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ひらがなの語源を知っていますか?⑦(ま〜も)(や〜よ)
ひらがなの語源シリーズ第二弾です。インスタの更新順の都合で、noteは逆から更新しています。今回は「ま・み・む・め・も」「や・ゆ・よ」の8つと、今では日常でほとんど使われていない「ゐ・ゑ」の2つをご紹介します。
全8回に分けて紹介
ひらがなの語源①(あ〜お)
ひらがなの語源②(か〜こ)
ひらがなの語源③(さ〜そ)
ひらがなの語源④(た〜と)
ひらがなの語源⑤(な〜の)
ひらがなの語源⑥(は〜ほ)
ひらがなの語源⑦(ま〜も)(や〜よ)
ひらがなの語源⑧(ら〜ろ)(わ〜ん)・・・更新済み
今回は、変化のプロセスが相当わかりにく文字が3つあります。語源の漢字がどうやって変化して今のひらがなになったのか、一度皆さんも鉛筆やボールペンで書いて、チャレンジしてみてください!!!
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末→ま
2つ目→3つ目の木の両払い(4・5画目)の変化はよくある書き方です。例えば「楽」や「保」の”木”も同じように書きくずすことがあります。それを続けて書くと確かに、”ま”のような形に見えますね。
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美→み
これは、かなり強引なくずし方ですね。1つ目→3つ目までは皆さんも何となく理解できるかと思います。ただ、3つ目→4つ目で「何でそうなるの?」って思うようなくずし方ですね。「何でこうなるんやろ??」と、「ああでもない」「こうでもない」とゲーム感覚で色々と試行錯誤してみると面白いかもしれません。
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武→む
3つ目の”止”のくずし方は、独特のくずし方ですが割とセオリーなくずし方です。ちなみに、ONE PIECEのセンゴク”元”元帥の部屋に掲げられている「正義」の”正”も文字も同じ書き方です。
ただ、3つ目→4つ目の変化は、私もなんでこういう変化になるのか分かりません。
わかったら、また更新します。
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女→め
これは比較的わかりやすい変化だと思います。めちゃくちゃ適当に”女”と書いたら、3つ目か4つ目の字の形になる人は、意外といるのではないでしょうか。
また、”女”という字を”め”と読むことは普段あまりありませんが、「女神(”め”がみ)」「乙女(おと”め”)」などで読んだりするので、よりイメージしやすくなると思います。
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毛→も
こちらも、そこまでびっくりするような変化はありませんね。一つ変化を感じるのは、横線2本を書く順番です。”毛”は横線2本を先に書いて最後に縦線を書きますが、”も”の場合だと縦線を先に書いてから横線2本を書きます。ちなみに、”も”の書き順・・・横を先に書く間違った書き順の人が結構多いので、心当たりのある方は気をつけてください!!(笑)
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こちらも、面白くないくらい変化が少ないですね。他のひらがなが、すごく簡略化されているので個人的には2画目は別になくてもいいんじゃないの?と思いました。
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由→ゆ
強引なパターンがようやくきました。3つ目の変化は面白いですね。”由”の時だと横線3本は上から順番に書いていきますが、3つ目の字体は下から繋げて書いていますね。下から登るように書いたから、今ある”ゆ”の形になっているんですね。
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与→よ
これもすごくわかりやすいですね。見たままなので説明は省略します。
最後の2つは、今はほとんど使われていない”ひらがな”の”ゐ”と”ゑ”です。
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為→ゐ
これも比較的わかりやすいですね。途中の過程がなくいきなり”為→ゐ”だと「え?なんで?」となりますが、順を追ってくずしていくと、確かにその通りだな、と納得できるかと思います。
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恵→ゑ
私が知らないだけかもしれませんが、”心”を”、、、”と略するのは、あまり見ない略し方です。こちらも上半分のくずし方がわかれば、変化の流れは比較的わかりやすいかと思います。
第二回(ひらがなの語源⑦(ま〜も)(や〜よ))はこれで終わりです。
次回は、第三回(ひらがなの語源⑥(は〜ほ))をご紹介していきます。
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