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タイでの仕事&人間模様

就職した先の会社でのお話です。(実話)

前の記事でも記載したのですが、
本当に良い意味でも悪い意味でも、いろいろない人がいます。
日本と変わりません。
本当に優しい人、いじわるな人、癖が強い人
そこは日本と大差ないです。
しかし、タイのコールセンターにおいては訳アリ&癖が強い方が多いです。
こんな方たちがいました。↓

・お金がないのにペットを飼い、会社の同僚に借金をする
・同僚の恋人(外国人)を奪い強姦されたと言い、同僚に慰謝料を請求する女性
・個人情報を盗み業者に売って、タイ警察に逮捕された方
・上司が部下のFacebookをチェックし、会社の愚痴をいうと呼び出し注意される
・社内に愛人を作り浮気する上司

まだまだ書ききれないぐらい、いろいろな事件がありました。
海外に出ている日本人は癖が強い!と昔は言っていましたが
まさにその通りです。
※もちろん普通な方も沢山います。

なので、会社選び、社内での立ち回り方、人を選ぶ、これ本当に重要です。
無論、どんな良い会社でも必ず1人は問題児がいます。
2:6:2の法則通りです。

2割 優秀でまともな方
6割 普通な方
2割 ちょっとあれな方

・コールセンターの場合(個人的)
1割 優秀でまともな方
6割 普通な方
3割 ちょっとあれな方

私の場合、入社して3日目で「あ、この会社ダメだわ」と見切りをつけ
さっさと次の会社を探していました。
しかし、タイに来たばかりでタイの事を対して理解せず、
すぐ転職という状況だと次が受かりずらいと判断し1年我慢しました。
上司からも昇格のお話がありましたが、すぐに断りました。
辞めづらくなるので。

そして入社して11ヶ月経った頃に、目星を付けていた会社に応募しました。
※この時、転職サイトは使用せず直接会社にメールをしました。
 理由は、転職サイトを使用し採用された場合、求人を出していた会社が
 手数料を払う必要が有るためでした。
 直接連絡することにより、この手数料がなくなり採用される確率を少しでも上げるためです。

次の会社からは、平日の12時~13時までに履歴書を持ってきてほしいとの事だったので、昼休憩中にバイクタクシーに乗り履歴書、経歴書を出しに行き面接も行いました。

※ちなみに、働いていたコールセンターでは退職ラッシュが始まっており、最終的に私含め3ヶ月の間に15人退職しました。

無事に面接も終わり、結果が出るのに10日程掛かりましたが無事採用
そしてコールセンターに退職を告げると社長は激高、口論となりました。
しかし、口論したところで辞める気でいるので何も感じませんでした。
問題はその後です。

新入社員の立ち回り

転職先の会社では使用期間が3ヶ月あり、
3ヶ月の間にある程度仕事ができる状態になっていないと、解雇されるのです。(そういう契約でした。)
なので必死です。
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・朝は9時出社ですが8時に出社し前日の復讐
・先輩方とのコミュニケーション
・必死に仕事してますアピール
・ノートにメモ書きまくり
・お昼は先輩と一緒に行く
・飲み会に積極的に参加
・敵に回してはいけない大先輩をピックアップし、仲良くなる
・たばこコミュニケーション

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新人において結構ありがちなのが、教えてもらったが忘れてしまったパターン。
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新人「すみません。ここ分からないのですが…」
先輩「ここ、前も教えたじゃんか!」
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というパターン必ずあります。

こうならない様に対策したのが、まずは自分なりに覚えている範囲で作業し、
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新人「すみません。ここ前回教わったのですが、これで合っていますか?」
先輩「ここはこうやるんだよ」
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と、いかに自分はあなたから一度教わっているけども!という前提を作る事です。
そうすることにより、この人は自分なりに考えているんだな。
と印象付けることができます。
普通に「ここ分からない」という質問をすると、「少しは自分で考えろ!」
となり、印象が悪くなる可能性があります。

トレーナーと敵に回してはいけない大先輩達

トレーナーに関しては、もう本当に一生懸命やっている姿を見せることが必要でした。
この方の意見で本契約になるか、ならないかが掛かっているので。
お菓子、お土産、飲み物を勝手に貢ぎ、相手に合わせた趣味の話、
趣味があってなくても無理矢理紐づける等。

そして、「敵に回してはいけない大先輩」
これ、すごく重要です。
大先輩たちはトレーナーよりも先輩だったので、意見力が非常に強いです。
ここと仲良くなっていれば、トレーナーが不合格と判断しても、
場合によっては状況が反転する可能性が非常に高いからです。
私の場合、男性、女性とそれぞれ大先輩がいたので2人とも仲良くなり
食事にも頻繁に行きました。
そして、大先輩達は上司たちと飲みに行く場合も大いにあり、
上司「新人どお?」と必ずそういう話になるので、
大先輩達に好印象を与えておけば「頑張ってるよ!」という回答になりやすいです。

コミュニケーションも仕事のうち

ひたすらトレーナーと大先輩の前で猫被って必死に耐えた結果、
無事に本採用となり一安心し業務に取り組んでいたある日、
社長から呼び出しを喰らいました。
社長「匿名であなたの悪口が書かれたメールが会社宛てに来たのだけど…」
はい。事実です。来ました。
犯人は前の会社の社長です。
これ、タイの日系企業では本当にあるあるです。
私はそういう事に屈しないので問題ないのですが、
一番幸いだったのは使用期間中にそれが来なかったことでした。
万が一、使用期間中にそのメールが来ていたら確実に採用されませんでしたね。
なので、前の会社を辞める際は円満退社をおススメします!


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