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予想外!その、「わからなさ」にありがとう。(494文字)


ねぇ、AI。
わたしの望むタイミングで、
わたしの望む方法で、
わたしの望んだ量だけ、愛情がほしい。
ハイ、わかりまシタ。


ちょっと優しい声をかけてほしいだけなのに、
ちょっと抱きしめてほしいだけなのに、わかってくれない。
スキンシップやことばでの愛情表現が少ない夫に、もやもや。



「好きじゃないのかな…」
「いやいや、ちょっと考えてみいな」と、もう一人の自分が突っ込む。


誠実であること、
稼ぐこと、
家族を第一に考えてくれること、
家事を手伝ってくれること、
文句を言わず美味しくご飯をたべてくれること、
尊重してくれること。



「考えてみると、豊かな愛情をいろんな形で表してくれていたんだね」
「うん、そやねん!」


ねぇ、AI。
AIの好きなタイミングで、
AIの好きな方法で、
AIのすきな量だけ、愛情がほしい。
ソレはデキません。


夫婦や親子でもお互いに理解できないところもいっぱいある。時にはけんかもすれ違いもあるけれど、「わからない」「予想外」があるから飽きないのだろう。
だったらその「わからない部分」こそに、ありがとう。


どんな賢いハイテクAIにもできないことをしてくれる、大好きな人たちに昨日も今日も明日もありがとう。


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