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「三峯神社」参詣録【埼玉県・秩父市】

三峯神社みつみねじんじゃ埼玉県秩父市三峰にある神社です。秩父ちちぶ神社宝登山ほどさん神社と並び秩父三社の一社です。景行けいこう天皇の時代、日本武尊やまとたけるのみこと三峰山に登った時 山川の美しさに胸を打たれ、この国を創造された伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉冉尊いざなみのみことしのび仮宮を建てお祀りしたのが起源とされています。関東最強のパワースポットとも言われ、日本全国から参拝者が訪れます。・・・と言うことで、今回は「三峯神社」参詣レポです。🙂👍



三峯神社

三峯神社みつみねじんじゃ埼玉県秩父市三峰にある神社です。景行天皇けいこうてんのうより東国平定の命を賜った日本武尊やまとたけるのみことは、碓氷峠うすいとうげ(群馬県と長野県の境界にある峠)に向かう途中 三峰山に登り、その山川の美しさに胸を打たれ、この国をお生みになった伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉冉尊いざなみのみことしのび仮宮を建てお祀りしたのが起源とされています。

後に景光天皇東国を巡幸された際、神社を囲む白岩山しろいわさん妙法ヶ岳みょうほうがたけ雲取山くもとりさんの三山をでて「三峯宮みつみねのみや」の称号をお授けになったと伝えられています。🙂

ご本尊の伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉冉尊いざなみのみこと夫婦神であり 夫婦円満家内安全のご利益があります。また、日本武尊を道案内した縁から大口真神オオクチノマカミという神の使いとして祀られており、の霊力から火難除け盗難除け諸難除け病気除けなどのご利益があるとされています。😮

標高1100mに鎮座する三峯神社は「関東最大のパワースポット」とも言われ、特に拝殿前の両脇に立つ樹齢800年の「重忠杉」と呼ばれる御神木から発せられる強力な霊気のパワーを身体に受けると、仕事、家庭、縁結び、健康など万事において勝利・成功に導かれると言われています。🙌🤓

ご主祭神
 
ご主祭神は;
 伊弉諾尊いざなぎのみこと/日本の国生みを行った男神。伊弉冉尊の夫。
 伊弉冉尊いざなみのみこと/日本の国生みを行った女神。伊弉諾尊の妻。
の二柱となります。


三峯神社へのアクセス

■所在地
 〒369-1902 埼玉県秩父市三峰298-1

アクセス

西武観光バス急行便西武秩父駅~三峯神社)を利用
 西武観光バス三峯神社線がご利用いただけます。
運賃
 ・西武秩父駅~三峯神社間…大人:950円(小人:480円)
 ・三峰口駅~三峯神社間…大人:690円(小人:350円)
 ・大輪~三峯神社間…大人:560円(小人:280円)
所要時間
 ・西武秩父駅~三峯神社…約75分

◆車を利用
東京方面からお越しの場合

・関越自動車道・花園ICより国道140号線、皆野寄居バイパス経由~
 約2時間。

山梨方面からお越しの場合
・中央自動車道・甲府昭和ICより国道140号線、雁坂トンネル経由~
 約2時間半。

◆電車を利用
◇池袋駅からお越しの場合
・西武鉄道・特急で西武秩父駅まで1時間20分
  ~三峯神社行き西武観光急行バスで 約1時間30分
 あるいは
御花畑から秩父鉄道に乗り換え終点の三峰口駅へ、
  そこから西武観光バスで三峯神社へ。

◇八王子駅からお越しの場合
・JR八高線で東飯能駅へ、東飯能駅から西武鉄道に乗り換え西武秩父駅へ。三峯神社行き急行バスか御花畑で秩父鉄道に乗り換え、終点の三峰口駅より西武観光バスで三峯神社へ。

◇上野駅からお越しの場合
・JR高崎線で熊谷駅へ、熊谷駅から秩父鉄道に乗り換え終点の三峰口駅へ。そこから西武観光バスに乗り換え終点の三峯神社へ。

三峯神社公式HP>交通案内 より抜粋
三峯神社・周辺地図
三峯神社・所在地


境内マップ

三峯神社境内の散策には、
以下のURL
三峯神社 | 秩父観光なび (chichibu.lg.jp)

PDFファイル:
1a0c77575c16b5e078d910087aa642ba.pdf (chichibu.lg.jp)

