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2024年4月21日(日)曇り

4月21日、昨晩も、精神科ナイトケアの若いお友達と飲んだことで、あれでよかったのかなぁとか考えていて、あまり調子が良くありませんでした。

埼玉ソーシャルフットボール協会の総会で、プレッシャーがかかったことも大きかったです。

寝る前の歯磨きですが、吐き気が出ている状態だったので、歯磨きはあきらめて、お薬を飲んで、ふとんに入って、精神科ナイトケアにて学んだ「マインドフル・セルフ・コンパッション」のスージングタッチと呼吸の瞑想を行い、眠りに就きました。

プレッシャーが強くかかりすぎて、鼻がつまっている状態でしたが、気持ちを落ち着かせることと、あまり焦らなくていいと言い聞かせていたら、いくぶん鼻の通りも良くなり、思考も消えたので、眠りに就きました。

入眠するのに時間がかかりましたが、眠ることはできました。中途覚醒もありましたが、眠ることができたのでよかったです。

朝8:10くらいに目が覚めてからは、横になっているか夢うつつな状態で過ごしていました。

10:00くらいになって、起きました。精神状態的には、いい方だったので、ホッとして起きた感じです。

起きて、朝食をいただいて、実家の母に電話したところ、お昼を用意してくれるとのお話だったので、12:30くらいに実家に帰るとお話しました。

母から「OKマート」にて、天ぷらを買ってくるようお話があったので、OKマートに寄って天ぷらを購入して、実家に帰りました。

実家に帰って、昼食をいただきました。昼食は、母が茹でてくれたひやむぎ、天ぷらです。ひやむぎ、たいへん美味しかったです! ごちそうさまです。

昼食をいただきながら、両親とお話を楽しみました。

母が、僕が時々、お仕事をお休みしていることを心配していて、いろいろ優しく声を掛けてくれました。それと、母のペースメーカーの手術が無事終わったことと、弟のmasaさんが社会福祉士に合格したお祝いをするお話になって、お店も与野にある「神龍美食坊」に決まって、ほっとしました。母は、神龍美食坊の天津が好きみたいで、いただきたいとお話していました。

少し父の方が心配で、母のお話によると、父がうつになったみたいで、よく寝込んでいるというお話を聞きました。ちょっと心配です。

母は、母が入院していた時に買って持っていったナンプレを楽しんでいるそうで、少しホッとしました。母は数独が好きなのでよかったなぁと思います。

今日は、ゆっくりお話しできて、よかったです。昼食もありがとうございました。

実家にて昼食後、家に帰って、しばらくのんびり過ごして、読書を楽しみました。読んだ本は、中沢新一さんが解説されたレヴィストロースの「野生の思考」と、放送大学の教科書「総合人類学としてのヒト学」です。

中沢新一さんが解説されたレヴィストロースの「野生の思考」は、「火あぶりにされたサンタクロース」を拝読しました。長いですが、引用します。

このように神話思考が活発な活動をしているのは、なにも未開社会だけではないことを、ことあるごとにレヴィストロースは強調しています。そのような実例として、私たちにも馴染みの深いクリスマス祭をとりあげてみましょう。

ヨーロッパのクリスマス祭が、古代ローマやケルトの異教の祭がベースになっていることは、よく知られています。太陽の力が一年のうちでもっとも弱くなる冬至をはさんだ季節は、世界中の「異教の民」にとって危険をはらんだ重大な時期でした。この時期、昼間の時間が極端に短く、夜の時間が極端に長くなります。昼と夜のバランスが大きく崩れるこの季節には、生者と死者の力関係のバランスも崩れて、死者たちが生者の世界に侵入してきます。そのため、冬至祭には、死者に扮した仮面の神々が物顔で歩き回るようになります。そこで人々はこの死者の霊をあらわした異形の存在たちに、さまざまな贈り物(お供え物)をあたえてご機嫌を取り、お引き取りいただくことによって、ふたたび世界のバランスを回復しようとする祭をおこないました。

このとき、子供や若者が、死者の役につきました。子供はまだ「あの世」から出てきて日も浅い存在ですし、若者はどこの世界でも「ヤンキー」として、この世の秩序を紊乱しようとする傾向があります。こうやって死者霊をあらわす異形のものを親切に対応すると、福がやってくるという信仰です。

こういう異教の祭を、キリスト協会は上手に「キリスト生誕祭」であるクリスマスに組み込んだのです。キリストがお生まれになる前の冬至の時期には、世界が闇を覆い、悪鬼や死霊が徘徊していた。そこにイエスが誕生することによって、この世界には光がもたらされることになった。こうしてヨーロッパのキリスト教世界ではクリスマスをクライマックスとする「十二夜」の祭が、おこなわれていたのです。

ところがブルジョアの世界である十九世紀になりますと、「十二夜」の前半をなす部分は良俗に反する危険な思想をはらんでいるとして、問題視されるようになります。とくに子供と若者組の行動は白い目で見られるようになり、都市部からしだいに祭の構造が変化してきます。祭の主役だった子供が家の中に籠って「いい子」であるようにしていると、家の外の闇の中から「鞭打ちじいさん」がやってきて、子供を脅しながら贈り物を届けてくれます。この「鞭打ちじいさん」にはまだ死者霊の色濃い雰囲気が残されていましたので、しだいにそれも古拙だと見られるようになりました。そこに登場したのが、キリスト教の伝統の中で「子供たちの守護聖人」と考えられてきた聖ニコラウスです。こうして「鞭打ちじいさん」にかわって、優しい面貌をしたサント・ニコラウス=サンタクロースが、登場することになったわけです。

