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第一次インドシナ day14 ぶらぶらプノンペン

当初はプノンペン経由でそのままベトナムのホーチミンに行く気満々だったが予定変更でカンボジアに居座ることに。そもそも明日帰国やし。

今日はパブストリートで知り合ったカンボジア人の女の子(ヤンさん)にプノンペンを案内してもらう。 な、なんてコミュ強なんや、、、(自賛)

虹の掛かるメコン川。エモい。

まずはカンボジアの王宮へ。
名前はそのまんまロイヤルパレス。青空だったこともあって非常に綺麗(なんなら金ピカ)だ。
おいくらだろう?
敷地内は正直あまり広くはないが、国王の像や写真が至る所にあり、カンボジア人がいかにシハヌーク国王を尊敬しているかが伝わってくる。

なお散策中にショボい像のあるチンケな木があったのだが、聞くとブッダが産まれたところだとか。
マジかよ。ショボいとかチンケとか言ってすいません。記載文章を読む限りブッダが歩くと花が咲くらしい。シシガミ様やね。
(世界的にはブッダ生誕地はネパールのルンビニだと言われているが気にしてはいけない)

カンボジア王宮
ブッダ爆誕の地(諸説あります)

続いて敷地内で1番目立っているシルバーパゴダへ。シルバーが示す通り、床が一面銀で覆われているとのこと。グーグルの評価も高いぞ。
リアル銀閣寺やん、と喜ぶも内部は絨毯が敷き詰められており肝心の床が見えない。なぜだいグーグル、これじゃフェイクニュースだ。

シルバーパゴダ。手前にはアンコールワットのミニチュア

昼食はヤンさんオススメのファストフードへ。観光地価格ではなく、地元民御用達ということで値段も安く(約1ドル)楽しめた。

聞けばヤンさん大学では教育関係を学んでいて、先日卒業した模様。ちなみにもう1人の女の子はヤンさんの妹さんだった。こちらは高校卒業したての模様。
ここでも日本に感謝していることを言われる。カンボジアでは日本語朝鮮語中国語のどれかを学ぶ機会があるが日本語が一番多いとのこと。

お腹を膨らませた後は街の小山にあるワットプノンというお寺へ。王宮近辺と違いこちらは豪華というわけではないが、質素な感じが逆にイイね!!
日本のお寺と雰囲気が似ていることもあり、ここではのんびりまったりしていたのだが、いつの間にか現地のおばさん達に絡まれる。ついでに写真も撮ってもらう。やっぱり優しい。

ワット=プノン。円形交差点に隣接

その後は国立博物館へ。
ヒンドゥー教と仏教を中心とした様々な遺物が置いてある。国立なんだから冷暖房完備されてる…なんて甘くはない。完全に吹き抜けでクーラーなんてものは当然ない。
超重要そうな遺物も全く柵で囲まれていなかっし大丈夫かカンボジア。(扇風機はある)

そんな僕を他所にヤンさんがいろいろ教えてくれる。世界史選択なのでラーマーヤナとかシバとかヴィシュヌとかガネーシャ出てくるたびにテンション上がっていた(決してパズドラの影響ではない)。
もっとも、僕の御粗末なアンポンタン英語力では半分くらいしか解読できなかったが。

あと、この国立博物館で日本人熟女達のツアーの一団と出会った、というより発見した。彼女らはキーキーやば〜いとか騒ぐから非常に見つけやすい。側からみたら中国人観光客となんも変わらないぞ。恥ずかしい。

中は意外と広めな国立博物館。

その後ヤン姉妹と別れてナイトマーケットに。規模は小さいが完全に地元向けであり、チェンマイの観光客向けとは違う温かさを感じた。
なんかトークショーもやっていたが大阪生まれの僕は一瞬でそれをお笑いであると確信する。
そして地元民向けだからか安い。観光客向けの店の3分の1ぐらいの値段である。

プノンペンのナイトマーケット

ここで晩飯を食した後は夜のプノンペン市街へ。といってもシェムリアップのようにナイトクラブに行くわけでもチェンマイのようにニューハーフショーに行くわけでもなくタダの街歩きである。王宮周辺や独立記念塔などはライトアップされていて非常に美しい。

ライトアップされた王宮
ライトアップされた独立記念塔

大通り公園的なところには屋台がたくさん出ていてカンボジア人が賑やかに談笑しており、彼らの生活を伺わせる。とても平和そのもので、途上国によくある危険なイメージは感じられない。

なんたって街中に観覧車があるのだ。まるで大阪梅田じゃないか!!そして近くにはラーメン屋の屋台も。いやほんとに大阪梅田じゃない??

途上国名物、街中の観覧車。
道端に突如出現する「ラーメン」の文字

治安は良いのは良いことだが、前提として夜はバッチいぞプノンペン。
道にゴミが散乱しまくりである。ゴミ箱に捨てるという概念がないのだろう。
ただ、朝には綺麗になっていたことから、どうも夜の間に清掃業者がゴミを回収していっているようだ。まぁ東南アジアの夜の路地裏はどこもバッチいし仕方ないけど。

今日のホステルはとても感じの良いホステル。金額は昨日のおよそ半分の1泊7ドルと良心的。そもそもカンボジアの人は優しいので更に心地良く感じる。金額交渉の時は互いにガチるがそれ以外だと非常に温厚である。
まるで大阪人やね!

なぜそんなに大阪を出すか?
そりょ大阪人ですからワテ。

#日記 #エッセイ #カンボジア #旅行記 #バックパッカー #一人旅 #海外旅行 #プノンペン #写真

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