得意なもの・好きなものを習得したときのことを思い出してみる
勉強でもなんでも、「どうしても苦手なこと」というものはあります。
どうしても苦手ならば仕方がないという選択もまた大切ですが、どうしても向き合わざるを得ない苦手なものというものもあります。
子供のころの、勉強だったり、運動だったりもそうですし、大人になってからでも、うまく得意なものを選んでやっていったとしても、どうしても少しだけ、苦手なものと向き合わざるを得ません。
では、そんなときに、どんなアプローチをすればいいのか?
いろいろ考え方はありますが、一つの方法として、
「得意なことを得意になった時のことを思い出してみる。」
「好きなものを好きになった時のことを思い出してみる。」
というものがあります。
最初から得意だったという場合は、あまり参考にならないかもしれません。
ただ、「実は最初は苦手だったけど、得意になったもの」を思い出してみると、案外あるはずです。
「最初はなんかよくわからなかったけど、だんだん面白くなってきた。」そんなものも意外と多くあります。
どんな小さなこと、細かいことでも構いません。
そのとき、どのようなことがあったのか、どのようなアプローチをしたのか、自分なりにあれこれ思い出して分析してみます。
そうすると、
「じゃあ、これも、こうすればいけるかも」
ということが見えてきます。
親と子供、先生と生徒の場合は、大人の側が、
「どのように自分は苦手を得意になったのか?」
を思い出して、それを、目の前の子供にあわせて、どのようにやっていくか、というイメージです。
自分に対しても、誰かに対してでも、上手くいったり、上手くいかなかったり様々ですが、そうやって、試行錯誤して考えていくことが大切なのだなあと思います。
いかに、のめり込むか?
これと関連する、
「全くゼロの状態から、どんどんのめり込むために、なにが必要か」
という話。
それが書かれた本に、こんなものがあります。
『「ついやってしまう」体験のつくりかた』 玉樹真一郎・著
この本では、
「スーパーマリオブラザーズ」や
「ドラゴンクエスト」などのゲームが、どのようにプレイヤーを引き込む仕掛けをつくっているのかを分析しています。
もちろん、勉強の場合は、なかなか、全てにおいて面白い導入というのはなかなか難しいですが、アプローチの仕方として、参考になります。
いかに、適度に刺激がありつつ、スムーズに進んでいけるか。
とはいえ、
「初期のマリオやドラクエは、最近のわかりやすい参考書よりヒントがなさすぎて難しいんじゃないの?」
と思うところも多々あります。
よくわからないんだけど、とりあえずあれこれ試行錯誤できるというのも、また、大切だなあと思ったりします。
安心してじっくり試行錯誤できる環境を整えるのも、また、大人の側の役割なのかなあと思います。
結局あれこれ考えつつも、ひとまずベタな方法で落ち着いて、特に試行錯誤もせず・・・というところに落ち着く場合も多々ありますが。
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