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何の取り柄もない人でも経営者になれる最も簡単な3つのステップ

こんにちは。唐突ですが、あなたは潜在的な経営者タイプかもしれません。

自分は今たいした才能を持っていないし(もしくは挫折した)興味ももっていない。たしかに客観的にそう見えるかもしれませんが、もしかしたら実はそこに隠れたビジネスヒントがあり、すでに持ち合わせている可能性があります。

今回は、少しその辺りを深掘りしてみたいと思います。

そして、いざ自分のブランドを立ち上げて販売をしようという際に、やみくもにスタートさせるのではなく、自分がいずれの販売や経営方法に向いているかを最初に分析してからでも遅くないかもしれません。

オンラインにおける小売の視点で大きくわけると2つのタイプに分かれると思います。

D2Cタイプ

ビジネスを始めるにあたって、前提にあるのが、それが「続くかどうか」になります。

そのため、自分が好きで続けられるものを見つけてやった方がいいというのは、根性論や精神論、自己啓発的に言ってるわけでもなんでもありません。むしろその逆で周りで起こってきた事実と結果に基づいたお話になります。

どういうことかというと、たとえば、サッカーが好きで仕方ない方は、練習中に一度ゴールに失敗したところでやめたりしないかと思います。おそらく、ゴールを決めるために何が必要か、それに興味が湧いて練習を続けるでしょう。

わたしは大人の年になってからバレエが好きになり、レッスンを始めて5年ほどになりますが、スポーツが苦手だった自分がなぜこれほど続いたのかは今思えば不思議です。先生にちょっと褒められたからとか、些細なことだったかもしれません。

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しかしいまだにうまく回転ができていないと自覚してますし、足もあがりません。そんなわたしですが、一度回転を失敗したところで、やめたくなったりしないですし、「少し回れた」その瞬間や小さな達成が楽しいです。Youtube映像でプロの演技をみたり、バレエの舞台をみたりするとますますモチベーションが上がります。できるところまで続けるとは思います。

こうした例えと同じく、ビジネスにおいても、必ず壁だったり失敗だったりが続きますが、不安がる必要はないと思います。スポーツや趣味の世界と似たようなもので、むしろそれを越えることに楽しさすら感じることもあると思いますし、だからこそ自分がハマるものをやった方がいいということかもしれません。

それはいつはじめるのか、自分自身が決め、やめるときも自分自身で自由に決められるのです。


あるオーストラリア人は、パーティが好きで人を驚かせたいという思いからiPhoneに栓抜きをくっつけ、その後商品化しました。

ある黒人女性は、自分の独特な質感の髪はむしろ誇りであり隠さなくてもいいはず、その疑問や気づきからウィッグを商品化しました。

あるお母さんは、1時間おきに目を覚ます赤ちゃんをとにかくぐっすり眠らせたい。その思いでひとつの赤ちゃん用毛布をつくりました。

ある男性は、好きな人にプロポーズして喜んでくれた、とある日の純粋な出来事がきっかけでキャンドルを開発し20万人以上ものSNSフォロワーを得ることができました。

なお、これらの経営者はみなさんD2Cの手法をとっています。D2CとはダイレクトTOコンシューマーの略で、商品を直接消費者へ届ける、いわゆる自社ブランドのEC展開そのものであり、国内外でこちらの販売のプロセスに注目がされています。

商品を直接どう伝えるか、経営者自身のエピソードや思い入れへの共感こそが購買に大きな影響を与えることがわかってきています。

こうしたShopifyの成功事例で登場する経営者もみなさん、「ビジネスのヒントは、その興味が継続できるか否かにある」といったことを提言されています。Youtubeでご覧いただけますので、ぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんを一瞬で眠らせ話題になったDreamland Baby
初年度2800万円の売り上げを築いたアフロヘアブランド
遊びから生まれた商品がクラウドファンディングで300万円を調達。ヒットのわけ
小さなECサイトが293,000人のSNSファンを得た方法「ダイヤモンド・キャンドル」

右脳派、クリエイティブへの関心、女性的な感性を持ちあわせる人がこのタイプに向くような気がしています。

Amazonセラータイプ

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逆に、好きでもなんでもないものを続けてビジネスを成功させてる人もいるのが事実です。これはゲーム感覚でこなしていき、達成に向かえる才能なのだろうと思います。

このような記事がありました。

【解説】誰がECで稼いでいるのか - NewsPics

“Amazon出店向けに特化し、転売事業からはじまり、自社ブランドに拡大させる。Z世代のちょっと上で25歳から35歳くらいの男性の経営層がメインで、この方たちは、良くも悪くもあまりSNSを使わない人たち、「せどり」と呼ばれている、商品を個人で仕入れて売って差額でもうけるというスタイルからスタートして、自分たちで商品を作るところまで踏み込み始めたタイプ。彼らがすごいのは、需要を予測する能力が高く、Amazonで、似たようなブランドを作るのが得意なことです。”

こういう方は多くの場合、その先に実現したいなにかがあるわけでもなかったようです(全員ではありませんが)。漠然とした夢や目標のようなものがないけれど、目の前のテストを回答していったり、課題をクリアしていくことそのものが自分の力を試していく行動であって、それが正しかったという証明の積み上げに達成感があるのかもしれません。

漠然と遠い未来に目標設定するというより、細かい目標設定があり、分析力が優れ、PDCAを続け、結果的に大きな達成に向かう。物理的に、作業的に事を進めることもできます。これをゲーム感覚で続け、快感に思えるのもこれまた才能だと思います。

論理的に説明ができ、数字を見ることに長け、左脳派、男性脳と呼ばれるような人がこのタイプにハマると思います。


これら2つのタイプ、どちらも共通点があって、「必ず続くものである」ということです。

そして、いずれも自分のコントロール配下の内容であり、決してやらされてるのではないので、ストレスの概念がないということが共通しています。

反対に、その行動には意味を持たないと感じる場合は、そもそも継続する選択肢から自然と外れていくだろうと思います。

そのため、無理に続かなくても構わないので、続かないという事実、自分がそれに興味を持って挑めるモチベーションが保てるのかを客観的に判断し、ただそれを受け止めるだけです。悲観することはありません。


自分がなにを仕事にすべきか、その探し方の答えとして、3つにまとめました。

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1 「すでにやっている」ものの可能性が高い

つまり、それに気がつくだけなのかもしれません。

2 自分が右脳派か左脳派か、タイプを診断してみる

診断メーカー的な何か方法あればやってみるのもいいかもしれませんが、自分がどっちのタイプなのか把握し、先述の2タイプを振り返って当てはめてみます。

3 気になってしかたない課題や悩み、言われたことや出来事があれば、書き出してみる

その解決のために少しでも動けるのであれば、続くかどうか別として、とりあえずやってみること。結果的に続かなくても、それはそれで事実として受け止めて、悲観せずまた別のことに向かって動いてみましょう。

ちなみにわたしの場合は、ファッションを軸にクリエイティブなことを続けてみたところ、見事にハマりました。その最中に分析的なことを行い、必然的にそれが続いたので、マーケティングを実行し、小売展開をして一定レベルまで成功させることができました。このように両方持ち合わせていたことが結果としてわかったのですが、そうした人もいます。

以上、何の取り柄もないと思ってる人や、興味を持てない人が、自分に向いている仕事を見つけて経営できる方法でした。

みなさんのビジネスのヒントになれば幸いです。

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▼タエラボ(世界の成功事例)

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それではまたお会いしましょう。

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Taeko Mitamura

EC歴18年。アパレルメディア、ショッピングサイトを経営しECプランナーとして活動中。

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