から参照/DLできる「三峯神社案内絵図」が便利です。👇😊👌

三峯神社案内絵図


参詣録

案内図の右下「秩父市営駐車場」からスタートです。🙂👉⛩

山麓亭さんろくてい/いもでんがく、ヤマメ塩焼き、蕎麦などが人気です🤤」
奥宮参道入口/ここから徒歩で1時間~位のようです🤔」
大島屋/三ツ鳥居の目の前。秩父名物「わらじカツ丼」がいただけます!🤤」
三ツ(三柱)鳥居明神型(横柱の両端が上に反っている形)の鳥居が三つ組み合わさった珍しい鳥居です。🙂👉三峯神社正参道へ。」
三峯神社御由緒
秩父宮記念三峰山博物館/入館料300円。神社の歴史や信仰の他、秩父宮家の御下賜品やニホンオオカミの毛皮も展示されています🙂」
「参道を進むと・・・」
交番のような白塗りの建屋(昔は警察官が常駐してたらしい)・・・🤔」
三峯神社参拝順路の立て看板を左折」
随神門ずいじんもん(随身門の記載もありますが、公式HPに合わせましたが見えてきました🫡」
「狛犬ならぬ、狛山犬)です」
随神門/1691年建立。当初は仁王門。明治の神仏分離令時に随神門になりました😮」
三峯山の扁額・極彩色豊かな彫刻です!」
「昔は仁王像が立っていましたが、明治の神仏分離令により仁王像は撤去されました。今は矢大臣左大臣が鎮座してます」
随神門/バックビュー」
女人坂/昔女性はこの坂の少し上までお詣りしました」
「休憩所(左)、拝殿(中)、神楽殿(右)」
神楽殿かぐらでん/神様に舞や音楽、武芸などを奉納する場所です。🙂」
神楽殿/1908年に保存金千円と共に東京竪川講社より奉献されました。😌」
八棟木灯台(八棟灯籠)/1857年建立の飾り灯台(木製)。高さ6mあります。😮」
八棟木灯台/飾り彫刻が見事です!🙂」
手水舎/1853年建立。間口3m、奥行2.6mあります。🙂」
四面に極彩色の彫刻あり。精巧な龍の彫刻で有名な手水舎です
「下の石段は1849年に神領三峯村の木村家が奉献されました」
青銅鳥居/1845年建立。江戸深川の竪川講中が奉納。荒川をいかだで引いてきたとのこと😮柱には天下泰平国家安全の文字が・・・🙂」
三峯神社拝殿/参拝するため参拝列にならびます🙄」
狼の狛犬/奥に見える参拝者は神木よりパワーをいただいている所です😌」
拝殿/お詣りします😌」
拝殿/極彩色ゆたかな総漆塗り。緻密な彫刻も見応えあり!・・・とにかく素晴らしい!😀」
赤目龍神様/拝殿前の左側賽銭箱付近の敷石に2012年(辰年)に突如現れたと言う敷石の赤目龍。今回の参拝で見損ねた😓のでネットの画像を引用します。」家庭画報.comより引用
拝殿/側面にも見事な彫刻が施されています😀」
拝殿の廊下の端にある彫刻🙂(・・・お爺さんがカワイイ)」
本殿拝殿の後ろ側に渡り廊下で繋がっています」
本殿伊弉諾尊、伊弉冉尊が祀られています。😌こちらも極彩色豊かに彫られた彫刻が見事です!😀」
御神木樹齢800年を超す2本の御神木(重忠杉)。神木に向かって3度呼吸をして、手を合わせて祈りましょう!😌(もしくは、手をかざしてをいただきましょう!)」
御神木の看板/ご神木はパワースポットの源です。😮」
「御神木パワーを浴びている人😐」
「こちら・・・やや地味目な手水舎
社務所/御神木の入った氣のお守り(氣守きまもり1000円や御朱印500円がいただけます😌)」
斎館(売店)(左)は見るからに工事中です。社務所(奥)謎の建物(右)🤔」
小教院しょうきょういん/コーヒーハウスです。実は昔本堂だった建物を改修して喫茶店にしたんだとか・・・☕」
興雲閣♨こううんかく/三峰山から湧き出す温泉(三峰神の湯)付き宿泊施設です。だれでも利用できる食堂、売店にはお土産もあります。」
報徳殿/大講堂、会議、会合、宴会等にも使用される会館」
天皇陛下御即位十年記念植樹
縁結びの木/この看板かなり目立ちます😍」
「とりあえず、参(山)道を進みます・・・🙂」
「おぉ、縁結びやしろか!?😮(備え付けの紙に相手の名前を書いて納めると結ばれます😍)」
「ん!?縁結びの木 ↑🙄」
縁結びの木/小さな鳥居の後ろに立つヒノキとモミの木の異なる種類の木が仲良く寄り添い1本の木のようになっていることから縁結びのご利益があるとされています。🥰」
遠宮の扁額(御仮屋神社です)😌」
遠宮由緒/ご眷属けんぞく(使い神)の狼は山中に身を潜めているため、ここを仮のお宮としているので遠宮(お仮屋)と呼んでいるそうです。🤔」
「石段を上って参拝しましょう🫡」
「ここにも狛狼」
三峯神社の神使いである大口真神おおくちのまかみ)をお祀りしている神社です😌」
「別の石段から下りま~す🙂」
御仮屋由緒/上の遠宮由緒と同じ内容です🤔」
「参道を三峯神社の方へ返りま~す!」
「あ~、もうすぐ戻れる!👈🙂」
「相変わらず、斎館は工事中🤔」
おっ、絵馬に縁結び♡オオカミだ!😀
摂末社のエリアへ辿り着きました🙂」
祖霊社/三峯神社と縁深かった人の御霊みたまをお祀りしています。😌」
祖霊社/今でも毎日、感謝の祈りが捧げられています。🙂」
祖霊社の右隣りの社は・・・」
国常立神社くにのとこたちじんじゃ/1761年に再建。祭神は国常立命。もとは護摩堂を改修して神社にしました🙂」
「この神社の彫り物も迷彩色豊かで素晴らしい!😀」
「そのお隣は、日本武やまとたける神社/1853年再建。もとは役行者堂を神社に。」
「虹梁などに彫り込まれた絵模様や彫刻がまた見事です!😀」
伊勢神宮/もーはっきり言って地味です😏・・・何と罰当たりな!😠」
摂末社せつまつしゃ/ズラッと並ぶ摂社末社
月讀つきよみ神社・猿田彦神社・さい神社・鎮火ちんか神社・厳島神社・杵築きづき神社・琴平神社・屋舟やふね神社
稲荷神社・浅間神社・菅原神社・諏訪神社・金鑽かなさな神社・安房あわ神社・御井みい神社・祓戸はらえど神社
東照宮・春日神社・八幡宮・秩父神社・大山祇おおやまづみ神社
「と言う事で・・・さらば、摂末社!」
「参道へ続く道を進みます・・・」
随神門の横を通ります😒」
日本武尊像の看板
「おっ、中央に立っておられるのは・・・😮」
ハ~イ!🖐️😀
日本武尊の銅像/本体5.2m、地上15m。カッと見開いた瞳に目力があります!😌」
日本武尊よ、さらば!🫡」
大山倍達之顕彰碑/空手バカ一代・大山倍達が山ごもりしていたそうです😮」
「付近の地図と現在地🙂」
遙拝殿ようはいでん/歩くと1時間~の奥宮神社をここから参拝(遙拝)します。😌」
遙拝殿からの眺め/時間帯で雲海を観ることができます🫡」
遙拝殿前の石段を下ると・・・」
「正面に随神門ですが、ここを左折!」
「しばらく進むと・・・三ツ鳥居が見えてきます🙂」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・三峯神社参詣録はここまで。