冬は古代の異教世界では「贈与の季節」と考えられていました。盛大なお祝いの祭がくりひろげられ、贈り物を交換しあうのです。「十二夜」もこの贈与の祭の一環でした。サンタクロースが子供に贈り物を持ってきてくれるのも、その前身である冬の祭において、子供や若者組の扮した死者に贈り物をするのも、共同体どうしがさかんに贈り物を贈答合戦するのも、みな「冬は贈与の季節」という未開社会いらいの「野生の思考」的な感覚が残されているからです。そこに目をつけたのが、近代の資本主義でした。「冬は贈与の季節」という感覚に手が加えられて、クリスマスは盛大な「商戦」のくりひろげられる祭の時期へと変貌したのです。

レヴィストロースは論文の中で、「死者との交換」のような「野生の思考」の産物が、現代の資本主義文化の深層部でしたたかな活動を続けている様子を、あきらかにしています。それどころか資本主義自体が、「贈与」や「増殖」をめぐる「野生の思考」から生命を得ています。現代の経済システムですら、新石器時代以来の普遍的思考法を土台にしているわけですから、「野生の思考」を遅れた不完全な思考と言ってすますことはできません。

お話、たいへん面白く勉強になるお話でした。人類の昔からの思考が大元になって、今の社会も成り立っていることがわかるお話だったので、すごい勉強になりました。お話を拝読していると、野生の思考というか、自分自身の直感みたいなものや、生活している感覚や思考が、野生の思考と結びついていることがわかり、たいへん面白いお話です。中沢さん、お話ありがとうございました。

『野生の思考』 2016年12月 (100分 de 名著) | 中沢 新一 |本 | 通販 | Amazon

放送大学の教科書「総合人類学としてのヒト学」は、別の機会にまとめて勉強したいと思います。お話は、たいへん面白く勉強になりました。ありがとうございました。

読書後、17:00を過ぎていたので、夕食をいただくことにして、与野本町にある「すき家」にて、サバ納豆定食をいただきました。たいへん美味しかったです! ごちそうさまです。

黄身が2つ入っていて驚きました!

夕食後、家に帰って、しばらくのんびり過ごして、僕の尊敬する糸井重里さんのホームページ「ほぼ日」を拝読しました。

糸井重里さんとピラミッドを研究されている先生のお話を拝読しました。今から4500年前のパピルスに書かれた古代文字がでてくるのか、すごいむずかしいお話ですね。4500年前に造られたピラミッドとスフィンクスのお話をされていますが、すごいむずかしそうなところでもありますが、研究としてはものすごく面白そうなことも伝わってきます。ロマンのあるお話というか、4500年前の人たちのお話、ものすごく興味深く勉強になりました。ありがとうございました。

(7)ナポレオンが大砲で鼻を壊した? | 不思議でいっぱい。心ときめくピラミッド!の話 | 河江肖剰 | ほぼ日刊イトイ新聞 (1101.com)

今日も何が原因かはわかりませんが、プレッシャーを感じていて、軽く吐き気が出ている状態です。いや、本当に困ったものです。

やっぱりソーシャルフットボールについて考えをまとめるのが、無意識的にプレッシャーになっているかもしれません。ソーシャルフットボールについてのお話をまとめることは、少しずつ進めたいと思っています。

それと、僕が、ソーシャルフットボールについてのお話をすることは決まりましたが、埼玉ソーシャルフットボール協会の運営委員のみなさんにも協力していただかないといけなくなって、そのプレッシャーが大きくなっている感じです。

次に精神科ナイトケアに参加した時に、そのあたりの相談を副代表の方にするつもりでいます。何とかなるとは思うのですが、落ち着いて進めたいと思います。みなさん、よろしくお願いします。

あまり調子がよくないので、早めにお休みして、明日に備えたいと思います。

明日は、調子が良ければ会社に出勤して、お仕事を行います。明日は、部署異動の日で、新しい部署でのお仕事が始まります。あまり気負わないように努めたいと思います。仕事後、至誠堂整形外科にてリハビリを受ける予定でいます。明日もみなさん、よろしくお願いします。寝ます。それでは、おやすみなさい。

コブクロの「蕾」は、僕はよく聴いていて、昔の僕は、気持ちが落ち込んでいることが多かったので、聴いていて寂しい気持ちを共感する音楽だったのだと思います。精神科デイケアスタッフさんは、コブクロの「蕾」は歌えないとお話されていましたが、昔の僕はデイケアのカラオケで歌っていました。両親も弱ってきている状況の中、この音楽を聴くといろいろ考えさせられるものがあります。音楽ありがとうございました。

コブクロ - 蕾 (youtube.com)

今日もみなさん、お付き合いありがとうございました。明日も、よろしくお願いします。

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