蚊敏感くん蚊鈍感さん。(1003文字)
夫は蚊がきらい。
姿や気配を見つけると、仕留めるまで決してあきらめない。
起きているときはもちろん、たとえ寝ているときでも気配を察知。
どれだけ眠くても素早く身を起こし、寝室の照明を全灯して寝ている私たちを起こす。
蚊の全ての出口を封鎖し、場所をつきとめて仕留める。
物凄い執念をもって蚊に挑む。
そのときの目をのぞきこんだことはないけれど、血眼になっていそうで怖い。
寝ているときでも蚊を察知することができる夫でも、さすがに不在のときはわからない。
夫がいないときは報告メー