感想

関東最大のパワースポットとされる三峯神社。参拝を終えて感じたことを・・

長い行列に並び拝殿へお詣りすると、先ずその極彩色豊かな装飾の見事さに度肝を抜かれ、純粋に感動します。参拝後もしばらくはその細部まで作り込まれた装飾の造形美に見入ってしまいました。😍

しかも拝殿のみならず、本殿随神門、数々の摂末社、果ては手水舎灯籠に至るまで・・・その一部 or 広範囲にわたり極彩色豊かな造形物の装飾が施された社殿、建造物を観て、まるで美術館で素晴らしい芸術作品を鑑賞しているかのような気持ちになります。🤩

つまり、脳内神経伝達物質のセロトニンやドーパミンの放出で、癒され、幸福感に満ちたリラックスした状態になります。これが一つ目の心の洗濯。

そして二つ目が・・外観の壮麗さ美しさと言う視覚から得た癒しに加え、この神聖なる場を通して心身に注がれる「」です。ご神木がパワーの源とされていますが、ここでは あらゆるものの内側からしみ出るように「」が発せられているようです。🤗

この場に訪れたなら誰もが感じる内面的な変化。厳粛な雰囲気の境内で何気なく感じる「」の流れが、少なからず心の機微に影響を与えるようです。

参拝を済ませしばらく境内にたたずみ しばし瞑想めいそうしてみることをお薦めします。帰路に着くころには驚くほど心の整理がされて、とても穏やかな気持ちに。そして明日への活力がみなぎった自分自身に出逢うことになるでしょう。(いや~、あくまで私の体験談ですが・・・😓)

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

今回の参詣ルート


おまけ

三峯神社で心に残ったもの・・・

今後の活動において人様のサポートをいただければ、より遣り甲斐と責任感が高いレベルで維持できると考えています。サポートいただいたあなたを意識して、より人様にとって有益な記事作りに集中して行きたい所存です。