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Seoul Street Photography Vol.2 / ソウル旅行記 後編

3泊4日でソウルに旅行してきたときの記録として、ソウルのストリートスナップを中心とした写真と文章を掲載中。

今回の記事は後編。もし良ければ、前編もどうぞ。

Day3

ソウルストリートスナップ

三日目は朝8時頃から街を散策。
Day2は重い荷物を持って、慣れない環境で一日中歩きまわったりしたこともあり、疲れがあまり抜けていない感じがあった。それでもDay3は実質この旅の最終日だったこともあり、重い腰を上げて出かける。
不思議なことに出かけてしまえば楽しくなってきて、歩き回る活力が湧いてくる。

宿の近くは味のある路地が多かった。
夜は飲み屋街なのか、タバコの吸殻がそこかしこに捨てられていて、独特の匂いが漂う地域だった。タバコのポイ捨てや路上喫煙はなんとかしてほしい。

工具屋が多い地区を歩き回る

歩いていた地区にはたまたま工具店が多く、大量の道具に囲まれながら商売を始めようと準備しているお店をたくさん見かけた。

ちなみに、このあたりには人工衛星を作って打ち上げたことがある工具屋があるとかなんとか、後に韓国人の友人に聞いた。もっと散策すればヤバいお店がたくさん見つかりそうな興味深い地域だった。

Burnt Seoul

最高のロケーション

エネルギー補給のため、Burnt Seoulというカフェで朝食。ラテとチョコケーキを注文。

2階と3階にフロアがあり、どちらのフロアも相当広くてインテリアもセンスがあった。
そして窓際からの眺めが最高に良い。贅沢な朝。

広い空間なのに朝は誰もいない

これだけ広い空間なのに誰もお客さんがおらず、本当にゆったりとした時間を過ごすことができた。
夕方に外からカフェを眺めた際は、かなり多くのお客さんで賑わっていたので、たまたま訪れた時間帯的にラッキーだった気がする。

広蔵市場 (Gwangjang Market)

何か面白そうなものがありそうな雰囲気があったので、少し脇道に入って広蔵市場へ。
大量の衣料品が売られていた。でもこの時間帯、衣料品のお店はそんなに賑わっていない印象だった。

かなり大きな市場。服や布がたくさん

衣料品売り場を眺めながら人のいそうな方へ歩いていくと、開けた場所に出て市場のようになっていた。
魚などの生鮮食品も売られていれば、写真のようにカジュアルに飲食できる大量の屋台を目にすることができた。

みんな朝からガッツリといろんなものを食べていて、地元民もかなり多い気がした。

屋台は朝から食事中の人たちでごった返していた

DDP東大門デザインプラザ

いくつか見てみたい建築があったので、市場を抜けた後は大通りを移動してDDPというデザインプラザへ。

見ての通り、モダンアート的な雰囲気が全面に出ている。

近未来的な建築

建物はかなり大きく、デザイン系の建物とアート系の建物があった。
コンテンツのボリュームも大きく、かなり楽しめそうだった。

メディアアート系が充実

メディアアート系の展示に力を入れているような印象を受けた。

あまり長居はせず一通り堪能したところで、ソウル市内でもう一つ気になっていた建築に向かうため、メトロで移動する。

Starfield Library

Starfield Libraryという図書館へ。
COEXというショッピングモールの中にある図書館で、見ての通りSNS映えしそうなビジュアル。大阪の枚方市にあるTSUTAYAに若干似ているが、こちらの方がたくさん陽が差し込んで開放的だ。

光がよく差し込む、読書したくなる空間
勉強する人もちらほら

光の差し込み方がとても気持ちよく、コーヒーでも飲みながら読書したくなる。
でも実際は写真を撮りに来る観光客が多すぎて、勉強している人たちは集中しづらそうな感じもあった。

ヴィーガン的ランチ

昼はCOEX内のHummus Kitchenというレストランで、ファラフェルとフムスのプレートをオーダー。ここまでで韓国料理を未だに食べていない。
ファラフェルはちょっとパサパサしてたけど、フムスや大量の野菜が本当に美味しかった。ボリュームもあり、野菜なのに思わずガツガツ食べてしまった。

Standard System

COEX内を一通り回った後、美味しいコーヒーを飲みたいと思い、比較的近くにあったカフェを目指して歩いていく(近いとは言っても1km以上あったけど)。

健康おじさん
ソウルはどこへ行っても坂だらけ

やはり街の空気感を感じながら歩くのは楽しい。景色だけでなく、音や匂い含め、あらゆる感性を活用するのが移動の醍醐味だ。

余談だが、僕は普段日本でも移動中にイヤホンなどをしない。特に知らない街では、イヤホンをしていると感じられない空気感があると思う。街の環境音を楽しむのが好き。

スタイリッシュな店内

Standard Systemというスペシャルティコーヒー屋へ。
シルバーを基調としたシャープなカウンターで、スタッフのユニフォームも黒で統一されている。
老若男女、様々な人達が集まって会話を楽しんでいた。

黒で統一されたユニフォーム
コロンビアピンクブルボン

コーヒーのレベルはかなり高い。ピンクブルボンを注文したが、甘さと酸味のバランスがすごい良い。
豆を買おうかかなり迷ったけど、今回はやめておいた。

暑かったのでアイスコーヒーをオーダーしたけど、もし機会があれば次はホットのプアオーバーを飲んでみたい。

友人と会う

コーヒーを飲んで休憩していたら動きたくなくなってきたので、早めにソウル駅に移動。

この旅では、ソウル駅で友人と会う約束をしていた。
仕事がかなり忙しいらしく、結局夕飯を一緒に食べるぐらいしかできないこととなったが、無事に合流。

これが旧ソウル駅だと教えてもらった
ブッダに関連する記念日らしく、Buddha Parade的なものが行われていた
夕方の様子

友人は写真仲間でもあるので、適当に歩きながら写真を撮影しつつ、朝訪れたBurnt Seoul近くの飲食街で夕食(韓国料理)を食べる。

食後にBonanza Coffeeで飲んだケニア
適当なパブでダイエットコーラを注文

食後にカフェでコーヒーを飲んだ後、パブでくつろぎながら昔話や現在の話をした。
友人でもあり、写真仲間でもあり、学生時の先輩でもあるのだが、日本の大学でPhDを取得して韓国に戻り、現在は企業で研究者をしているらしい。

ざっくばらんに内輪話をしたり、韓国の働き方やキャリアに関する考え方など、自分が知らない話をいろいろと聞くことができてとても勉強になった。ちなみに韓国の経済も変化しており、日本と違って韓国の給料はこの数十年でかなり上がっているらしく、定年退職という考えはもうほぼないらしい。韓国との差についても知る良い機会となった。

Day4

出国

完璧な朝食(1,000円ぐらい)

最終日は早朝から空港に向かうだけだったため、ほとんど写真を撮っていないのだが、空港で食べた朝ごはんがかなり豪華だった。
韓国は、空港や駅であってもクオリティの高いレストランが多いと思う。

そんな感じで、昼前に出国して午後2時半ぐらいに関西国際空港へ戻ることができた。
帰りの機内でNetflix韓国ドラマ「夫婦の世界」の最終話を観てしまったため、後味が若干悪くなってしまったが、そんな気分もかき消すぐらい満足できる内容の旅だった。

また機会があれば、旅行へ行きたいと思う。
動画も作ってみました。



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