300円以下!嬉野で食べ歩きたいぬくもりたっぷりのお土産菓子10選
私、3月12日に「第1回うれしの温泉ギュッとフェス」に福岡めんたいこ地位向上協会として出店することになりました。めん地協では、20種類の変わり種めんべいをバラ売りする予定です。
私たちは「おとなMARCHE」ブースですが、今回のイベントの注目どころは「子どもの国MARCHE」。市内の子どもたちが家業について考え、原価計算などから関わって店長をつとめる素敵な企画があります。私自身、とても楽しみにしていますので、皆さまも是非ご来場ください。
さて、今私が考えているのは前日何しよう……ということです。当初日帰りの予定でしたが、車を出してくれるめん地協広報の大塚氏が前日入りするとのこと。話によると、前日の午前中に到着する必要があるらしい。どうしよう。
…決めました。
嬉野お菓子食べ歩きます。私はどちらかというと甘いものより酒のつまみになるようなもんを好むのですが、とにかく食べ歩きが大好き。60円くらいの団子とか、高くても300円くらいの羊羹を1つずつ、ちょこちょこ買って楽しむことが大好きなのです。
それと……正直今、全くお金がないので……本当は1円も使いたくないけど……せっかく行くなら少しでも楽しみたくて。1度に1,000円くらいかかってしまうランチやデザートセットではなく、数十円、数百円の幸せたくさん集まれ私のもとに!という気分なわけです。察してください。
さ、そうと決まったら旅のしおりつくっておいた方がいいでしょう。お金と時間の都合で全てまわれるかわからないけど、先に気になるお店リストアップしてみることにします。金額はネット調べなので正確ではありません。
(3/11決行しましたので、購入できた商品については追記しました。決行数日前、短歌についての生配信を行っていたためそのままのノリで感想を短歌で書いています。)
【95円】橋爪菓子舗「丸ぼうろ」
佐賀の代表的なお菓子、丸ぼうろ。赤ちゃんがよく食べるような小さいあのボーロじゃないんです。丸いけど、大きくて平べったい渋めのおやつ。こちら、以前1度行ったことあるのですがまた行きたいと思ってます。嬉野茶を使ってる73円の塩味饅頭と、265円の糸切り羊羹も要チェック。(水曜休みの9~17時営業だから大丈夫そう)
◎2022/3/11追記
塩味饅頭と糸切り羊羹は我慢。よそ見せず丸ぼうろだけ1つ買いました。そうそうこれこれ。東京の友達たち、きっと見たことないでしょう。こんなに大きいと思わなかったんじゃない?小さいボーロのように固くないけど、柔らかすぎることもなく上品な甘さが嬉野茶と合う合う。2人半分こしてもじわじわ幸福感でいっぱいになる素朴お菓子、是非一度。嬉野では、いくつか丸ぼうろを販売しているお菓子屋さんがあって、スーパーのお菓子コーナーに並んでいることもありますよ。
【86円】温泉街道 輪来 LINK「温泉茶まご」
茶葉で蒸された茶色いゆで卵食べたい。口の中にふわっと香る嬉野茶感じたい。燻製のような深い味わいも感じられるとか。店長お手製の抹茶塩もついてくるなんて、80円でいいんでしょうか。あと、お菓子かと言われると若干の疑問はあるかもしれませんがお菓子ということにしておきます。紅茶ソフトもお手軽300円で人気のようですが、腸が弱いため我慢です。(水曜休みの9~21時営業だから大丈夫そう)
◎2022/3/11追記
先客は恐らく嬉野紅茶アイスを食べていましたが、私はお店の角でひょっこり蒸されている「茶まご」。今日は「茶まご」一択です。お姉さんが蒸し蓋を開けるところころ「茶まご」たちのお目見え。かわいい~。卵自体がお茶の味するー!とまではいかないですが、ふんわり香る嬉野茶が自然で癒されます。そしてそこに現る抹茶塩がこれまたいい仕事するんですね。手作りの折り紙につつまれた抹茶塩のい~香りがたまらん。躊躇せずにどんどんふりかけるべきです。私は卵なくなっても舐めてました。
