見出し画像

パートナーといても、ホッとしない貴方に。(1,273文字)


夫といてもホッとしない、気を遣う。
話すことがない。
そんな方へ。


恥ずかしながら私の体験を
まるごとシェアさせていただきます。
参考にならないかもしれませんが、
少しでも何かのきっかけになれば幸いです。



上海に赴任して
怒涛の忙しさだったころ
離婚寸前の大喧嘩をしたことがあります。
たしか
離婚したいと私は言ったと思います。


育児やなれない生活、仕事
お互いいっぱいいっぱい
そんなころだったのだと思います。

お互いの言葉に、
自分が発する言葉に傷つき
私は大泣き、夫も珍しく感情があらわに。
お互いが
「わかってほしい、わかってくれていない」
状態だったように思います。

好きで恋愛、結婚したとて
夫はどこか分かり合えない存在、
気を遣う人だと思っていました。


大喧嘩をしたとき、
泣きはらした開かない目をしながら私は
ふと分かりました。
「この人はわからないんだ」
ストンと突然肚落ちしました。


忙しく余裕がないこともそうだけれど、
超能力者じゃないし、
そもそもが鈍感なんだ。
友達や家族と比べても付き合いも浅いし、
察するなんてそもそも難儀すぎるわ、と。

大好きで尊敬する優しいこの人なら、
「わかってくれる」
私を好きでいてくれること人なら
「わかってくれる」
相手に全力で期待していたことに、
夫に幻想を抱いていた自分に
気がつきました。


諦めてからは、

〇等身大の、夫そのものを
しっかり見られるようになった
〇辛抱強く付き合う
相手と本腰入れてつきあう
向き合って受け入れる覚悟
そんなものを感じてくれた
〇向き合うプロセスで信頼と
愛情を感じてくれた

どれかか、どれもか、

そこから8年ほどたった今は
パートナーであり親子、
兄弟、親友のような親しみを感じています。
夫からも信頼を寛ぎを
感じています。


いまご主人はあなたの、

そっと見守り
相手を尊重する気持ち。
ガミガミいう口先ではない本質的な優しさ、
そばにいる居心地のよさをまるごと感じて
ご主人は安心し今もそのままの自然体で
過ごされているのだと思います。

ただ、
あなたの孤独感や、
楽しみたい気持ち、
いろいろな置いてきぼりなところは
スーパー仕事できるマンでも
家モードでは完全オフで
気がつかない、
むしろ気づかないふり。
面倒なことをさけているんだとおもいます。


「なぜ妻の機嫌がわるいのか」

ご主人にとって会社の難題を解決するより
難しいこと、
向き合いたくない事象かもしれません。

それだけあなたといることは
ご主人にとって甘えられて
楽な状態なんだと思います。
ただあなたにとっては
また違うと思います。


また、
夫の場合ですが、

どう思う?
何を考えている?
聞かれたときの
「思いを言葉にする」というプロセスが、
仕事では理性的に処理できても、
自分の感情がはいる部分になると途端にできなくなる傾向にありました。
いまもです。

ちなみに、
想いを言葉にしたところで、
たいそうなことや深い思考があるわけではなく、大抵の場合は
「思い」は
とてもシンプルです。
大したことは考えておられません。
【夫は】


わたしも何かを言えるほど立派にできた立場ではありません。
が、今後も夫婦ともに成長できれば
そしてしあわせに暮らせればと思っています。



いただいたご厚意は、今後の執筆の原動力にさせていただきます。 これからも楽しんでいただける記事を執筆できるよう 精進していきます。 今後とも応援宜しくお願い申し上げます。