見出し画像

桜のころ/甲本ヒロト 上書きされる”卒業式”の記憶

知る人ぞ知る隠れた名曲

桜のころ(作詞:甲本ヒロト / 作曲・編曲:坂本龍一)

遠くなり消えていく音楽隊のパレード…

このリフレイン好きですねえ。

自分の卒業式にこれと言った感慨はありませんでした。
幼稚なのか心が未発達なのか惜別より待ち受ける未来が楽しみすぎて。

あの頃は、桜は入学式のころに咲いていたような気がします。
中学の卒業式で、生徒会長かつ野球部の主将だったNくんが、答辞を読み上げたときに、『沈丁花』を『ちんちょうげ』と言い間違えて会場に笑いが起きたのを覚えています。
だから、卒業のころには沈丁花が咲いていた…はず。

やはりそうなんですね…


卒業式の記憶は上書きされました。
子どもの卒業は、子育ての卒業でもあります。
大学や専門学校の卒業式に親は行かない、来てくれるな、という選択も多いようですが、私は万障繰り合わせ(笑)出席しました。
あまりに会場が広すぎて、子どもの姿を認めるだけのものでしたけれど。


大阪城公園、日本武道館周辺、JR総武・中央線車窓から眺める市ヶ谷界隈…
子どもたちの卒業を見送るために訪れたときに桜が咲いていました。
機会を作らなければ桜の季節に訪ねることはないであろう、遠いところです。

いつまでも忘れないようにたいせつにします。


※大阪城公園の画像は豆千佳さんよりお借りしています。
ありがとうございます♪




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?