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自己肯定感とは

きょうは『宝塚記念2020』ですね。兵庫県はAM6:00時点で雨降りです。

それでは、本題に入ろう。

僕たちが自分の能力を最大に発揮し、すばらしいパフォーマンスをうみだすためには、セルフ エスティームが必要だと思います。

セルフ エスティームはポジティブな自己イメージですが、自分としても誇りに思い、他者からも充分に認められるであろうという自負心・自尊心であるともいえます。

セルフ エスティームをもつためには、まず自分自身を知り、自己の防衛のメカニズムを知り、なぜ自分が特定の行動パターンにこだわっているのかを理解しなければならないと思います。

防衛や避難的態度がなくなって初めて、人は成長することができ、セルフ エスティームを持てるようになると思います。

セルフ エスティームは『自分が考えている自己』について、その人のもつ感情です。

その人が望む自己とその人が認知する自己が一致した時に、その人はポジティブな自己概念を持ち、その結果、活動的になり、自分で意志決定し、自分に気付き、重要で好かれる存在であるという、つまりその人がなりたかった自分であるという感じををもてるようになるのだと思います。

セルフ エスティームは、その人がなりたい人間のタイプになろうとすることから生じます。

それが、その人にとってどんな意味を持つのかに気づき、その通りに行動し始めることから生じるものなのです。

ですから、健康な職場というものも、気づきによって達成されるということがいえます。

古くから述べられていることの中に新しい秘訣がある。

「私が飢えた女性に魚を与えれば、彼女は空腹でなくなる。

私が彼女に魚の釣り方を教えれば、彼女が飢えることは、もうなくなるだろう。

しかし、私が彼女に自分で魚の釣り方を学ぶような状況をつくってあげれば、彼女は飢えないだろうし、セルフ エスティームを高めることができるだろう。」

              ウイル・シュッツ著「自己と組織の創造学」

最後に

セルフ エスティームは、組織における全ての人間関係の中心です。

チームワークの問題というのは、メンバーの相違から起こるのではなく、メンバーの柔軟性のなさとメンバーの防衛的行動から生じるものだと思います。

セルフ エスティームの低さ、そのこと自体が暴露されてしまう恐れが由来して、問題解決が妨げられてしまうのです。

低いセルフ エスティームから起こる個人的な問題を効果的に扱うことができた時に、組織内で行われている向上のためのプログラムが、初めて成功することになると思います。

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