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🇺🇿ウズベキスタン・ブハラで遭遇した天使ちゃん

「天使ちゃん」とは?

海外旅行先で、
道に迷った、言葉が全く通じない、目的地が休館だった、などトラブルが起こったことはありますか?
ハプニングやトラブルがあった時に、どこからともなくスッと現れてタイミングよく手助けをしてくれた人のことを「天使ちゃん」と呼んでいます。
今回は、ブハラで遭遇した天使ちゃんを紹介します。

ブハラで楽しみにしていたこと

「ブハラ歴史地区」として世界遺産に登録されている、古都ブハラ。
というのも、ブハラはかつてのシルクロードの中継地。砂漠地帯でありながら、水源が豊かだったブハラは重要な中継地点で、関所のような役割もあったそうです。「タキ」と呼ばれるバザールでは、交易が活発に行われていました。

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現存しているタキは、今もお土産やさんが軒を連ねるエリアになっているとのことだったので、「ブハラでショッピング」が二重丸の予定になっていました。
お目当てはスザニ!伝統の刺繍が施されたファブリックです。

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この布がスザニです。ブハラの郊外にはスザニ博物館があるくらい。元々は嫁入り道具のような役割のものでしたが、今はお土産やさんに並んでいます。ウズベキスタンの女性は、3歳から針を持つのだとか。

スザニ、買うわよー!

とはりきったものの、なんせ種類がたくさんありすぎて1枚に絞りきれない。いっぱい買っちゃえばいいじゃない!とも思うけど、総刺繍なのでなかなかの重さ。
お気に入りの一枚に巡り会いたい。でも決められない。

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スザニ

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スザニ

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スザニ

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スザニとオヤジ

日本語OKの天使ちゃんのお店

すっかりスザニホリックになってしまったわたしたち。疲れもピークに達して来た頃に目に飛び込んできたのが

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読める!
味のあるカタカナの書いてあるスザニのお店に辿り着きました。

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お店番をしていたのは、リナちゃん。日本語を勉強している学生さん。
「勉強中」と言っていたけど、普通に日本語で会話できるくらい堪能です。リナちゃん謙遜まで憶えたのか

お気に入りの一枚を選ぶポイント

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「スザニが欲しいけど、どれを選んだら良いかわからない」と相談したら、2枚手にとって見比べて好きな方を残す。そこにまた1枚持ってきて2枚を見比べる。という勝ち抜きトーナメント方式にすると良いと教えてくれました。
なるほど!そうすると選びやすい。そういえば、益子焼の売り場でも言われたことあったっけ。

他には、柘榴やお花のモチーフが「家族の健康」「子孫繁栄」などそれぞれ意味があるので、モチーフでスザニ選ぶ方法もあり。

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リナちゃんのおかげで、スザニ買うことができました!ありがとう!

ブハラ観光

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カラーンモスク
ブハラの街は紀元前からできたそうです。イスラム文化が入ってきたのは8世紀頃ですが、チンギス・ハーンに破壊される時代、ソ連だったころに宗教が禁じられた時代を経て今日に至るので、モスクは修復されたものだそうです。

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城塞
城塞も、そんなわけでチンギス・ハーンにぶっ壊された時代を挟んでいます。コロナ禍が明けたら、観光に行ってあげて。

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スザニの他には鋳物も有名な工芸品。コウノトリの形をした鋏もお土産に購入しました。

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ブハラへ向かう道中の景色。
動物の鳴き声もしない、何もない場所がありました。夜こんな道通ったら泣いちゃう。

サマルカンドのホテルレビューはこちら

世界の天使ちゃんたちはこちら↓

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
世の中悪い人ばかりじゃないな、って和んでもらえたらいいなと思います。

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