【化学選択者へ】有機化学を速く解く勉強法
こんにちは
京大医学部医学科のShimonです!😃
科目ごとの記事第二弾です
今回は化学の中でも解くスピードと安定性が求められる「有機化学」についてです🧪
有機化学は実力を磨けば安定して高得点を狙える科目ですので医学部合格においてはとても重要です
この有機化学の実力を確実に上げる勉強方法は
「化学式や操作のパターンをノートにストックする」📖✍️
です
このストックを増やしていき、復習し頭に入れておくことで
有機化学の問題を解くスピードが上がる上に安定性も増します
有機化学を速く終わらせることができれば他の理論分野などに時間を割くことができるのでより高得点を取ることができるようになるのです
さて、このストックの具体的な方法について
1つ目は
「化学式から考えられる構造式を把握しノートに書いておく」
です
試験中にある化学式が与えられてその場で可能性のある構造式をいちいち考えていては時間がもったいないです
そのような時間のロスをなくすためにも日頃から化学式から考えられる構造式を把握しておくことは必要不可欠なのです
簡単なものでいえば
C₃H₈Oならば
というような感じです
あくまでこれは簡単な例ですので、考えられる構造式は少ないですが
複雑なものをストックしておくほど有利になりますので
構造式が何個も考えられるような化学式でも粘り強くストックしましょう
2つ目は
「操作のパターンもストックしておく」
です
有機化学の問題では様々な操作の上で構造を決定させるものがほとんどです
途中でなされる操作にも限りがあるので、メジャーなものからマイナーなものまでノートに書き留めておいて、結果としてどのような構造になるのかを覚えておきましょう
例えば
「ナフタレンを酸化バナジウムを触媒として空気酸化させるとAが生成した」という問題があったら
ここで生成されるのは「無水フタル酸」ですので「ナフタレンを酸化バナジウムを触媒として空気酸化させると無水フタル酸ができる」とノートにストックします
以上のことをまとめると
1.「化学式から考えられる構造式を把握しノートに書いておく」
2.「操作のパターンもストックしておく」
です
有機化学の勉強を始めた時から専用のノートを作りストックを一個ずつためていきましょう
もう有機化学の勉強を始めている人でも今からでも遅くないので必ずストックを増やしていきましょう
コツコツと積み上げて頭に少しずつ入れていけば必ず有機化学は安定するので頑張ってください!💪
それではまた次回お会いしましょう!👋
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