【108円】風月堂「大茶樹」
嬉野にある国の天然記念物「大茶樹」の茶の葉をイメージしてつくられたお菓子だそう。生地に嬉野抹茶を使っていて、中には大納言小豆、外側はホワイトチョコレートでコーティング……想像できるようなできないような、気になるので買ってみます。他に、80円の嬉野ショコラと、お安いケーキたちも捨てがたい。(8時半~19時半営業だから大丈夫そう)
◎2022/3/11追記
パッケージがなんとも味のある感じで、ここまでは想定の範囲内だったんですが……良い意味で大きく期待裏切られたのがこの「大茶樹」。もっとね、もっと嬉野茶の生地に小豆がごろごろ練り込まれていて、ホワイトチョコが上からしっっっかり部厚めにかかってる甘あまなお菓子かと思ってました。全然違う。全体的に上品この上ないです。でもその上品さが逆に樹齢300年超えの大木を想像させる、小さいのに大きなお菓子でした。
【80円】御歌屋菓子舗「茶丸くん」
まず、口コミにあった「店主のノリが最高↑↑」にひかれてしまいました。2回くらいそのようなことが書かれているのを見かけたのでそうなんでしょう。嬉野茶を練り込んだ丸ぼうろ「茶丸くん」にしようと思いますが100円の「17歳のチーズまんじゅう」や「3歳のがきんチョコ」も気になります。ネーミングセンス(8~19時営業だから大丈夫そう)
◎2022/3/11追記
特に店主という「人」にフォーカスされた口コミでわくわくしていたのですがなんとお休み……残念です。せっかくなので一首詠んで、ひとまず退散。次回立ち寄れたときにまた追記したいと思います。外観だけ見ても、変わってる感じあふれていて最高でした。
【110円】ほっかまんまるや「りんごまん」
チェーン店なんでしょうか?看板にそう書いてあるけれど。蒸しまん専門店らしいです。なかでも、いくつか口コミにでてきた「りんごまん」気になりますね。りんご果汁の入ったカスタードクリームと、果肉がコロコロ入ったおまんじゅう絶対おいしい。あと、口コミで店員さんの優しい人柄に触れられてるので絶対おいしい。(10~18時営業だから大丈夫そう)
◎2022/3/11追記
最後の最後、閉店時間ギリギリに滑り込んだほっかまんまるや。お目当ての「りんごまん」もまだありました。こんにちは~、と声をかけたら作業の手を休めて出てきてくれたおばちゃんがあったかいあったかい。その場で食べていたら「お茶持ってる?これ飲みな~」「あ、ゴミはもらうからね!」ってお店の中からずっとニコニコ心の底からほっとするお店でした。りんごまんに入ってるシャキシャキ果肉がやっぱりよくて、次レンジでチンして食べてみたいなとも思いました。ありがとう、おばちゃん。
【162円】末広屋菓子舗「ひき茶ふりあん」
嬉野茶を生地に練り込んだ欧風焼き菓子、ということで食感はマドレーヌ的な感じなのかな。このふりあん系のお菓子は7種類あって、人気のようです。ふりあんの嬉野紅茶バージョンもあるし、150円の茶ドレーヌ(嬉野煎茶使用)、150円のガトーショコラ(嬉野紅茶使用)もあって実際悩みそう。(水曜休みの9~18時営業だから大丈夫そうです)
◎2022/3/11追記
大通りを歩いていると突如現れるでっかい看板。銘菓はこれでなくっちゃ。やはり食べた感じ、マドレーヌを思い出します。小さくてふんわりながらもしっとりどっしり感で満足感のあるふりあん。嬉野のシンボルマークが焼き印で入ったひき茶ふりあんはザ!お茶!なきれいすぎる緑色なのですが、ほっとする懐かしい味にお茶の上品な香りで嬉野ならではの銘菓な貫禄のあるお菓子でした。
【170円】パン 工房 さかもと「柚子ごしょう」
