れから、自社で働くことのメリットや働いた時のイメージを求職者に伝え、自社を選択してもらう「理由」を作り・伝えていく採用広報が注目されているのはご存じのとおりです。 ところが、

          採用広報が上手くいかない理由と改善方法の話。

          求人広告キャッチコピーアイデア「賢い者には福がある」

          こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 最近、「求人広告のキャッチコピーってどうやって作るんですか?」という質問を、若手のコピーライターたちからよくいただきます。 んで、 noteに書こうと思ったのですが、キャッチコピーを作る思考法を語るのもオジサンくさいので(オジサンだけど)、キャッチコピーのアイデアパターンを紹介していこうと思いました。よろしくお願いします。   賢い者には福があるパターンで、今回紹介するパターンがこちら(↑)です。 企業と仕事と求職者

          求人広告キャッチコピーアイデア「賢い者には福がある」

          [採用サイト]は[コーポレートサイト]を翻訳して作ろうって話。

          なぜか。 それは、コーポレートサイトと採用サイトでは、訪問するユーザーがまったく違うし、ユーザーが欲しがっている情報も違うし、ユーザーの理解力も異なるため説明の仕方が変わってくるからです。 こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 今回は「[採用サイト]は[コーポレートサイト]を翻訳して作ろう」という話について語ります。   コーポレートサイトは、誰が何を知るために存在しているのかどんな話にも例外は存在するのですが。 一般的にコーポレートサイトとは、企業とさまざ

          [採用サイト]は[コーポレートサイト]を翻訳して作ろうって話。

          オール英語で書かれた求人広告は、英語力がある人を集めるのに有効ではない。

          こんにちは、いろいろな求人広告を試してきて15年、超大手企業から小さな町工場まで4000件以上の採用成功実績を持つ採用コピーライターのオヤマダと申します。 みなさん、お元気でしょうか。 僕は少し腰が痛いです(あいたたた)。   オール英語の求人広告はなぜダメなのか正確にはダメではないのですが、見た目のインパクトだけで、ターゲットを集めることにも、ターゲットの英語力を測ることにも機能しないアイデアと僕は思っています。 思慮の浅い広告制作者は、この手のアイデアを嬉々として

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          2年間応募が来なかったindeed広告、改造して20代30代の応募が来るようにした話。

          応募が来ない求人広告は、なぜ応募が来ないと思いますか? 答えはカンタン、「求職者にとって応募する理由がない」からです。 こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。 今回は先日結果が出た、「2年間まったく応募が来なかったindeed広告を改造して広告を変えたら20代30代の応募が来るようにしてしまった話」について書きたいと思います。 応募が来る求人広告にする方法まったく応募来ない求人広告を応募が来る求人広告にする方法は、まあ、いろいろあるのですが、まったく応募が来ない求

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