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浅草の古着屋さんと80年代シティポップのお話

今日はちょっと”古い”お話🙌
先週末は薄曇りだったのですが、浅草に行ったんです。小雨で寒かったですが、そんな時の下町散歩もおつなものです笑。

浅草自体が久しぶりだったのですが、最近インバウンドの影響がなくなったせいか、町並みがずいぶん落ち着いた感じもしました。
おどろいたのは、想像以上に若い人が多かったということです。横丁のような飲み屋が連なっている場所があるのですが、少し露天になっていて、すごく賑わっていました。

コロナの影響かもしれないですが、なかなか遠出もできないし、近くのあまりいかない地域に出かけてみようという気持ちがもしかしたら若い人に生まれているかもしれないです。

散歩していると、狭い路地の隙間にぽつんと浮かび上がるような3階建の不思議な古い建物があって、近づくと古着屋さんでした。

▼古着屋さん(東京蛍堂)


地元や古着屋さんの中ではもしかしたら有名なのかもしれないですが、入ってみると昭和初期にタイムスリップしたような建物と、洋服が相まってちょっと面白かったです。

部屋が、リビング、書斎、着替え部屋など、まるでそのまま人や家族が住んでいるかのような感じで分かれています。その中でも女性の部屋には着物があったのですが、古い着物というよりも、羽織に使えそうな感じで、生地をリメイクしたのだと思うのですが、斬新な感じがしました。

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男性の部屋には少しダボッとした感じのデザインが古めのスーツ、それに同じ列には着物が置いてあるんですね。和と洋が分かれていない感じが面白いというか、こうしてスーツの隣に着物があると、なんだか着物が欲しくなりますね。着物をコートのように着るのもいいんじゃないかな、と。ちょっと真剣に探してしまいました。

古い建物の中に、古着屋さん、ありそうでないような空気感が和洋ミックスの着方をあえて提案してくれているような不思議さがありました。
もしかしたら、いま「原点回帰」というか、昭和やレトロ感、古いものの良さを見直している人も増えていますかね。

ところで、シティポップってご存知ですか?音楽好きの方はみんな知っていると思うのですが、昔の昭和70−80年代のころの日本のポップスが世界的に注目されて流行しているんですね。

▼シティポップについて


火付け役は竹内まりやさんの「プラスティック・ラブ」をYoutubeで見た外国人が、なんだこの“新しい”曲は!!ということで、そこから瞬く間に再生回数が200万を超えて、日本のシティポップジャンルが見直されるようになったんです。

どういうことかというと、80年前後に日本のレコードが海を渡らない時期があって、その時代の音楽がぽっかり空いたまま海外にも全く浸透されず知られないまま今に至ったんですね。

いまになって、とても斬新に聞こえるメロウな曲調や雰囲気がなんともいえないそうです。わたしも詳しいわけではないのですが、かなり小さい幼少期に聞いていた時代の曲調なので、なつかしさがあって好きです。

▼竹内まりや プラスティック・ラブ(200万超再生)


海外で注目されたことで、日本のレコードショップでは外国人を中心に探し求められまして、シティポップジャンルが高値で取引されるようになり、爆売れしているそうです。

今日は昭和レトロな話でしたが、原点回帰という視点で、ECだけでなく、なにかのインスピレーションや考え方の参考になれば幸いです。

<TAEKO>
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