180円の明太子フランスと迷う。大の明太子好きなので。口コミを見ていると、「塩パン」と「明太子フランス」の購入率高そうなのですが今のところ安さで塩パンに1票。お菓子屋さんもそうだけど、パン屋さんも価格設定安めなのは気のせいなんでしょうか。(日月休みの9~18時半営業だから大丈夫そう)
◎2022/3/11追記
立ち寄るのが夕方になってしまい「塩パン」完売。ならば「明太子フランス」、と思い手を伸ばしたつもりが、気づいたら隣にある「柚子ごしょうフランス」をレジに運んでました。例えばおでんの横にちょこっと添えられているとか、脇役ポジションにいるのが柚子ごしょうじゃないのか……。明太子フランスの明太子部分がそのまんま柚子ごしょうになっている感じですが、しっかり自立して輝いています。主役もバッチリ張れるという証明がここにありますのでおすすめです。
【215円】うれし庵「もちもっち」
もっちもちの求肥のなかに、ムース・スポンジ・生クリーム。1つ1つ手作業で包まれてるこのフォルム愛おしすぎてずっと撫でてたいですね。ムースは抹茶・チーズ・チョコ・木苺・マンゴーの5種類。嬉野茶を使われているとのことなので、抹茶狙いで行きたいと思います。(日月休みの10~18時営業だから大丈夫そう)
◎2022/3/11追記
こちら、今回一番の衝撃です。写真と説明で想像する味をはるかに飛び越えてくるおいしさ。いや、おいしさというかしあわせという表現の方が合っているかもしれません。感情含めて楽しめるお菓子です。まず持ってみると、あと少し強くにぎったらぐしゃっとつぶれてしまいそうなやわらかさにキュン。口に入れた瞬間、もちもちとかふわふわとか言葉にしようとする前にすぐ溶けてなくなってしまうけど、大きな幸福感がず~っと口の中に残るあの感じは食べないと無理です。
【150円】ケーキハウスなかしま「嬉野紅茶ブランデーケーキ」
口コミによると、小さめのケーキが300円くらいで買えるとのこと。喫茶で珈琲セット頼んでも500円くらいらしい。……東京だったら2倍くらいするのでは?一旦、人気商品のチョコチーズスフレロックオンですが3個100円のプチシューと290円の抹茶モンブラン(嬉野茶使用)も迷う。(水曜休みの10~17時頃営業だから大丈夫そう)
◎2022/3/11追記
嬉野の洋菓子屋さんはなぜ200~300円台なんでしょうか。シンプルなものならまだしも、東京で500円はしそうな色鮮やかなケーキが350円とか、チーズスフレが250円とか、パラレルワールドに迷い込んだのかと思いました。今回は、狙っていたチョコチーズスフレが無かったので嬉野を感じられそうな「嬉野紅茶ブランデーケーキ」を選択。しっとり大人の味でおいしかったです。「ひき茶ふりあん」と比べると軽めのふんわり食感で、実際嬉野紅茶を飲みながら食べてみたら最高のティータイムになりました。
【金額不明】太田まんじゅう屋「いきなり団子」
こちらには、いもとつぶあんのおまんじゅうとの情報だけ入ってきてます。元々は熊本名物なのかな?1日100個限定で、観光客というより地元のお客さんが多いイメージです。今のところ。お昼ごろにはもう売り切れだったという口コミもあったので急ぐ必要ありそうだな。(日曜休みの9~19時営業だから大丈夫そう)
以上、私なりにつくってみた旅のしおりでした。ちょうど10店舗。全て購入しても1,500円程度。やはり、行く前に予習すると気分が高まりますね。調べてみた今の印象は、どこのお店も嬉野らしさ全開ということです。嬉野茶を使って、そのお店らしい商品をつくられているところがとても多い印象です。
口コミを見ているだけでも安めの価格設定や手づくり感、お店の人たちのあたたかさでじゅうぶんぬくもり感じてますが、実際行くとまたさらに良いんだろうな……
では、行ってきます。
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