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インドシナ day4 超獣に会おう

朝一でストーカーに遭遇
初日にチェンマイ空港で僕を捕獲したタクの運ちゃん、起きれば宿の前に待機していた。怖っ!!
これは逃れられない。腹括ってストーカ…もとい運ちゃんに従うことに。1日チャーターで約3000円、日本基準だと全てが安く見える不思議。

↑1日を共にするタクシー。この時運転手は僕を置いて近くの売店にジュースを買いに行っていた
**
「キリンさんが好きです。でも象さんの方がもぉっと好きです。」**
と、某引越し会社のCMで童女が宣言している通り、日本人は基本的に象さんが大好き。
というわけでチェンマイ=エレファントキャンプへ。名前の通り象がいるアミューズメント施設だ。
受付のBBA…もといマダムが言う。
クルーズにライドにショー付けて1650Bよ、と。
だが金がないのだ。ショーオンリーで、と言うと阿修羅の顔をするマダム。だが無いものは無い。
ケッ、このビンボー人が。
そんな無言の罵声を浴び、500Bのショーのみを選択。

ここにいる象さん達だが非常に頭が良い。絵が描ける、お辞儀ができる、サッカーもできる、バスケもできる。まさにスーパーエレファント達だ。

↑絵を描くピカソ象

↑ダンクシュートを叩き込むマイケルジョーダン象

ショーの終了後には象とふれ合おう!なんなら餌をやろう!もちろん餌は課金だ!のイベントに参加。毛皮をイメージして象の頭部に触れるもこいつら毛が硬すぎて痛い。綱引きの綱みたいな感触だ。

エレファントキャンプを終え、続いてドイステープとかいう寺院に。標高1080mの山の頂に聳えるこの黄金の寺院は1383年に建てられたとのこと。これ全部売り払ったらナンボになるんやろか?と考えてしまう。ここには民族衣装を来た少女達がたくさんおり、写真撮影に応じていた。ドストライクの子を見つけた僕は喜び勇んで一緒に写真を撮ろうとしたがいつの間にかいなくなってしまった。僕の煩悩が生み出した幻だったのだろうか?

↑民族衣装に身を包む童女。名誉のために言うと断じてこの子達がドストライクなわけではない。

↑全てが金ピカなドイステープ

↑とても金ピカ

↑ドイステープに彫られたレリーフ。普通にすごい。

ここからはチェンマイ市街がよく見え、どこにスコールが来ているかも一目瞭然。ただし北方の薔薇の異名を持つチェンマイだが、こうして全体を俯瞰して見ても、普通の街としか思えない。一応タイ第2の都市らしい。

↑チェンマイ市街地。真ん中の若干四角く囲われている部分が旧市街である

↑めっちゃスコール

一昨日の段階ならこの後首長族の村に行く予定だったが、タチレクの村と比しても完全に人間博物館となっているらしいので辞退。虎が観れるツアーとかもあったのだがなんとちょうど我らが阪神タイガースが赤い鯉ごときに敗北したため、虎を見るだけで泣く可能性が生まれたためそれも辞退である。
(運ちゃんはしきりにタイクン、タイクンと言っており、それがタイガー=虎だと理解するのには20分かかった)

ドイステープから頭文字Dにでてくるような山道を通りチェンマイ市街へ。帰路のタクシーの中では圧倒的前後上下左右三次元的振動がなされており、あっという間に僕の三半規管は吹き飛んでしまう。まぁ要するに酔ってしまったのだ。タクシーの中でゲロリンパしなかったのは超人的耐久力を持つ僕の胃のおかげであろう。
それにしてもタイ人の運転はおかしい。彼らにはとっては信号?ハァ?何それトムヤンクン?ってレベルなのか。よく死人が出ないと思う。ぶっちゃけ某ネズミランドのビックサンダーマウンテンよりも普通に怖い。

市内に帰還した後はパスタを食べるというタイ冒涜プレイ(不味かった)を行い、サンデーナイトマーケットに向かった。ちなみに一昨日のはナイトバザール、昨日はサタデーナイトマーケットとそれぞれ別物である。こちらも相変わらず賑わっておりチェンマイ旧市街の中央通りが丸々長大な市場となっていた。毎晩どこかでこんな面白い市場やってるとは羨ましい限りである。しかも安い(本物とは言っていない)。

↑チェンマイカルボナーラ(とても不味い)

なおこの後スコールがマーケットを直撃したが折りたたみアンブレラを持っていた僕は、白人や中国人がオーマイガー叫ぶ中悠々とドヤ顔で練り歩いたのだった。

↑チェンマイ市内で見かけた公衆トイレのマーク。男性限界気味。

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